今年は何をしてもうまくいかず、する事する事、裏目に出て、ことごとく運がない。
極め付けが、先週仕事中に熱湯を足に浴びてしまい、それはもうおそろしい状況に・・・
詳しくは酷過ぎて割愛させて頂くが、左足の甲周辺がアンデッド化と言えば理解して頂けると思う。(今までの人生で一番の大怪我)
回復にはしばらくかかりそうで、現在は包帯ぐるぐる状態。靴はサンダルしか履けない。
この時期にしかできない探索予定があったが実に悔しい。
探索はおあずけだが、来週あたりなら軽い探索はできそうな気がする。
以前、3年周期で事故が起きるという記事を書いた。
2009年7月下旬は、帯状疱疹となり高熱で数日寝込む。
3年後の2012年8月上旬には、複数のスズメバチに刺され高熱で数日寝込む。
更に3年後、2015年7月は、風邪をひき高熱で数日寝込んでしまった。
これらは3年周期で起きており、今回もしや3年後かと思いきや、2年後であった。
はずれだ・・・やはり今年はついていない。
毎日、回復呪文を唱えております。
看護師さんが若くてかわいい人だったら、もっと治りが早いと思われる。
先日のエゾサン卵探索時に、旭川市内のとある水溜まりで、ヒメマイマイの死殻(成貝)を発見。
サイズは標準だが、殻の形は扁平。
この辺りの個体は、扁平傾向にあるのか調べてみることにした。
付近の斜面に積もる落ち葉を取り除くと・・・
あっけなく越冬中のヒメマイマイがコロンと現れた。
個体密度が高いか?
いや、自分の探す着眼点が鋭いという事にしておこう。
うむ、扁平である。
帰宅して地図で位置を確認すると、一昨年に鷹栖町で見つけた扁平型産地と近かった。
山を挟んで反対側で、道のりとしてはかなりの距離だったが、直線距離だと2kmくらい。
とは言え、2kmでもヒメマイマイなら型が変化するには可能な距離だけど。
4月16日
昨日の気温から、ぼちぼちエゾサンとエゾアカの産卵が始まるのではないかともう一度確認しに出かけてみた。
しかし、昨日訪れた場所はことごとく撃沈。
仕方なく別の場所を探すことに。
少量の水が湧き出る場所でエゾサン卵1対発見。
状態から昨夜産卵されたものらしい。
産卵環境は、わずかに流れがあり、とても浅い。通常好んで産卵する環境ではない。
近くに成体いるのではと、周辺の落ち葉の下を確認してみると・・・
卵のすぐ横から雄の成体出現。
更に、お腹ぽっこり産卵前の雌も。
今夜産卵か?
こちらは雄の成体。
エゾアカは産卵する気配なし・・・
今週末には産卵始まるか?
本日(4月15日)、春を探しに、そしてとある依頼があり、久々の探索。
エゾサン(エゾサンショウウオ)やエゾアカ(エゾアカガエル)の卵塊は見つかるだろうか?
札幌では早くて3月下旬には産卵開始するが、旭川ではどのくらい遅れるのだろうか?
洗車もご無沙汰な泥だらけの車でいざ出陣!
道沿いにはフクジュソウが咲いていた。
今日から数日間がピークであろう。
エゾエンゴサクはまだ咲き始めだね。
クジャクチョウ Inachis io
至る所で飛んでいた。北海道では春の陳腐蝶。
成虫で越冬する蝶の割には少しも擦れておらず、どの個体も美しいのであった。
でも蛾っぽい。
フキノトウの蜜って甘いのだろうか?なんか苦そう。
いろんな場所でエゾアカやエゾサンの卵を探してみるも撃沈。
昨日から暖かい日が続いているが、2日前の低温と降雪が影響したか・・・
いい環境の場所はいくらでもあるが、水辺の周辺の雪が融けきっていないので越冬明けできないのだろう。
わたしの後から、網とバケツを持ったあからさまに卵塊狙いの人が来ていたが、見つけることができたであろうか。車は釧路ナンバーだったような・・・
かれこれ、4時間くらい徘徊・・・
この水溜まりにもないか・・・ん!?
キター!エゾサン卵第一号!
状態から昨夜産卵されたもののようだ。
やはりエゾサンとエゾアカは、エゾサンの方が若干産卵開始が早いかも。
この卵以外、他の卵は見つからず。産卵祭りはまだ先だね。
今夜も暖かいので、明日はもう少し産卵されると思われる。
札幌より2~3週間遅いなぁ・・・
札幌と降雪量はさほど変わらない(今年はむしろ札幌の方が多い)のに、旭川の方が寒冷なので雪解けが遅く、産卵も遅れる。
それにしても今回の探索は産卵時期には早く、広範囲を延々と徘徊してしまい、かなり疲れた。もう少し時期が遅ければ1時間以内で済ませられる簡単ミッションだけどね。
という訳で・・・
エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。
ん?そう言えば以前、旭川での春到来宣言はエゾサン卵ではなくヒメギフチョウだと言ってたような気がするが、面倒なんで無かったことにしよう。