探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

インディカ米

2020年02月18日 | 飼育(クモガタガガンボ)

KGGの幼虫飼育経過報告
今回の飼育はカメラを新調してから初なので、よりよい記録を残すため頻繁に撮影している。(と言っても新調したのは3年前なんだけど・・・)

幼虫耐性がない方は閲覧注意としておきましょう。
それでも見たい人は、これから出てくる画像はインディカ米だと思って見て頂きたい。


約8mmサイズのインディカ米
このサイズ以上に成長しないため終齢と言っていいだろう。
この個体は飼育容器の蓋裏を這いずり回っていたのだが、このような冒険好きな個体が結露した雫に捕らわれて溺死してしまうため、毎日の観察は重要となる。
観察というより救出だ。こんなに愛情注いで飼育しているのだからいい結果期待しますよ。ホントに。


咽頭骨格の先端から2本の針状突起が見られる。
今まで相当な数の幼虫撮影してきたが、これを捉えたことはほとんどない。
移動の際の伸縮のタイミングか。


インディカ米の側面
上面と何が違うのかというと、咽頭骨格の形くらいか。
脚も毛も模様もない、圧倒的シンプル!
誰かこの幼虫の容姿を褒められるロマンティックかつサイコパスな方はいないだろうか。


このサイズになると、透明だった体色に変化が現れ、乳白色~灰褐色を帯びる。
当初蛹化の兆しかと思われたが、実はここから蛹になるまでが長く、過去の飼育では6月に蛹化している。
幼虫による夏眠期間があるのか、蛹化に特別な条件があるのかは今のところ分からない。
蛹化率が低いというのが、引っ掛かるんだよね・・・

KGG飼育ってちょうど10年前に開始したらしい。
その間、飼育していない年もあったが、そんなに長く研究していたのか・・・
趣味とは言え、だらだらした研究してるなぁ。


着々と

2020年02月15日 | 探索飯(たんさくめし)

今年からはじめる「探索飯(たんさくめし)計画」
今回も楽天のお買い物マラソン期間を利用して、更に必要と思われるものをまとめ買いしてみた。

アウトドア用ツールボックスとLEDランタン
ツールボックスはいい感じで道具類が収まって満足している。先日購入したスノーピークのまな板セットをうまく収納させたい。
ランタンは1300ルーメンで充電式。モバイルバッテリーとしても使える優れもの。前回購入したランタンは野外用で今回のは車中泊用。
試しに照射したら眩しすぎて思わずひるんでしまった。ソロモン攻略にも使えそうだ(?)


ロゴスのタイニーチェアーと調理器具と時計みたいななんか。
椅子は座り心地は悪くない。調理器具は使ってみなくちゃ分からない。
時計みたいななんかは、腕時計をするのが嫌いで、いちいちスマホをポケットから出して確認するのも面倒なので購入した。
カラビナ付きなのでリュックなどにぶら下げることができる。これで時間確認の負担から解放されるであろう。
ちなみに高度・天気・方位・気圧・湿度・温度も表示できるが活用しないかもしれない。


もちろんこれらが実際に役立つかは、わたしのやる気次第。
買って満足・・・結局使わなかったということだけは避けたい。
貴兄たちもあるでしょ、こういうのって?


バルタン星人

2020年02月09日 | 標本・探索用具


ミミズクの裏面
木の枝に密着できるよう、裏面は平面となっている。
でも前脚には巨大なハサミがないので、例えるならチルソニア遊星人の方が妥当か。


じゃあ、これはガラモンだね。
コブスジツノゴミムシダマシ


探索飯(たんさくめし)はじめるよ

2020年02月05日 | 探索飯(たんさくめし)

さて今年から、探索ライフをもっと充実したものとするため、探索の合間に食事をしてみようと思う。
名付けて「探索飯(たんさくめし)」
普通にキャンプ的調理はもちろんのこと、釣った魚をその場で調理したり、ガロアムシやオオルリオサムシを捕まえて調理したりも考えている。(注:後半信じるべからず)

まずは器具の準備から

これは今回購入した探索飯グッズ
キャプテンスタッグのダブルステンレスマグカップとランタン。
ランタンは1000ルーメンという眩しさで目がくらみそうだが、明るさは調整できるからいいか。
ちなみにテントは持っているが、使う予定はない。車中泊が好きなので。


ロゴスのテーブル
幅が49㎝あり、トレー型天板なので物が転がりにくいのが魅力。お盆に脚が付いたイメージ。
アルミ製なので軽量で持ち運びが楽。


ロゴスのカトラリーセット
スプーン、フォーク、箸がセットで収納ポーチ付き。
もっと安価なものでもいいんだけど、これが一番不必要なものがなかった。


スノーピークのまな板セット
折り畳み式で、中には包丁が内蔵されている。
スノーピーク製品は、高品質・高機能・魅力的デザインということもあり、他のキャンプ用品メーカーと比較してずば抜けて高価だ。
キャンパーは最終的にスノーピークに行きつくらしいが、これは虚栄と自己満足が大半だろう。(どんな趣味でも共通)
誰もいない場所で「ひとり探索飯」を楽しむ予定のわたしにとって、これは関心事ではないはずだが、なぜ買った?
「形から入る」ことは別に悪くない事なのです。これによって趣味の楽しさが向上するのなら安いものだ・・・と見栄を張った発言をしてみた。

キャンプ用品は揃えようとすると次から次へと芋づる式に購入してしまう「沼」にはまってしまうらしい。
次は、椅子と専用キャリーバッグと鍋セットを購入予定。まさしく沼だ・・・。


さぁ探索飯のはじまりだ。今から楽しみで夜も眠れず鬱になりそう(それ仕事のストレスだよ!)
このブログのカテゴリーに「探索飯(たんさくめし)」を追加しました。乞うご期待・・・しなくていいよ。


理想はストレスフリー

2020年02月01日 | カタツムリ探索・飼育

アポイマイマイの飼育

今シーズンはしっかり採卵を行い、孵化させようと心がけたので、それなりに稚貝を得ることができた。
と言っても、孵化率は格段に上がった訳ではなく、孵化させるまでの卵の維持に今でも苦戦している。

増え過ぎたら欲しい人に譲渡してもいいかも。地味で小さなマイマイだけど一応珍種だしね。


殻の毛は、野生個体は成貝でもしっかり残っているのに飼育個体は徐々になくなってしまう。
わたしを含む薄毛に悩む中高年の男性には理解して頂ける悩みであろう。
これに関しては飼育環境を見直した方がいいのかもしれない・・・と、これは以前から思っている事であるが実行に至っていない。
おそらく飼育環境が多湿過ぎ、または清潔でないなどが原因かと。
失ってからでは遅いのである。今から頭皮ケアをしても!それでもあがくのです。悲しいかな。(なんだこれ)