毎年恒例、NPO法人『喫茶人の会』主宰のお茶会へ。
厚い雲に覆われた寒空の下、1席300円のチケットを3枚購入してお目当ての茶席を目指す。
まずは日本茶インストラクター同期の『お茶とハーブ』の席へ。
メインとなるお茶を3種類から選び、それにハーブ6種から数種、自由にブレンドする。
私は静岡・錦園のほうじ茶をメインにし、カモミールとローズをブレンド。
ほうじ茶だけでも充分美味しいのだが、ハーブをブレンドすることで味と香りが劇的に変化する。
1煎目はほうじ茶のみ、2煎目でハーブをブレンドするので、一石二鳥!(?)
ガラスの急須で淹れると見た目にも美しく、癒し効果アップだ。
次に、モロッコのミントティーの茶席へ。
この茶席、喫茶人の会の理事の方が設けているのだが、プレゼンテーションが素晴らしい!
モロッコからわざわざ持っていらした儀式用の円錐状に固められたお砂糖、それを割るためのアンティークトンカチ(!)、タジン鍋、水タバコ、シルバーの盆に並ぶ色とりどりのガラスコップ・・・、まるでプチ・モロッコだ。
ミントの香りが口腔を心地よく刺激する甘いミントティーに、手作りのパウンドケーキ。そしてフランスパンにつけて食べてね、と出されたアルガンオイル、初めて口にした・・・。って、アルガンオイルって美容によい、皮膚につけるものとしては知っているけど、食用は初めてだ。とってもフルーティーで青臭さや嫌味が全然ない。
席に着いた人達から飛び出す質問にもユーモア交えてお答えいただき、視覚・味覚・知的好奇心の全てを満たしてくれるとても愉しい席だった。
まだ2席しかまわっていないのに、既に終了間近・・・。最後に中国茶の席へ。しっかり焙煎された木柵鉄観音、2煎目から混ぜていただいたのだが、雑味のないこくのある味わい。強く焙煎された鉄観音、普段はあまり得意ではないのだが、ここでいただいたお茶はとっても美味しかった。
実際に野点の茶会に参加したのは初めてだったのだが、プレゼンは派手なくらいが丁度よいのだな、と思った。
広くて抜けのよい屋外、こじんまりしていると全然目立たない。周辺に溶け込み過ぎて、地味に沈んでしまう。
モロッコのキラキラしたシルバーのティーポット、これは人目を惹きつける。
短い時間しか参加できなかったけれど、モロッコミントティーの席は終始人だかりが出来ていた。
今日は寒かったから、熱いお茶をたっぷり飲める、それも茶席の誘因材料になったかもしれない。
場所と雰囲気、客層、ニーズ・・・、色々なケースに柔軟に対応しながら愉しい席を用意する、まだまだ引き出しが足りない自分に気付かせていただける貴重な機会となった。
花盛りの郷土の森博物館、昔の建築物が多く展示されていて、1日楽しめるスポットだ。
尋常小学校の校舎から満開の桜が見えて、うっすら郷愁を感じた。
厚い雲に覆われた寒空の下、1席300円のチケットを3枚購入してお目当ての茶席を目指す。
まずは日本茶インストラクター同期の『お茶とハーブ』の席へ。
メインとなるお茶を3種類から選び、それにハーブ6種から数種、自由にブレンドする。
私は静岡・錦園のほうじ茶をメインにし、カモミールとローズをブレンド。
ほうじ茶だけでも充分美味しいのだが、ハーブをブレンドすることで味と香りが劇的に変化する。
1煎目はほうじ茶のみ、2煎目でハーブをブレンドするので、一石二鳥!(?)
ガラスの急須で淹れると見た目にも美しく、癒し効果アップだ。
次に、モロッコのミントティーの茶席へ。
この茶席、喫茶人の会の理事の方が設けているのだが、プレゼンテーションが素晴らしい!
モロッコからわざわざ持っていらした儀式用の円錐状に固められたお砂糖、それを割るためのアンティークトンカチ(!)、タジン鍋、水タバコ、シルバーの盆に並ぶ色とりどりのガラスコップ・・・、まるでプチ・モロッコだ。
ミントの香りが口腔を心地よく刺激する甘いミントティーに、手作りのパウンドケーキ。そしてフランスパンにつけて食べてね、と出されたアルガンオイル、初めて口にした・・・。って、アルガンオイルって美容によい、皮膚につけるものとしては知っているけど、食用は初めてだ。とってもフルーティーで青臭さや嫌味が全然ない。
席に着いた人達から飛び出す質問にもユーモア交えてお答えいただき、視覚・味覚・知的好奇心の全てを満たしてくれるとても愉しい席だった。
まだ2席しかまわっていないのに、既に終了間近・・・。最後に中国茶の席へ。しっかり焙煎された木柵鉄観音、2煎目から混ぜていただいたのだが、雑味のないこくのある味わい。強く焙煎された鉄観音、普段はあまり得意ではないのだが、ここでいただいたお茶はとっても美味しかった。
実際に野点の茶会に参加したのは初めてだったのだが、プレゼンは派手なくらいが丁度よいのだな、と思った。
広くて抜けのよい屋外、こじんまりしていると全然目立たない。周辺に溶け込み過ぎて、地味に沈んでしまう。
モロッコのキラキラしたシルバーのティーポット、これは人目を惹きつける。
短い時間しか参加できなかったけれど、モロッコミントティーの席は終始人だかりが出来ていた。
今日は寒かったから、熱いお茶をたっぷり飲める、それも茶席の誘因材料になったかもしれない。
場所と雰囲気、客層、ニーズ・・・、色々なケースに柔軟に対応しながら愉しい席を用意する、まだまだ引き出しが足りない自分に気付かせていただける貴重な機会となった。
花盛りの郷土の森博物館、昔の建築物が多く展示されていて、1日楽しめるスポットだ。
尋常小学校の校舎から満開の桜が見えて、うっすら郷愁を感じた。