瑞牆山荘の臨時駐車場に車を停め、道をはさんで反対側にある上図の標識に再び近寄りました。確かこれも作中に出ていたな、と原作コミック第12巻を取り出してパラパラとめくって探しました。
上図の右のコマでした。原作コミック第12巻96ページ2コマ目でした。一番上の「クリスタルライン」の文字が薄くなって消えかかっているところまで忠実に描かれています。
そして左の3コマ目の景色も、同じ位置で実際に確かめました。
このアングルですね。大垣千明、犬山あおい、斉藤恵那の三人が瑞牆山荘での休憩ののち、瑞牆山キャンプ場へと向かって歩いていったわけです。
同じ位置で180度回って後ろを見ると、こういう景色でした。原作コミック第12巻96ページ1コマ目のアングルでした。
このシーンですね。作中では3月21日となっていて、まだ寒い時期ですから周囲の木が枝だけになっていて視界が広がっています。
ここ瑞牆山荘にて昼食休憩をとる予定でしたので、店先へと近寄りました。上図の標識を見て、ここが秩父多摩甲斐国立公園に含まれていることを初めて知りましたが、その次に現地の標高が1520メートルだと知って、みずがき山自然公園よりも高い所なのか、と驚きました。
たぶん、これまで回ってきた各地のゆるキャン聖地のなかでは、最も標高が高い場所じゃないかな、と思いました。例えば朝霧高原ふもとっぱらは標高830メートル、三峰神社は標高1102メートル、身延山は標高1153メートル、ですから、ここ瑞牆山荘の1520メートルは最も高所でした。
ですが、今回の次の次の聖地巡礼でさらに高い場所へ行きましたので、私のゆるキャン聖地巡礼の最高所の標高はさらに上がっています。
瑞牆山荘の上図のテラス部分にカフェレストランへの出入口がありますが、作中では描かれていませんので、大垣千明たち三人は隣の宿泊棟の玄関から入っていることが分かります。
私のほうはカフェレストランに入って昼食をとることにしました。
この日のメニューは御覧の通りでした。一番下の「夏季限定冷やしとろろそば」が蕎麦好きの身にはたまらなく美味しそうに思えて、最初はこれにしようかと考えました。が、二番目の「手ごねハンバーグ」も魅力的でしたので、それに決めました。
案内された席は、出入口を入って左側にありました。その席から左を見ると、上図のように宿泊棟との通用口とカウンターがありました。宿泊棟のほうにも出入口があって、作中ではそちらからのアングルが描かれています。
注文した手ごねハンバーグのセットが運ばれてきました。私の席からは上図のように薪ストーブも見えました。薪ストーブのある家、薪ストーブで暖まる生活、というのにはちょっと憧れるところがあります。
あれ、この薪ストーブ・・・、見たことあるな・・・。これも作中にあるのかな・・・。
やっぱり原作コミック第12巻93ページ4コマ目に出ていました。そのまんまですね。左手に見える点も同じですから、もしかすると、大垣千明や斉藤恵那がアイスを食べていた席は、私のついた席と同じだったのかもしれません。 (続く)