京都花街の本の原稿、今日はここ数日には珍しく、楽々と、愉しく進んでおりまする。
あるおかあさんの10歳くらいの頃の写真(戦前)を見ながら、当時の「少女さんの宴会」(9・10歳くらいの仕込みさんがお酌する宴会)について書いていると、光源氏が若紫に出会うシーンが思い浮かんだ。
・・・18歳の光の君は、10歳くらいの愛らしい女の子に出会う。
「雀の子を犬君が逃がしてしまった」と泣いているその子は、まだホンノ子供だ。
「あらあら、いつまでもおネンネで、こんなに幼くて困ったわねえ」と言われている
その子は、他の子供とは全く違って、美しい!!
『成長したらどんなに綺麗な女性になるだろう』と、光源氏は色っぽい想像をしながら、
その女の子を、自分好みの女性に育て上げようとするのであった。・・・
花街の“正統派旦那さん”の心意気、まさに是でしょうねぇ。
(この本、淡交社から来年5月に刊行されます!)
あるおかあさんの10歳くらいの頃の写真(戦前)を見ながら、当時の「少女さんの宴会」(9・10歳くらいの仕込みさんがお酌する宴会)について書いていると、光源氏が若紫に出会うシーンが思い浮かんだ。
・・・18歳の光の君は、10歳くらいの愛らしい女の子に出会う。
「雀の子を犬君が逃がしてしまった」と泣いているその子は、まだホンノ子供だ。
「あらあら、いつまでもおネンネで、こんなに幼くて困ったわねえ」と言われている
その子は、他の子供とは全く違って、美しい!!
『成長したらどんなに綺麗な女性になるだろう』と、光源氏は色っぽい想像をしながら、
その女の子を、自分好みの女性に育て上げようとするのであった。・・・
花街の“正統派旦那さん”の心意気、まさに是でしょうねぇ。
(この本、淡交社から来年5月に刊行されます!)