昨日の写真、実は一歳半だった。
今書いている本で、
お話を聞いた花街の大きいおねえさんが数え年でおっしゃるので、
何だか私の頭の中、一瞬、数え年モードになってしまったのだ。
今日の写真は、その二ヵ月後。
「大きいねぇ。もうすぐ幼稚園ですか」と近所のおばあさんが聞くと、
「いえいえ、まだ赤ん坊ですよ」と祖母がその度に答えるので、がっかりしたのはこの頃だったか・・・。
お家の前をお掃除。
今もそうだが、何でもしたいのは子供の時から。
ドイツ政府観光局に勤めていたとき、ドイツファンという近所に住むおじさんから、
「結婚以外は、何にでも興味があるのか」といわれ・・・なるほど言い得て妙だと思ったが、人はいつどうなるかわからない。
お掃除の帽子は野球帽だが、履いてる下駄はなぜか同じ。
とても好きだったこの蝶の下駄は父と母が大事に取っておいてくれたこともあり、何と、今も物置に入っている。