探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

吉兆を呼ぶ小袋と言われているとかいないとか

2021年03月31日 | 自然探索記~採集記(道北)


スモモの木に「しあわせ小袋」(ウスタビガの繭)を見つけた。
ウスタビガの幼虫は多食性ということは知っていたが、スモモも食べるんだね。
サクラを食べるならスモモを食べてもおかしくないか。


ここにもひとつ。
卵のおまけつき。


合計4つの卵が付いていました。
今シーズンの探索はいい事が起きそうな予感するよ!


ご飯にゼフ卵を添えて

2021年03月25日 | 自然探索記~採集記(道北)


エゾシカの食害
派手にやられたね・・・
至る所で丸裸にされた木々が寒いって泣いていた。


先日見つけた雪の重みで折れたミズナラ
アイノミドリシジミの越冬卵をたくさん見かけたが、この木も例外なく樹皮と冬芽が食べられてしまっていた。
ほとんどのゼフ卵も冬芽と一緒にエゾシカの腹の中。消化されるのか?


少し高い位置にはまだアイノミドリシジミの越冬卵が残っていたが、エゾシカの餌食になるのは時間の問題か。
(この卵は前回も撮影した卵だったらしい)
たとえ食べられなかったとしても、この倒木は林道を塞いでいるので春になったら伐採処分される。
伐採されなくてもまともに芽吹かないから餌がない。
彼らにとってバッドエンディングの選択肢しかない。


エゾヤマザクラの枝で見つけたメスアカミドリシジミの越冬卵
ポイントが悪いのか旭川ではなかなか見つける事ができていない。
札幌では簡単に見つけられるゼフ卵のひとつだったのに。


【Eocapnia sp.】北海道のセッケイカワゲラ/無翅のクロカワゲラ科

2021年03月22日 | ご挨拶・お知らせ・ひとりごと


<今日のサムネ>
自虐的?

<今回のYouTube動画宣伝>
【Eocapnia sp.】北海道のセッケイカワゲラ/無翅のクロカワゲラ科

無翅種は旭川にいないから、わざわざ札幌まで行って撮影したよ。(本来の目的は別ですがこれはボツになりました・・・)

やはり、いくら現地で動画を長時間撮影しても、要点を絞って編集すると3分くらいに収まってしまう。
内容は単調で、盛り上がるイベントが都合よく発生しないので、この状態の動画を長々と流し続けると視聴者が途中で飽き、結局内容が頭に入ってこない可能性がある。
なので自分の探索動画は3分くらいの長さがいいのかもしれないね。
無料の音楽(BGM)もだいたいこの長さというのも丁度いい。
本来の探索を重視したいので、動画の更新頻度は1週間に1~2回できたらいいなと思っております。(冬は減ります)

それにしても毎日投稿できる人ってすごいね。


自由行動を許可します

2021年03月17日 | 自然探索記~採集記(道北)


今回のクロカワゲラの進行方向記録(∧印の下側にある黒い点がクロカワゲラ)
予想していた太陽と逆方向へ歩く個体は見かけず、川から離れるように移動している。


この個体も同様の方向へ移動。
羽化して上陸した位置にも関係するかもしれない。まずは上陸なので川とは反対方向へ移動するはずだし、それには太陽の位置は関係ないだろう。
そのあと、彼らがどの方向へ移動するかが問題。上流方向へ移動するなら納得がいくが・・・


こちらの場所は同じ川の下流側。
見かけたクロカワゲラの多くは下流方向へ歩いており、わたしの予想を無視して移動している。
なぜ下流なんだ?法則はないのか?もうよくわからん。自由に行動してください。
「例外のない法則はない」という諺もあるけど・・・

おまけ

迷宮の奥底で狐面の変人に出遭ってしまったなら、それは絶対の生命の危機にあると言っていいだろう。
何故ならこの変人探索者こそ、探索神の不誠実な下僕と恐れられる変人ガロアムシハンターなのである。
本来の用途でない探索具を駆使し、誰も得をしない探索の情報を垂れ流すことに余念がないのだ。

更におまけ

今日の飛行機雲
もう少しで太陽に衝突するところだった。危機一髪である。


【Procyon lotor】追走!アライグマ/北海道のアライグマ

2021年03月14日 | ご挨拶・お知らせ・ひとりごと

【Procyon lotor】追走!アライグマ/北海道のアライグマ

道脇を一心不乱に物色していたアライグマを追走してみました。


害獣のイメージしかなかった悪の外来種アライグマがこんなに可愛いものだとは・・・。
そんな偶然遭遇したアライグマが今回の動画としてYouTubeに投稿しております。
とりあえず癒されたい人どうぞ!
(動画ではわたしが悪役です)