探索・採集・飼育みたいな雑記的記録

北海道の自然探索と生物の飼育観察・採集記みたいなものを漫然と、かつ自己中心的に紹介するとかしないとか。

春到来宣言2019

2019年04月25日 | 自然探索記~採集記(道北)

「我が名を称えよ。 我が栄光に満ちた並ぶ者無き名を称えよ・・・」

・・・そ、その声は!?

探索神!!

「geckoよ、いつまで待たせる気だ。
おぬしは昨日、稚内でエゾアカの卵を確認したというではないか(記事にはしないが事実)
一刻も早く旭川の春到来を宣言せよ!さもないとこの宇宙人は田んぼにポチャンだぞ。」

御意!


畑風景
早速産卵地の確認する。
しかし、最も早く産卵する場所と安定した産卵が期待できる場所の2か所に産卵が始まっていなかった。
虎の子産地が続けて産卵に至っていないことで、不安が募る。
あきらめムードで次の場所へ。


おっ、あるね。
ここでは5対ほどのエゾサン卵を確認できた。
産卵直後のもあれば、数日経過しているものもあった。

次はエゾアカ卵を探すため移動。
エゾサンより産卵が遅い傾向があるので、エゾサン状況から期待薄。

それでも1塊確認できた。
おそらく産卵直後。

そうか・・・旭川は稚内より産卵日遅いんだ。
極寒の江丹別付近で探しているから仕方がないか。
これはこれでちょっとした成果だ。


FF3のラスボス「くらやみのくも」風な植物の芽
オニシモツケか?

エゾサン産卵を確認したので、春到来を高らかに宣言いたします。

 


たすけてくれてありがとう。
わたしは探索星人アケビコノハ
コンゴトモヨロシク・・・

探索星人アケビコノハは仲魔になった。


凋氷画脂

2019年04月20日 | カタツムリ探索・飼育

平成最後の満月の日 、ポイマイ(アポイマイマイの略)を探しに遠征。

かんらん岩がごろごろ転がっているガレ場。
岩の隙間や落ち葉下にポイマイは潜んでいる。


死貝(空殻)はちょくちょく見つかるが、時期的に気温が低く、意外に地面が乾燥していたためか、なかなか生体が現れない。
まだ越冬中の個体もいるのだろう。
しかも雪が積もらない地域なので落ち葉が秋の状態でそのまま厚く堆積しており、1枚1枚こまめに確認する余裕がない。
かなり大雑把になってしまったので、見逃した個体もいるだろう。

それでもなんとか生体は見つけることができた。

岩の隙間奥に潜むポイマイ。
過去に何回か探しているが、岩の隙間に潜む個体は意外に稀だ。
野ネズミの巣になっていることが多いので、捕食されてしまうのかもしれない。


落ち葉下で確認。

結局。4時間探して2個体のみ・・・効率悪すぎ。(最初の1時間で2個体、以降なし)
やっぱり、カタツムリはもう少し暖かい日で雨後じゃないと、いい成果は期待できないね。ポイマイも然り。

それにしても片道5時間はキツイ。
特に帰路は眠気との戦いが延々続く。
誘惑に負けて途中の温泉に入ったものなら機能停止となり、翌日の帰宅になりかねない。

え?春はまだ来ないのかって?まだこないよ。


春未到来宣言2019

2019年04月19日 | 自然探索記~採集記(道北)

「我が名を称えよ。 我が栄光に満ちた並ぶ者無き名を称えよ・・・」

む、その声は探索神・・・ん?

だれだきみは?

「わたしはアケビコノハ星人」👽

また変なキャラが登場だよ・・・

「我々は、有史以来、地球人の探索について調査している。
すでに『生き物研究室』は我々の支配下だ。
geckoよ、youの探索力で旭川の春到来を宣言してみよ。」)))))))ビーーー!(怪電波)

御意!!(洗脳済み)
・・・このブログどこへ向かってる?

さて・・・
本日4月19日
昨年のエゾサン卵初確認が17日、一昨年が15日ということもあり、すでに産卵が始まっていると予想。
毎年訪れる産卵場所数か所を確認してみた。

ここの水溜まりは、40年前からあるが環境はほとんど変わっていない。(正確には少しずつ浅くなってきている)
規模は直径1m程と小さい割に安定した産卵が期待できる場所。
雪がかなり残っており、水溜まりが半分埋まっている。
ここまで雪が残っていると、産卵には早い。

<no picture>(編集中に誤って削除・・・
ここは水量の多い場所で、毎年多くのエゾサン卵を見かける場所だが、卵なし。
他にも数か所探してみたが、エゾサン卵もエゾアカ卵も確認できなかった。
これは想定外、由々しき事態である。


エゾアカの成体が1個体いたので、産卵は近いと思うが、あと数日掛かりそうだ。
なぜ今年は遅いのか?


クマゲラの豪快な食痕
もうこの松、ダメだね。


探索結果
エゾサン産卵を確認できなかったので、春到来を宣言いたしません。


この度の不祥事は、この宇宙人の仕業であります。
罰により、宇宙人捕獲。


冬以上春未満

2019年04月14日 | 自然探索記~採集記(道北)


我が家の庭のフクジュソウがようやく咲いた。
庭は冬期間、雪捨て場となっているので、雪解けがかなり遅い。
現在も7割は雪で埋まっている状態。

ただ花が咲いたからと言って春が来たと言うのは、あわてんぼうさんだ。
エゾサンの卵を確認しなければ春到来の宣言をする事は許されない。
今年の旭川は昨年より雪解けが早いようなので、昨年の17日より早いかも。
今週末に確認する予定なので、旭川の春到来はしばしお待ちいただきたい。

オツネントンボもちらほら。


冬期間の宿泊費支払ってください。


続・見切り発車的バージョンアップ

2019年04月12日 | ご挨拶・お知らせ・ひとりごと

当HPである「生き物研究室」をスマホで閲覧した場合、スマホ用トップページに移動するように設定しました。
といっても、旧バージョンのトップページを簡素にしただけなので、これから見やすく改良していこうと思ったり。
しかも各コンテンツ内から「トップページに戻る」をクリックした場合、パソコン用のトップページに移動してしまうようなので、その場合はフリックで戻るか、パソコントップページで「最新の情報に更新」を押せば、スマホ用トップが表示されると思います。

パソコンは、先日バージョンアップしたトップページに移動するはず。

というか、当HPはパソコン閲覧推奨です!!(開き直り)