探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

外来種塩焼き計画

2020年09月25日 | 釣り


さて、久々に渓流釣りしてみようかね。
場所はいつもの自宅から近い田園地帯を流れる川。
到着して驚いたのは、水量がかなり少なく、かつて実績のあったポイントのほとんどが底が見えるくらい浅くて釣りならない。
試しに竿をたらしてみるも、釣れるのは10㎝ほどの小さなニジマス&ヤマメばかり。しかも餌のブドウ虫が一発で取られてしまい、見る見るうちに餌不足に陥った。
ブドウ虫はもったいないので、イクラ(半分干からびた)に変更し、しばし様子を見てみる。


やや深く、流れがあり、木陰になっている場所。
今回の川の状態ではこのような場所は少ないので、大物が集まって潜んでいるはずだが・・・
ただし、あまり流れの緩やかな場所を狙うとすぐさまウグイが当たるので要注意。


ぼちぼち釣れました。
全てニジマスで最大は25㎝。塩焼き候補。
サイズ的には不満であるが、それなりに良い引きは楽しめたからいいか。
産卵のため遡上してきたと思われる50㎝ほどのやや擦れたサクラマスが泳いでいたが、繁殖期のサクラマスは餌にほとんど見向きもしないので諦める。
例えヒットしても一発で渓流竿を折られるだろう。


調子に乗ってみた

2020年06月12日 | 釣り

先日、仕事が休みということで探索へ行く予定だったが、上司から釣りのお誘いがあり急遽準備し仮眠をとってから留萌方面へ。
決定が当日であったので不足分の仕掛けの補充ができず、最低限の釣りができるくらいの準備しかできなかった。
今シーズン初の海釣りということで、お気軽モードでいいんじゃないですかね。

出発は深夜1時、到着は2時半。
天気予報にはやや風が強いとあったが、現地での風はかなり強く、立っているだけで体がふらつき、寒くて手がかじかむ。
釣りすること自体難しいと思われたが、波は意外に穏やか。
磯釣りでソイやアイナメなどのロックフィッシュ狙い。ここ数年アイナメが釣れてないのでそろそろお顔を拝見したいところ。
仕掛けはテキサスリグ(重りと針、ワームの組み合わせ)・・・安定した釣果が得られるのでお気に入り。
釣りの開始直後、まだ暗い時間帯(午前3時くらい)に一時的に釣れたが、魚の活性が上がる朝マズメになるとぱったり釣れなくなった。
なので実質釣れていた時間帯は1時間もない。あとは投げて巻いて投げて巻いての虚無的時間が延々続く。

釣果
ウミタナゴ 29㎝
シマゾイ 27㎝
マゾイ 24㎝
10㎝前後のガヤを数匹(リリース)
といった感じ。
今まで海釣りの釣果に恵まれたことの少ない自分にとってはかなり嬉しいサイズ。
シマゾイは激しくはないが重たい引きで、最初根がかりしたと思った。
ちなみにウミタナゴは場所替えをした漁港で釣りあげた。ロックフィッシュではありません。(餌は自作の塩イソメ)

持ち帰りの準備をしてない日に限ってこの釣果・・・
さすがにもったいないので、鮮度がある程度落ちてもいいから持ち帰って食することにした。
ソイ類は刺身、ウミタナゴは塩焼きに。美味しかった。
留萌なのに意外に楽しめたよ。


イクラ拒否

2020年06月01日 | 釣り


旭川近郊にある昨年の夏~秋に爆釣だった川
釧路湿原にある悠々と流れる河川のように見えるが、たまたまそのように写っただけ。気にしなくともよい。
今日の川の状態は、やや増水傾向で濁りもあるが、釣りをするには問題ないと判断。
増水は雪解けというより、周辺の水田(用水路)からの排水量が多いのが原因っぽい。

さてこの時期は釣れるのだろうか?釣り人の痕跡もあるようだが期待はできるのか?
餌はお手軽にして万能なイクラを使用。しかしちっとも当たりがない。
しばらく粘って、弱い当たりがあったので、すかさず合わせると、暴れるが重くない引き。
これはマスの引きじゃない・・・

やはりウグイだった。
これが今シーズン最初の釣果。ついてないね。
そしてウグイがしばらく続く。昨年は、ほとんどウグイはいなかったのに。


さらに粘ってやっと10㎝ほどのしょぼいヤマメが釣れた。
鰭に斑紋がないが、サイズが小さいので、本当のところヤマメかニジマスかは分からない。

その後、マスがしきりにライズして飛び跳ねている場所を発見。
これは期待できそうだと、ライズしているポイントに餌を流すが、何回やっても全く当たらない。
それに反して、嘲笑うかのようにマスは更に飛び跳ね続けている。なんだよこいつら!朕のイクラに不満があるのか!?
憤りつつも様子を観察すると、水面すれすれに飛んでいるガガンボを狙っているみたいだった。
くぅ~水中の餌には興味がないってことか・・・
そこで、付近に飛んでいるガガンボを捕獲し、餌にしてテンカラ釣りのように流すと・・・

あっけなく釣れた23㎝のニジマス
腹立つわ~!

ちなみに試しにトビケラの幼虫を捕まえて餌にすると、これにも当たりがあった。
イクラの何が不満なんだ!ニジマスのくせに~!


なんてことはない川再び

2019年10月19日 | 釣り


なんてことはない河川再び
写真もどうでもいい感じだが、このポイント、爆釣ポイントであった。
渓流竿使用で餌はイクラ。
ちなみにこの川、フライは場所によってはできるが、ルアーで釣るには川の規模から難しい。


30㎝には届かないが、ニジマスの良型が結構釣れた。
この辺りは、しばらく釣り人が入ってないようだ。


アメマス
釣りあげた時、ついに40㎝超えかと思ったが、惜しくも3㎝足らずの37㎝・・・
ランディングネットは使ったが、アメマスは大きさの割に引きが弱く、スタミナもないので、すんなり引き寄せることができた。
竿の説明書によれば尺サイズが限界らしいが、まだいけそうだ。


釣りとして楽しめるかは別として、シャープな体型や斑紋は美しく、ニジマスより好きだ。
味が淡白でなければ尚良いね。

今日はこの子が釣れたことで満足。大いなる慈悲により全てリリース。
まだ冷凍庫にストックあるし、そろそろ味に飽きてきたし。
成長して40㎝超えたらまた釣られてください。

あまり関係ない話だが、アメマスの河川残留型をエゾイワナと呼ぶことがあるが、これが同種と分からないアングラーをしばしば見かける。
こんなこといちいち訂正と説明してウンチク野郎とか思われても嫌だし、合わせて話をするのも気になってストレスたまる。
同じようにエゾメバルの北海道名ガヤとかアイナメの北海道名アブラコもあるので、混乱するのも仕方がないが、アングラーならそれくらい理解してほしいものだと常々思ったり。


外道擬態

2019年10月16日 | 釣り


山里脇を流れるなんてことはない川
ニジマス、アメマス、ヤマメの良型が釣れるので釣り人がたくさん訪れそうだが、不思議なことに少ない。
札幌周辺でこんな川があったら、釣り人で賑わいそうだが・・・


30㎝のニジマス
暴風の中、なんとかこのサイズを2尾釣ることができた。餌は無難なイクラ。
水温が低いためか、アタリが微妙で引きもそれほど強くなかったのが残念。
この川の目標である40㎝サイズはいつ釣れるでしょうか?
ちなみに食用で持ち帰った個体の胃の内容物を確認すると、水棲昆虫は少なく、モノアラガイが多かった。センチコガネが入っていたのは笑った。


斑紋がほとんど消失しているニジマスが釣れた。
釣れた時、ウグイかと思った。
そうか!ウグイに擬態すれば、釣られても勘違いでリリースされる・・・対アングラー用擬態か!
背びれの斑紋が無ければ尚良し、と助言してリリースした。

そろそろ今シーズンの渓流釣りは終わりかな・・・あと一回いけるか!