2019/5/29。【IHSマークイット 大庭光惠氏、構成:大内孝子、松尾慎司】。(1)日本はこれから、2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック/パラリンピックなどに間に合わせようと動いている状況だ。(1.1)1964年の東京オリンピックにおける通信衛星経由地上TV世界普及。(注1)。(1.2)2000年のシドニーオリンピックのデジタルイメージング技術、(1.3)2018年の平昌オリンピックのVR(仮想現実)など、オリンピックは新技術の普及をドライブする役割を担う。 (1.4)5GやIoTによって今までできなかったことを実現するというのが、2020年の東京オリンピック時の世界的な主要なテーマになるだろう。その理由は、日本が人口動態における高齢化のペースの早さ、地方の過疎化などさまざまな社会課題に、世界の他の国々に先んじて直面しているからだ。日本の課題:少子高齢化問題,過疎過密問題:解決に対するニーズは、オリンピックで登場する技術にとって(そのときはショーケース的なものだとしても、その後に横展開する際の十分なポテンシャルになり得る。 IHS Markitの調査では5Gに期待するユースケースとして、ゲームや動画などのいわゆるコンシューマーのレジャー分野と同程度を期待されているのが、IoT分野だ。情報通信に関する業務を展開している企業にとって、現在の4Gから5Gへの期待はブロードバンド的な用途にあるが、いずれはIoTだといった見方をする企業が多いようだ。また、自動運転に対する期待もあり、数年後には需要を開拓していくような分野になるといえる。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190529-00036464-biz_plus-sci&p=2
(注1.1)Space Japan Review, No. 67, April / May 2010,昭和の宇宙に咲くCS「さくら」の開発から学んだこと ―東京オリンピックからCS開発計画の誕生まで―http://satcom.jp/67/eiseiyowaj.pdf
(注1.2) 2018/06/06, BKHBFZ140 東京五輪音頭 氷川きよし 170812 vL HD, https://www.youtube.com/watch?v=qStw0PqZCV8