林道を走行中、道路上にいた何かが飛んで、道脇の木に止まった。
いつもはキジバトかエゾライチョウだが、今回はフクロウっぽかったので、停車して確認してみた。
エゾフクロウ
恥ずかしながら今まで探索してきて初めてみた。
実際に見ていないものは存在を信じないので、エゾフクロウって今まで空想上の生き物だと思ってたよ。(ん?なにか?)
結構身近に生息しているが、夜行性のため昼間はフクロウに認められた者の前しか姿を現さないという。
オトギリソウの群生を見つけた。
探すのはもちろんこれだよね。
そう!訪花するマルハナバチの種類を調べる事。
エゾオオマルハナバチしかいなかった。
ん?違う?
じゃあコレかな?
クロルリハムシ
オトギリソウは広範囲に群生していたが、見かけたのはこの子だけ。
北海道RDBで希少種に指定されているだけあって、一筋縄ではいかないようだが、夜になったらわらわら出てくるかも。
先日、ヒグマによる事故で封鎖された浮島湿原へ通じる林道
ヒグマ出没で通行止めになることはよくあるが、この内容の看板を見るのは初めて。
で、昨日(17日)わたしもヒグマに遭遇しました。
とある登山道に通じる林道を車で走行中、右前方からヒグマが飛び出してきた。
サイズから若いヒグマで、それほど大きくない。
ヒグマもビックリしたのだろう。車から追われるようにしばらく必死に前方を走っていた。
前回、根室で同じ状況になった時、撮影できなかった反省を踏まえ、今回は冷静にドライブレコーダーの録画ボタンを押す。
そしてヒグマを追跡(というか進む方向が一緒なだけ)
結構近くにいたと思ったけど、帰宅してドライブレコーダーの映像を確認したら、あまりにも小さく、そして不鮮明・・・
もう黒い犬くらいにしか見えない。いや犬にも見えない。矢印入れないと分からないね。
この落胆、どうしてくれようか。
これはヒグマです!!ゴマ粒じゃないよ。
変な形の雲
なにやら意図的に作り出された感じがする。
浮島湿原・・・
過去に何度も訪れたことがあるお気に入りの探索地
景色も、そこで見られる生き物も魅力的なものばかり。
先日この浮島湿原に通じる林道でヒグマに襲われたと思われる遺体が見つかった。
実は近いうちに、探索で訪れる計画を立てていたが、まさかのニュースで驚きを隠せない。
あそこの遊歩道はある程度整備はされているものの、周囲は深い笹薮に覆われて、ヒグマの遭遇確率が高いのは間違いない。しかも訪れる人も多くない・・・
上川ルートと滝上ルートがあるが、ニュースで立入禁止の林道とあったので廃道状態の滝上ルートを利用したのだろう。
当面のあいだ浮島湿原駐車場へ向かう上川と滝上側の林道は閉鎖され、浮島湿原へは立ち寄りができない状況らしい。
もうこのヒグマを駆除しなければ、浮島湿原にはしばらく立ち寄ることはできないのではないだろうか。いろいろと残念だ。
これで人がしばらく訪れなくなると益々ヒグマが跋扈しだすだろう。
それにしても今年の北海道、ヒグマのニュースが多すぎるが、どうなってしまったのだろうか。
わたしのHPの背景に使用されている画像も浮島湿原で撮影したもの。
こんな爪痕とか糞は、わたしの探索中に見かけることは普通で、それほど気にしていなかったが、
今後の探索予定変更も考えている。いつになくとても悩んでいます。
探索用携帯ヒグマレーダーの開発を切望します。(数百メートル範囲内にヒグマがいると反応する優れモノ)
【珍種】ウズマキハムシ探索 Chrysomela lapponica
渦巻きがチャームポイント、みんな大好きウズマキハムシがついにYouTube動画で見られます。(?)
じっくり観察すると、渦巻きで目がくらむので要注意!
珍種とか言ってますが、それほど珍種ではなく、強いて言えば「準珍種」といったところなんですけどね・・・。