昨年採集したクモガタガガンボ
産卵して約1か月後に孵化。
以前の飼育で、飼育下(約10℃)での卵期はほぼ解明しているので、卵の確認や観察記録は取っていない。(怠慢)
孵化した幼虫の餌さえ確保できていれば、ほぼ放置で問題ない。過剰な飼育干渉は失敗のもと。ちなみに過小な干渉も失敗のもと。(どっちだよ!)
今思えば、今回の飼育で大型種と小型種を分けて飼育すればよかった。幼虫の違いなど判明するかもしれなかったし・・・
※ 「これ違う」はミミズの一種
拡大写真
体長は約1.5mm。視力低下(老眼)が著しいわたしにとって、これを見つけ出すことはかなり苦労する。
体色はほぼ透明。乾燥には極めて弱いが、飼育槽側面についた雫に入り込むと溺死することがあるため注意が必要。
体形は一般人がほぼ嫌悪する蛆虫形をしております。
そんな幼虫を可愛らしく思える自分が変人であることは自覚している。慣れなのか情が移ったのか不明だが、このブログを見ている方は間違ってもこれに同調してはいけない。
変人扱いされても当方は一切責任を負えないですよ。
でも釣り餌のサシ(ハエの幼虫)は別に嫌いではないのに、腐乱死骸にわいている蛆虫は嫌悪してしまう自分は、まだまだだと思う。
先日いい具合の数のKGGを捕獲できたので、数年ぶりに飼育してみよう。
以前は蛹化まで確認できたが、今回は羽化までを目標。
終齢幼虫までは比較的簡単だが、適切な環境があるらしく蛹化させるのが結構難しい。
何が原因か分からなく、幼虫が全滅したこともある。
というわけで、自信はない。
交尾中のKGG
雄の体勢かなりきつそう。
とりあえずたくさん産卵してください。
大根の葉の折れた部分から栄養を補給
以前の飼育で昆虫ゼリーを好んで吸うことは確認済み。成虫は水分以外にも栄養を必要とすると思っていいだろう。
ただ冬にこのような栄養を得られる環境はあるのだろうか?