福岡・大牟田『アロマサロンHijiri』 と『 Hijiri+』の日々

~教室と制作活動の記録と日々のあれこれ~

夏(向け)の石けん講座

2015-05-22 | はんどめいど石けん


事後報告になりますが

おとといの水曜日は ライブラ香りの学校福岡校さんでの1Day石けん講座でした。
今回は マイスター講座を受講された方向けのブラッシュアップ もテーマの一つであったので
午前中はデザインのお勉強として『二層+αのデザイン石けん』(写真右列一番下)と
午後は素材のお勉強として『メントールクリスタルの石けん(カールコンフェの飾りつき)』(写真左列一番下)
という2部制となる講座でした。

石けん作りは初めてです という方もいらしたけれど
「手づくり石けんがスキ!作りたい!」という思いは 初心者であっても経験者であっても同じ
すぐにみなさん打ち解けられて 作業もチームプレーでさくさくとすすみ
楽しい講座となりました。

実は これからの季節、梅雨や真夏に石けんをつくるのは ちょっと工夫が必要になります。
防腐剤も酸化防止剤も入っていないハンドメイドの石けんは 高温多湿にとても弱いのです。

「春までに作りためておいて夏はつくらない」というソーパーさんがいたり
作った石けんの保管環境を整えるのが難しいという理由から
「夏は在庫をかかえすぎないようにする」というソーパーさんが多いのです。

せっかく作った石けんが 湿度や高温で あっという間に酸化してしまって
悪臭がただよってきたりブラウンスポットがでてきたりするのは悲しいですから~


だからといって 作れない というわけではありません。
今回の講義では そんな残念な思いをしないために 夏の石鹸つくりで気を付けるべきこと、
材料のチョイスの工夫や その後の管理のやり方、
基本のスキルを応用したデザインのバリエーションなども盛りだくさんで
ご紹介しました。
これをまたひとつのステップとして 新たな石けんつくりのヒントとして
活かしていただけたらいいなぁ と思います。


実は この間 ネットの記事(だったかな?)で ある言葉を目にしたのです。

「先生と呼ばれる立場の人は 生徒の貴重な時間を奪っている」

というちょっとショッキングな一文でしたが、確かに納得の深い文章です。

それぞれがいろいろと用事のある中で 時間を作って講座に足を運んでくれる
しかも 受講料も払って頂いているわけです。
講師として教壇に立つときには そのことを忘れちゃいけないのです。

頂いた『時間』と『受講料』に対して 『それだけの代償を払う価値があった』と
思ってもらえてこそ その講座は成功 と言えるのだと思います。


まだまだワタシも途上中。
生徒さんたちに育ててもらい 自らも常に学び続けねば・・・と思います。


-------------------------------------------------------------------------------------

↓ランキング参加してます。応援していただけると より頑張れマス!↓

にほんブログ村 地域生活(街) 九州ブログ 大牟田情報へにほんブログ村




最新の画像もっと見る

コメントを投稿