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ゆるキャン△の聖地を行く36 その1  三河田原へ

2023年12月18日 | ゆるキャン△

 2023年9月16日、名古屋駅で乗り換えた新幹線こだま710号が、予定より5分遅れの10時6分に豊橋駅に着きましたので、これはマズイ、と考えて降車後すぐにダッシュに移りました。豊橋駅にて次に乗り換える豊橋鉄道への移動所要時間が、切符の購入も含めると10分は必要とされていて、その10分に満たないタイムになってしまったからです。

 

 なにしろ、新幹線のホームから豊橋鉄道のホームまでは長い距離を移動しないと行けません。初めての方なら絶対に迷ってしまうであろうルートを、小走りに走って右折し、直進し、階段を降りて長いコンコースを通り、JR東海道線と名鉄の改札口前を通過し、右折して細い路地を抜け、エスカレーターを使い、息を切らしつつ豊橋鉄道の新豊橋駅の改札口にたどりつき、切符を買いました。
 そうして、上図の10時15分発の列車に乗り込んだのは、発車時刻の30秒前ぐらいでした。

 

 乗り込んだ列車内は御覧の通りで、乗客は私のみでした。土曜日だったからでしょうか。

 しかし、途中の駅で少しずつ乗り込んできて乗客数が増えてきて、最終的には両側のロングシートの九割ほどが埋まりました。なぜか若いカップルや家族連れが多くて子供も沢山いたので、なにかイベントとかがあるのだろうか、と思いました。

 

 目的地である終点の三河田原駅には10時50分に着きました。今回のゆるキャン聖地巡礼コースはこの三河田原駅を発着点としました。

 

 ここに来るのは15年ぶりでしょうか。前に来た時は、田原城跡や城宝寺、田原市博物館、伊良湖の史跡東大寺瓦窯遺跡などを見物し、伊良湖岬からの伊勢湾フェリーで鳥羽へ移動し、近鉄で帰ったのでした。

 

 乗って来た列車を撮りました。撮っていて、どこかで見たような面構えだなと気付き、車番から1800系らしいとは知れたものの、それ以上は分からなかったので、上図にも写っている駅員さんに尋ねました。

 その結果、この車輌はもと東急電鉄の7200系を譲り受けたものだと分かりました。そうか、大井川鐡道でも普通列車として走ってる車輌だなあ、道理で見たことあるわけだ、と納得しました。
 ただ、大井川鐡道では旧東急のカラーのままで運行されていますが、こちら豊橋鉄道では運行されている3両編成の全10編成が渥美半島の10種類の花のラッピングデザインに包まれており、「渥美線カラフルトレイン」と呼ばれて親しまれているそうです。

 

 三河田原駅の駅舎は、前に来た時に見た三角屋根ではなくて、円形ドーム形の真新しい建物になっていました。玄関口近くの壁にあった竣工銘板には平成25年とあったので、その年に改築されたようです。

 駅前には、大勢の人々が集まっていました。私と共に乗って来た乗客の大部分がそれに加わって行きました。改札口横の観光案内所のモニターで、田原祭りのスケジュール案内を流していたので、ああ今日は田原祭りなのか、と気付きました。

 田原祭りは、江戸期から続く伝統ある祭事で、市の有形民俗文化財にも指定される「からくり人形」を載せた山車や趣向を凝らした神輿が練り歩き、夜は山車の上で子どもたちが手踊りを披露します。フィナーレを飾るのが夜の花火大会で、勇壮な手筒花火や夜空を彩る打ち上げ花火、仕掛花火など多彩な花火が見られるそうです。

 

 ですが、この日の目的はゆるキャン聖地巡礼ですので、田原祭りの賑わいとは別の方向へ向かうべく、駅前の上図のウォーキングマップに近寄って最初のルートの道順を確認しました。

 

 現在地の三河田原駅から、駅前通りを左(南)へ進み、一本橋を渡って真っ直ぐ行って、突き当りの赤石信号交差点まで行き、右折して次の信号交差点の州田の角、赤丸の位置へ行く予定でした。距離にして約700メートル、私の足で15分ぐらいだな、と考えて歩き出しました。

 

 駅前通りを左(南)へ進みました。今回のゆるキャン聖地巡礼は、原作コミック第88話にて土岐綾乃が志摩リンにメールで画像を送った渥美半島キャンプ旅のスポット3ヶ所を回るルートでした。

 土岐綾乃は、作中にて初めてのソロキャンプを地元浜松に近い渥美半島で楽しんでおり、バイクで出かけて田原市にあるキャンプ場で泊まっています。そのキャンプ場の他に、渥美半島を一周する形で3ヶ所を回っていますが、今回はその3ヶ所を日帰りで回ろうと計画したものでした。

 そのうちの1ヶ所は食事処で、土岐綾乃がそこで昼食をとっています。これから向かうのがその食事処で、11時から営業するので、その時間の前後に着くように予定を組み、三河田原駅に10時50分に着いて徒歩で移動して11時過ぎに食事処に行って、昼食にするつもりでした。

 

 食事処に向かう途中で、上図のバス停「赤石六丁目」の横を通りました。三河田原駅から発着している路線バスのバス停で、これから行く食事処の最寄りのバス停でもありますが、最寄といってもまだ500メートルぐらい離れていますので、歩いたほうが早いわけです。

 

 その時刻表は御覧のとおり、一時間に1便のローカルダイヤです。11時過ぎに食事処に行こうとする場合には全然利用出来ません。だから徒歩で移動しているのでした。
 車やバイクで行くなら問題はありませんが、私は車は既に手放して久しく、バイクも原付のビーノしかありませんから、今回の巡礼行動も鉄道やバスなどの公共交通機関を利用して後は徒歩という、健康的かつのんびりしたコースでありました。  (続く)

 

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