世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

自共公助,弧状列島19/6,サイバーセキュリティ,2023年,政府推奨暗号のリスト

2019-06-27 14:59:24 | 連絡
<Q8.太田智晴【(Business Network編集部】サイバーセキュリティ対策に終わりはありません。今後のさらなる取り組みについても教えてください。
A8.竹内【総務省 サイバーセキュリティ統括官】 1つは、量子コンピューターでも解きにくい暗号技術です。経済産業省、総務省、IPA、NICTの4者で共同運営するプロジェクト「CRYPTREC」では、政府の推奨暗号のリストを作成しています。信頼できる暗号技術の評価を行い、各省庁や民間企業に活用してもらうためのリストです。RSA暗号など従来の暗号技術は、「復号化にはスパコンでも何年もかかるから安全」というものでした。今後、量子コンピューターが実現したら「数分で解ける」となると、大変なことになります。これは近年普及が進んでいるブロックチェーンでも同じです。量子コンピューター技術により計算機の能力が大幅に向上しても、解きにくい暗号技術のリストを早い時点から用意しておかなければなりません現在の政府推奨暗号は2023年に見直す予定ですが、少なくともこの2023年を射程に入れて準備を進める必要があります。いつ頃、既存の暗号技術が破られそうかというと、2020年代半ばと現時点では見られているからです。
出典:太田智晴(Business Network編集部) 2019.06.17 https://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/6793/page/1/Default.aspx

自共公助,弧状列島19/6,実践的サイバー演習,東京オリパラサイバー演習,SecHack365

2019-06-27 14:15:40 | 連絡
<Q7.太田智晴【(Business Network編集部】近年多くの企業がCSR報告書を開示していますが、同様にサイバーセキュリティ対策についても積極的な開示を促し、それにより投資インセンティブを高めるわけですね。
A7.竹内【総務省 サイバーセキュリティ統括官】 ひな形はこの春にもまとまりますので、経団連などともタイアップしながら、企業の皆様にメッセージがきちんと届くようにしたいと思っています。「うちもやらないと、まずい」というポジティブな“横並び”の効果を期待しています。
人材育成も重要です。経済産業省の調査では、来年には約19万人のセキュリティ人材が不足すると見込まれています。そのため各省庁で役割分担し、様々なレベルで人材育成に取り組んでおり、総務省ではNICTの「ナショナルサイバートレーニングセンター」で3つのメニューを推進しています。
1つめは、国や地方公共団体、独立行政法人、インフラ事業者等の職員を対象にした実践的サイバー演習「CYDER」です。実際にサイバー攻撃が来たとき、最前線の現場ではどう対応する必要があるのか─。地方の市町村にはそのノウハウがないシステム担当者も多くおり、こうしたスキルを地方にも広げていくことが大切です。CYDERは全都道府県で開催しており、1年間に約100回、約3000名を育成しています。
 2つめは東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会のセキュリティ担当者やシステム担当者向けのサイバー演習「サイバーコロッセオ」です。昨年度は約150名を育成しており、オリパラまでに合計220名の育成を支援する計画です。3つめは25歳以下の若手を対象にした「SecHack365」で、将来のトップガン候補を育てています。
出典:太田智晴(Business Network編集部) 2019.06.17 https://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/6793/page/1/Default.aspx


自共公助,弧状列島18/5,IoTによる酪農・畜産業の生産性向上と和牛取引ライブ中継

2019-06-27 09:39:01 | 連絡
 
IoTによる酪農・畜産業の生産性向上と和牛取引ライブ中継

多くの酪農・畜産農家の課題は「牛舎での作業中に異常な行動をとっている牛を発見しても、その牛の病歴や種付けなどを確認するには遠く離れている事務所へ戻って紙の台帳をパラパラとめくるしか......