ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ザ・コンサルタント」

2019年09月14日 | アクション映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はギャヴィン・オコナー。
クライム・アクション映画です。
主演・出演は、ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、J・K・シモンズ。


アメリカ・イリノイ州の田舎町。
ウルフは小さな会計事務所を経営していました。
幼少時、自閉症児と判明たウルフは、軍人の父に連れられて各地を転々とし、克服すべく訓練を積んでいきました。
ある日ウルフは、リビング・ロボ社から使途不明金について調査するよう依頼されます。
すべての書類の数字に目を通したウルフは、それをガラスの壁にどんどん書き出していきます。
ところが、調査が終わりに近づいた時、依頼してきたエドが自殺した為、社長から調査をやめるよう言われました。
しかし、こだわりが特に強い性質のウルフは、終わっていない仕事をそのままにする事は出来なかったのです。
ウルフはエドの死を調べ始めるのでした。
一方、財務省の局長レイモンドは優秀な分析官に、ある事件に関係している“会計士”について調べるように言います。
分析官が調べ始めると、“会計士”はとんでもない殺し屋であることがわかるのです。

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あらすじに載せきれませんでしたが、ウルフの訓練場面や、射撃の腕前など圧巻シーンがたくさんあります。

ウルフ役はベン・アフレック。
銃トレーニングのトレーナーは、「アメリカンスナイパー」(2015)のブラッドリー・クーパーと同じ人物だったんですね。
この映画のウルフ役を、本人は出演映画の役で自分で好きな演技ベスト5に入れたんだとか。
因みに他は、
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)のバットマン、
「アルゴ」(2012)のトニー、
「チェイシング・エイミー」(1998)のホールデン、
「グッド・ウィル・ハンティング」(1998)のチャッキー。







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「こんな夜更けにバナナかよ」

2019年09月14日 | 日本映画
2018年12月公開の日本映画の紹介です

監督は前田哲。
筋ジストロフィーを患い、ボランティアと自立生活をした故・鹿野靖明さんの自伝映画です。
主演・出演は、大泉洋、高畑充希、三浦春馬、萩原聖人、竜雷太、綾戸智恵、佐藤浩市、原田美枝子。


1994年、札幌市。
安堂美咲は、恋人の医大生・田中久のボランティアの現場を訪ねます。
そこでは、からだの動きが制限された鹿野靖明がたくさんのボランティアに世話をしてもらっています。
急に来れなくなったボランティアの代わりに、美咲が鹿野の世話をする事になってしまいます。
わがままを言い放題の鹿野は、その日の夜中に急に
「バナナが食べたい」
と言い、美咲はコンビニを探しますが、売り切れで方々回るはめになるのです。
鹿野は美咲を気に入り、美咲も飾らず鹿野と接します。
目的を持って勉強をしている鹿野に、美咲は元気に付き合います。
ある日、『障害者の自立生活を変える』シンポジウムに参加した鹿野は、会場の質問に答えながら
「家族が世話をするというこの国の常識に、抵抗しているのさ」
と答えるのです。
ボランティアの為に稲荷ずしを作ってくる母親を、ババァ呼ばわりして鹿野は追い返します。
しかし、美咲はあとからその理由を聞く事になるのです。

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この映画の原作は、渡辺一史の同名ノンフィクションです。
第35回大宅壮一ノンフィクション賞・第25回講談社ノンフィクション賞をダブル受賞しています。

鹿野役は同じ北海道出身の大泉洋。
インタビューでは、
「タイトルの『こんな夜更けにバナナかよ』は、健常者側から見た最初と演じた時では感じ方が違った」
と語っています。更に、
「この言葉が、わがままじゃなくなる時代が来るといいなという気持ちになりました」

≪ 筋ジストロフィー とは ≫

『遺伝子疾患』であることが明らかにされた疾患です。
遺伝子異常のある女性(保因者)が、男児を出産した時、二分の一の確率で発症する『X染色体劣性遺伝』が原因といわれています。
女性はX染色体を二本持つため、片方が異常でもX染色体劣性遺伝は発病しない代わりに保因者になってしまうんですね。
症状は、次第に筋委縮と筋力低下が進行し、最終的には人工呼吸器などが必要になります。

鹿野さんは、『ベッカー型』呼ばれる筋ジストロフィーのようで、幼少期から患い、この映画では34歳で首と手以外は動かすことができないという状態です。

難病法における『指定難病』の一つとして、治療法の研究や医療費助成などが行われています。







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