【希少種】シベリアヤツメ上流域での生活 Lethenteron kessleri
孤独に頑張っていました。
【希少種】シベリアヤツメ繁殖生態 Lethenteron kessleri
シベリアヤツメの貴重な産卵シーンをあなたに。録り直しました
撮影時、車やヘリコプターの雑音が音声に入ってしまったので、同河川のせせらぎを録り直しました。
6~7月は探索に重点を置きます。動画編集が遅れるためYouTube動画投稿はしばらく隔週にします。
【希少種】ユキエグリトビケラ探索 Chilostigma sieboldi
特異な生態のトビケラです。
トビケラってどんな昆虫か知ってますか?
成虫は車のライトに誘引されて特攻したり、地味過ぎて蛾と間違えられたり。
幼虫は釣りの餌になったり。そんな感じです。
オオルリオサムシが発生し始め虫屋たちが活気づく北海道。
自分も春の虫を探す予定ではあったが、急遽予定変更し「シベリアヤツメ」を見に行くことにした。
情報はほとんどなく、満足いく準備もほとんどしていない。
スナヤツメの生息環境は知っているので、似た環境を探せばいい・・・じゃないかと。
自分の知っているスナヤツメの生息環と似た川見つけた。ここに決めた。
魚は小さなマス類が少しいるくらい。フクドジョウはなぜかいない。
というかブヨがすごい。こんな量に襲われたのは今までにないくらい。
呼吸するだけで鼻に入ってくるので全く探索に集中できない。
虫除けスプレーはまるで効果なし。水辺以外なら蚊取り線香(赤函)を使用できるのだが・・・。
そこで車に戻って邪法を行うことにした。
これはご禁制
ちょっと噴霧するだけで周りのブヨは瞬く間に撃墜。
しかもしばらく新たな個体がやってこない。
効果覿面だが、環境的にも問題ありなので有事の時にしか使用しない事に決めていた。
今回が初使用。
大量殺戮兵器は使用したら報復されると心得よ。
モクズガニの女の子
北海道の上流域にカニがいるとは知らなかったので、外来種じゃないかと疑ってしまった。
ニホンカワトンボのヤゴ
どうせならミヤマカワトンボだったら良かった。
シンジュガイの一種
たくさんあったが、同定するには殻の内側を確認するしかない。
シベリアヤツメ
開始早々、網に入ったが、撮影しようとケースに入れたら、するりと華麗に飛び越え川へ逃走。
以降、沈黙が続いたが、数時間後にやっと捕獲し警戒しながら撮影した。
結局、成体3、幼生2を得た。少ない。
産卵シーンを見たかったがまだ早かったらしい。
ウェーダー穴空いたらしく右足が冠水した。報復か・・・。
本来の使用目的である釣りよりも湿地や池沼のガサ採集が多く、酷使しているので仕方がない。
補修しなければ・・・。
釧路湿原で探索。今シーズン初遠征。
ポカポカ陽気の探索日和。
元々雪が少ない地域で、未だに大量の積雪残る旭川なら4月中旬以降にならないとこのような風景にならない。北海道は広い。
目的はこの「ユキエグリトビケラ」の撮影
2~3月に発生するトビケラの一種
雪上を歩き回ったり飛翔したりと活発な個体が多いため苦も無く見つけられたが、黙って撮影させてくれる個体は少なかった。
個体数は多いようだ。
気温が高めで穏やかな天気だったのか、虫たちの活動がちらほら。
ユスリカやクモ、蛾の幼虫などは冬期でもよく見かけるが、今回は珍しく甲虫の活動も見られて楽しめた。
エゾアリガタハネカクシ
ペデリン(毒)所有者
雪上を歩くゴミムシの一種
まだ冬眠から覚めるのは早いんじゃない?
帰路(上川町層雲峡)で70%ホワイトアウトに遭遇。
途中から先頭車両になったので緊張感の漂うドライブとなった。