福岡・大牟田『アロマサロンHijiri』 と『 Hijiri+』の日々

~教室と制作活動の記録と日々のあれこれ~

鳥栖の薬草植物園へ。

2015-11-02 | つれづれ
昨日の日曜日、朝から曇って肌寒い一日でしたが
全国各地では たくさんの方が『アロマテラピー検定』にチャレンジされました。

ワタシの教室からも数名受験されましたが 手ごたえはどうだったでしょうかね~
結果は1か月後、それまでドキドキ落ち着かないかもしれませんが
(ワタシは きっと大丈夫 と信じてます)
とりあえずは ひと段落。
試験勉強の為ではなく、ご自身のリラックスのためにアロマを楽しんでくださいね


さて、定休日だったワタシは というと
セラピスト仲間から教えてもらってた 鳥栖の『中冨記念くすり博物館』で開催された
秋の薬草植物園見学会に参加してきました。

知らなかったのですが その昔、鳥栖の田代地区周辺は 富山と並ぶ
日本4大売薬産業地のひとつだったのだそうです。
久光製薬さんが 歴史を後世に伝えるため この博物館を作られたのだとか。

アロマテラピーを学ぶものとしては 薬理成分をもつ植物・生薬など
興味深い展示や植生されためずらしい植物たちなど テンションがあがりっぱなしの見学会でした。



一番大きな写真は「ブッシュカン」
果実が仏様の手のような形・・・だから仏手(ブツシュ)・・・
熟すと黄色になり 柑橘のような香りがしてました。
なんでわざわざこんな形になるんでしょうねぇ? おもしろーい。

右上から時計回りに
「ニワトコ」・・・ハリポタファンなら「あっ!」と声をあげてしまうかも!
オリバンダー老人が作り「死の杖」「宿命の杖」とされてヴォルデモート卿がダンブルドア校長のお墓の中から探し出したという「ニワトコの杖」のニワトコですね! こんなところで出会うなんて!
春には花も咲くそうです。
見学会では説明されることなくスルーされた樹木ですが、見つけてひとりで興奮しちゃいました。
日本では幹や枝を煎じて水あめと練ったものを骨折の治療の湿布剤に使う民間療法がおこなわれていたとか。
「接骨木」とよばれることもあるそう・・・なんか惹かれるものがあったのはこのせい?

そして「べラドンナ」
ハリーが新学期に向けて足りなくなった教材として補充していた「べラドンナエキス」のべラドンナ。
ハリポタの物語では鎮痛剤と紹介されてましたが、実は全草にアルカロイドを含む有毒植物です。
季節的にさみしい枝の姿しか観れなかったので 季節が変わったらまた見に行きたいなぁと思ってます。
これも隅っこに追いやられた鉢を写真に収めたのはたぶん・・・ワタシだけだったようです。

そして「くすり博物館の建物(裏側)」ガラス張りで現代的です。

あとは漢方の「麻黄湯」でおなじみの「マオウ」と有毒植物のシキミの実とよく似ている八角(スターアニス)
植物は薬にもなるけど毒にもなる。
メディカルアロマを学んだときに何度も耳にした代表的な植物です。
シキミの実と八角の実、大きさ以外に見分けつきません。
「間違って」というのも納得ですね。



その他のめずらしい植物たち
右上から時計回りに 「メグスリの木」
「トリカブト」殺人事件がありましたよね、だいぶ昔だと思うけれど。
「レモングラス」わさわさでうらやましい!プランターだと越冬しきれないのです。
「ミズメ」枝を折るとサロンパスの香りがします。
「ウコン」飲んでる人も多いのでは?

こんな感じに たくさんの生薬となる植物たちが360種あるそうです。
季節が変われば 花が咲いたり 実がなったり
植物園の景色も変わるはず。
暖かくなった季節にまたぜひ行ってみたいと思ってます。

博物館の展示も生薬がたくさんで 興味深かったです!
マニアックな博物館であることは否定できませんが・・・

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