水無月の旬・・・
「花菖蒲」…… これほど“味わった”年は これまで無かったかも 知れない ………
ここまで、夏を思わせる好天が続いたが …… 明日から 関東地方は 雲・雨 にシフトチェンジの模様 ………
そんなこんなで …… 今日の花菖蒲 ( 県立相模原公園水無月園 より …… )
朝 7時前 ~ 訪れる人は まだ少ない ……
花菖蒲は、日本生まれの園芸植物 …
山野の湿地に自生するノハナショウブをもとに作出され、古くから親しまれてきて … とのこと
江戸時代に ブームが起こり 多くの品種が生み出された ……
その当時生まれたのが 「江戸系」「肥後系」、「伊勢系」 ~ 代表的な系統として知られるようになる・・・
水無月園には今… 「江戸系」、「肥後系」、「伊勢系」 揃い咲き!!!
園内にあるボードより、この3つの系統を ご紹介………
「江戸系」
江戸末期、菖翁と呼ばれた幕臣の松平左金吾定朝が300種を超える新しい花菖蒲を作出。江戸でブームに………
園での観賞用として 上から見るのに適した花を咲かせる品種(平咲きの品種)が多くある … とのこと
「肥後系」
江戸末期、肥後藩主細川が菖翁から品種を譲り受け、自身の藩に広め発達した品種群。
室内での鑑賞という独自の発展を遂げ、大きく豪華な花を咲かせるのが特徴
「伊勢系」
江戸中期、伊勢松坂の吉井定五郎によって栽培が始められた品種群。
戦後、三重大学の冨野耕治博士が数多くの品種を作り出し、一般に普及していった。
その後、伊勢花菖蒲は三重県の天然記念物に指定、県の花にもなる。
外側の大きな花弁が垂れるのが特徴
それぞれに ………
水無月園には ~ 分かれた 別の区画もある・・・
花の色には いつも 心和む ・・・・・
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