今号では、TOKYOマイムカレッジに所属する日野賢治さんの日記をお届けします。ちなみに、彼は広島カープファンで日本酒がとてもお好きな素敵な方です(by 佐々木)。
こんにちは。
TOKYOマイムカレッジ所属、舞台俳優兼パントマイミストとして活動している日野賢治です。
今回は10月に上演する細川紘未パントマイム公演 第二次妄想「blind picture」や私自身の事について書かせて頂きます。
本来は4月に「blind picture」、5月にTMC卒業ソロ公演を上演する予定でしたが
武漢ウイルスの影響による自粛要請により公演を延期することになりました。
半年遅れとなってしまいましたが10月に「blind picture」を上演します。
卒業ソロ公演は来年に延期です。
現在も続けていますが元々は役者が表現者としてのスタートで
パントマイムに出会ったのは10数年前、
「blind picture」の作・音響・照明の松田さんから友人が紘未さんの一日ワークショップを受けに行く際に誘われて行ったのが最初でした。
その後、TMCとしての第1、2回の試演会に参加したのですが、芝居の方が忙しくなり足が遠くなっておりました。
数年前、ソロでの表現をしたいと思いパントマイムの世界に戻ってきました。
今回は師匠である細川紘未のパントマイム公演に参加させて頂くことになりました。
第一次妄想「escape」の時は右手のみの出演でしたので
今回はがっつり共演させて頂くのでとても楽しく稽古に励んでおります。
共演する事でレッスンを受けたり、作品を演出してもらったりとは違う刺激を戴いています。
松田さんの作品に参加するのは今回で4度目になります。
松田さんとの縁は私の初舞台に遡ります。
松田さんの演出はシスターや劇団での演出とは違った観点で
身体の使い方や思考についてもいろんなことに置き換えて
分かりやすく意見を戴けるのでとてもためになります。
今回の「blind picture」は演じている側もいろんなことを考えさせられる作品となっております。
まさに今の混沌として色々なものが炙り出されている時代にぴったりな作品だと思います。
スタジオエヴァまで足を運んで頂ければと思っています。
YoutubeにPVがアップされています。
オンライン配信もあります。
また、12月に劇団「萬國四季協會」の公演もありますのでそちらも宜しくお願い致します。
日野賢治