福岡・大牟田『アロマサロンHijiri』 と『 Hijiri+』の日々

~教室と制作活動の記録と日々のあれこれ~

ハンドメイドの芳香剤~100円グッズとアロマオイルで作る~

2013-08-01 | アロマな雑貨・本
お店にいらっしゃるお客様に「どうやって使ったらいいかわからない」
と ときどきお声を頂く エッセンシャルオイル。

ディフューザーやアロマランプを持っていなくても
実は エッセンシャルオイル1本あれば いろいろ楽しむ方法があります。

今日から8月。
夏本番を迎えたところで 夏にぴったりな使い方を ひとつご提案♪




まずは 100円グッズをちょっとプラスして作るハンドメイドの芳香剤。

<用意するもの>

 ・ガラス容器 ・・・ 我が家では 空になったジャム瓶 をよく使います。

 ・保冷剤(解凍したもの)・・・ ケーキを買ったときなどについてくる保冷剤です。
            何かの役にたつかも! と冷凍庫に眠ってませんか?

  ガラス容器・保冷剤ともに100円ショップでも売ってます。

 ・お好みのエッセンシャルオイル・・・小さい保冷剤1袋につき5~6滴程度(香りの強さはお好みです)

 ・割りばし または 竹串

基本的に必要なものは これだけ。

オプションとして 写真では 100円ショップで手に入れた『貝殻』と『ビー玉』使ってます。

<基本の作り方>

 ①ガラス容器に保冷剤をいれる。
 ②エッセンシャルオイルをたらす。
 ③割りばしなどでエッセンシャルオイルを保冷剤によく混ぜる
  で 完成!

・・・超☆簡単・・・。

ま、これだけじゃ淋しいので 写真のように

ガラス容器に『ビー玉』を入れ、『貝殻』をあしらって
その上に 水にみたてた保冷剤を加え エッセンシャルオイルを垂らす
ついでに そこらにあった皮ひもで 瓶のふちをちょこっと結んでみる

なんてオプションを加えると
なんとなーく 見た目も涼しいビーチを思わせる夏雑貨のできあがり! なわけです。

そばにいくと ほんのりと香るので 玄関とか トイレとか デスクのすみに 
とか 置くのにぴったりなサイズです。

香りがなくなったな~と思ったら エッセンシャルオイルを足してくださいね。
あ、保冷剤もだんだん蒸発して最終的にはなくなってしまいます。

<ご注意>
・小さいお子さんや ワンコ・にゃんこが間違って食べたり・なめたりしないよう
 置き場所などには 十分ご注意ください。
 何かのはずみで倒れる可能性がある場合とか、上記の心配がある場合は
 ガラス瓶の口に ガーゼとか薄い布で覆って予防策としておくことをオススメします。

簡単で かつ 家にあるものでできちゃう。
この芳香剤なら貝殻の代わりに フェイクのグリーンの葉っぱとかを入れても良さそう♪


市販のものは香りがきつくて~!という方には 特にオススメします。

今回 我が家の玄関用に作ったこれは
さわやかに夏らしく ユーカリ、ペパーミント、グレープフルーツのブレンドにしました。
すっきり涼しくなる香りです♪

100円ショップ、いろいろありますからねー。
創作意欲が広がります。
またアイデアを形にしたら ご紹介しますね♪


おまけにもうひとつ。
エッセンシャルオイルの夏の使い方~♪
うちわや扇子にすこーし(ほんの1~2滴)垂らしてみてはいかがでしょうか?
パタパタあおぐたびに 良い香りが漂います・・・
(シミになるエッセンシャルオイルもあるのでご注意を)

ぜひ 気軽にエッセンシャルオイル活用してくださいませ。


もっともっと使い方を知りたい!という方・・・

『アロマ体験レッスン』(1時間程度 500円)随時開催しています。
詳細はお店までお問い合わせください。

LOHAS STUDIO TFA → アロマサロンHijiri
大牟田市宝坂町1-2-1
0944-52-6400 → 0944-31-5098


-------------ここからは加筆です---------------

いつの間にか?知らないうちに
ネットのまとめ記事にとりあげてくださっているようで このページへのアクセスが
増えています。
なので 少しだけ加筆します。

こちらでは 冷蔵庫に眠っている保冷剤を材料にとご紹介しましたが
近頃は「ぷよぷよビーズ」という保冷剤と同じ成分のカラフルな
水で膨らむビーズが登場しているようです。

とってもかわいいのでオススメです。

ぷよぷよビーズを使った芳香剤の記事は こちら→

容器にぷよぷよビーズとお水を入れて ビーズがお水を吸って大きくなるのを
待つのですが、お水の中にエッセンシャルオイルを垂らして置くと
保冷剤と同じように 芳香剤がわりになりますよ!

想像以上にビーズが膨らむので
ビーズの量は決して欲張らず、容器と相談してくださいね。

加筆:2016年7月25日


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『<香り>はなぜ脳に効くのか』

2013-05-25 | アロマな雑貨・本
ひさしぶりに 香りにまつわる本 のお話。

我が家から図書館が近いこともあって よく本を読みます。
ぱらぱら~っとめくるエッセイのような本もあるけれど
職業がら『香り』に関する本は
みつけたらできるだけ読むようにしてます。
あと 最近は ワンコのホリスティックケアの本も。

学術的な研究をしている方の本は 実験データのこととか
難しくなかなか読み進めない本もあるのですが
最近読んで おもしろい と思ったのが

NHK出版の『<香り>」はなぜ脳に効くのか~アロマテラピーと先端医療』

著者は 塩田清二氏
大学の教授(専門は神経科学)であり、医療にアロマテラピーを取り入れようと
研究・活動をされている日本アロマテラピー学会の理事長だそうです。

たしか 日本アロマテラピー学会は 医療関係の国家資格を持っている人しか入れないという
アロマの団体の一つで、メディカルなアロマを実践されている日本のアロマテラピー界では
ちょっと奥深くつっこんだ医療関係者の団体だったと記憶してます。

日本では アロマテラピーは医療としては認められておらず、
リラクゼーションのもの として知られてますが
一部の医療分野では 認知症の患者さんの症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげたりと
利用されていることもあります。

この本では ニオイを感じるという嗅覚のしくみから、
どう脳に伝わるか、 
伝わる脳の働きについて からはじまり 

認知症、アルツハイマー、がん、肥満、動脈硬化性疾患、婦人科系疾患、アレルギー、
アトピー、自律神経失調症、ペインコントロール など いろんな疾患に対して

アロマを応用できないか? とか
今進んでいる研究のこと、臨床例 などが
具体的に紹介されています。

どれも すごく興味深い内容。

コラムにもおもしろい話がちらほら載ってます。
たとえば
ダイエットにはグレープフルーツの香りが役立つ ってよく言いますよね。

しくみはこうです。

グレープフルーツの香りを嗅ぐと 交感神経が優位になり
脂肪を燃焼させて 体の中から熱を作り出そうとして体温上昇がおこる。

「脂肪を燃焼させて」→ダイエット
となったわけです。

とここまではおなじみの話ですが、 この本では続きがあります。

「身体が温まるのだったら寒い地方の人のほうがグレープフルーツを好むんじゃないか?」

ということで総務省統計局が調査した結果

グレープフルーツの年間消費量が一番多いのは 新潟県で一世帯当たり年間で5225g
一番少ないのは 宮崎県で490g
消費が多いベスト10は 東北と関東
消費が少ないベスト10のうち8つが九州と四国 だったそうです。

どうやら知らず知らずのうちに 寒い地方の人は 身体を温める行動をしてた というわけです。

へーーーーー。なるほどね です。

香りに関する研究は まだまだ発展途中で あまり目にする機会も少ないので
この本は ほんとにおもしろいです。

まだまだ 研究途中のアロマテラピー。
西洋医学のように「病気そのものを取り去る」ことや「治療する」
ということは できないにしても
上手に利用すれば 西洋医学の助けになったり、「未病(病気になる手前)」の段階で
予防のようなことはできるんじゃないかと、確信をもてて モチベーションがあがります。

今後 アロマテラピーが どう発展していくのか
楽しみにしたいと思います。

ご興味のある方は ぜひ。

オススメです。

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魔法の庭ものがたりシリーズ

2012-11-08 | アロマな雑貨・本
図書館で 『魔女の素敵な冬じたく』という児童書を借りてきました。
あんびるやすこさんが書かれたこれまでに12冊が出されているシリーズ本の最新刊。
少し前から 「魔法の庭シリーズ」という本があること、児童書であること、
どうやらハーブやアロマのレシピなんかも書かれているらしい ということを
知っていて 読んでみたかったのです。

図書館に蔵書があったので借りてきて ささっと読めてしまいました。

物語の主人公は 魔女の遺産を相続した人間の女の子ジャレット。
ハーブ魔女トパーズの 家とハーブガーデンとレシピブックを相続した女の子が
トパーズのあとつぎとしてハーブのくすり屋さんをはじめ
そこにやってくるいろんなお客様の悩みを ハーブやアロマで解決していく という話です。

イラストがかわいいし、字も大きいし 児童書には間違いないのですが
のってるレシピは アロマを始める方、始めたばかりの方にも
参考になりそうです。

シリーズの他の本も読んでみたくなりました。

『魔女』って小さいころ憧れたんですよねー、小学生のころ。
たくさん魔女が登場する本を読んでました。
忘れてた記憶・・・ひさしぶりに思い出しました。

『まほうの庭ものがたり』シリーズ
著:あんびるやすこ
出版:ポプラ社

いつの日にか富良野に。

2012-09-19 | アロマな雑貨・本
前から気になっていた本を買いました。

富田忠雄氏の著『私のラベンダー物語』

アロマテラピーの世界では 万能 と称されるラベンダーですが、
正直なところ、ワタシは このラベンダーの香りがとっても好き!なわけではありません。
我が家の土壌がよくないせいか、日当たりの問題か
ラベンダーを育てようと何度試みてもうまく育ってくれないし。

この本の著者の富田忠雄さんは 北海道富良野の「ファーム富田」を創った方です。
「私はただの百姓です」と言いながら、参加した協会のセミナーで 
たくさんのスライド(どれもラベンダーの畑の写真ばかり)を紹介しつつ
ラベンダーの栽培を始めるところから 大変苦労された話、救われた話、今にいたるまでの
経験談を交えながら、どれだけ情熱をもってラベンダーを愛しているか を熱弁された小柄なおじさんです。

おそらく 全国あちこちで 講演などをこなしていらっしゃるだろうと推測するのだけど
決して 場馴れした雰囲気でもなく、素朴に 純粋に 大好きなラベンダーのことを語る姿に
この人は 本当にラベンダーとともに生きているんだなーと感じました。
そこまで何か人生をかけるものに出会えたということに 少しうらやましさも感じました。

その講演のときに伺った話が中心に 書かれているのがこの本です。
何より 写真が多く 見ているだけでも うっとりします。
日本の香料産業の歴史を垣間見れるし、アロマテラピーに興味を
持っていらっしゃる方であれば 一度読んでおいて損はないんじゃないかと思います。

写真を眺めていると・・・
北海道に飛びたくなります。もちろんラベンダーの時期に。
北海道(は でっかいどう)行ったことないんですよねー、行きたいところはいろいろあるけど。

あ、でもいつか行きますよ、そのために頑張って働きますとも!


ひさびさの創作意欲。

2012-06-18 | アロマな雑貨・本
先日 頂いたラベンダーで ラベンダースティックを作りましたが
実はもうひとつ 作り始めていたものがあります。

数週間前に頂いたラベンダー(穂が短いタイプ)と
家の前で育ったローズマリーを乾燥させてたのですが
いい感じに乾燥したので それを使って『サシェ』を
作りました。 家にあった余り切れとリボンとパールビーズで。

香りの弱い品種のラベンダーだったので
鼻を近づけたら ほのかに香る くらいですが
ま、目で見て そこそこ楽しめるように作ったので
よしとします。

日曜日の昼下がり ちくちく縫いました。

モノつくり
しばらくお休みしていたけれど
もう少し 時間がとれるようになったら
何かしら再開しようかな・・・。
けしごむハンコとかもやってみたいし。

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さて、話はごろりと変わりますが

8月に京都で『第一回アロマセラピー国際会議』が行われます。

アロマテラピーの研究は、看護、介護、薬学、化学、そして医学研究という
幅広い分野に関わっています。
まだ日本では「医療」としては認められていませんが
今後 統合医療の中で 注目をされることは間違いありません。

国内はもちろん海外からも著名な講師が招かれるのだとか。
興味深い話が聴けるのだろうなーと思います。

近くだったら 絶対 聴きに行くんですけどね・・・。
京都か・・・ちょっと遠いですね・・・残念。

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