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ギボウシの育成
岩ギボウシの交配実生育成をしています
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ギボウシ冬から春へ

2010-03-30 13:00:00 | Weblog

 今朝も晴れていた為、放射冷却によって気温が下がり、やはり庭に
は霜柱が立っていて、5㎜程の厚みに氷が張っていた。  
もうすぐ4月だと言うのに、この寒さはなんなの?だろう。  真冬並みの寒
気です。  これでは野菜にも霜の被害が出るかも知れません。  
せっかく咲き始めた、ヤシオつつじの花が全て駄目になったと言う話も聞き
ました。  霜の害には要注意です。  

 今買い物に行って来たが、帰りに見た山は雪で真っ白であった。  まだ
まだスキーもスノボも出来そうである。  

         
 引き続き冬のギボウシ加温育成から、春への移行の様子について紹介し
ます。  

 こちらはこの冬の加温育成でここまで生長している、岩ギボウシ交配種で
す。  少し大きめの育成用プラ鉢に植え替えました。  この個体はやや
平開気味に葉が展開する様です。  自分で交配実生選抜した一品です
が、お気に入りです。(⌒-⌒)   尚、この個体は葉数は多くはならない品の
様ですので、2本立ち程度で観賞するのが良いと思います。  

 ちなみにこの画像が、上の個体の3月5日撮影の画像です。  この様に
して比較すると、やはり上の方が斑が冴えたのが分かると思います。  

 こちらは紹介を続けている多摩の雪シリーズの〔福の雪〕です。  一番美
しく観賞出来るタイミングは、何時なのか?をデジカメで追い続けていま
す。  現在5枚目の葉が展開中。  

 こちらも同じく多摩の雪シリーズの〔多摩幻影〕です。  現在既に萌黄色
中斑として観賞出来ます。  大きく育てるのが楽しみです。  まだ小さい
ので毎日手に持って観賞しています。  
癒されています(笑)v(〃⌒ー⌒〃)   

 こちらはタチギボウシ系?交配種の〔津軽小町〕と言う品種です。  この
品種の場合は、斑入りでも、完全に固定はされていない感じで、斑がいつ
も暴れている感じです。  そこがまた面白くて楽しいと思います。  あまり
大きくはならない品種です。  

 こちらは庭の椿ですが、29日朝に薄雪が積もっていて、赤い花がとても
美しく見えました。  春に降る湿った名残り雪です。  

 今日はギボウシの〔斑入り〕について少し考えてみたいと思います。  
斑入りとは大きく分けると(中斑)(覆輪)(縞斑)とに分かれます。  

(誤解されると困りますが、細かく見ればまだまだ色々な斑入りはありま
す)

(中斑)(覆輪)の場合は、洋種(一般的にはホスタと言われている)のにも
多く、日本産のギボウシにもたくさん有ります。  
これらは殆んどが固定種であって、あまり斑が暴れる事は有りません。  
偶には緑葉に戻ってしまったと言う様な話を
聞く事は有ります。  

一方
(縞斑)はどうでしょう? 縞斑入りは多くの場合、斑が暴れます。  
縞斑の個体を、長く育成し続けると、そこからは芽変わりで(中斑)も(覆
輪)も生まれます。  やはり緑葉に戻ってしまう事も有ります。  
ですから中間的な大変曖昧な状態と言う事が出来ます。  
だからこそ面白いと言う事も言えます。  春に芽が出る時は、『今年はど
んな斑が見れるかな~!』と言う楽しみがあるからです。  
但し、この様に暴れる斑入りの場合は、ガーデニング用には不向きかもし
れません。  
マニア(私の様なギボウシ狂)
にはこの方がたまらなく楽しい♪のです。  
\(*^▽^*)/♪(汗)  

            


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