ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「罪の声」

2021年05月01日 | 日本映画
2020年10月公開の映画の紹介です

監督は、土井裕泰。
塩田武士の小説が原作の、サスペンス映画です。
主演・出演は、小栗旬、星野源、松重豊、古舘寛治、市川実日子、火野正平、宇崎竜童、梶芽衣子。


1984年、お菓子の有名メーカー「ギンガ」の社長が誘拐され、“くらま天狗”を名乗る犯人は、10億円の身代金を要求します。
しかし社長は自力で脱出し、その後“くらま天狗”は、お菓子に青酸カリを入れると脅迫してきたのです。
ついに目撃情報のキツネ目の男性は見つからないまま30数年たち、間もなく時効になってしまいます。
ある日『テーラー曽根』の店主・曽根は、押入れの奥に「父」と書かれた箱を見つけ開けます。
中には英語で書かれた手帳とカセットテープが入っていて、曽根はかけて見ます。
「きょうとへ むかって 1ごうせんを 2きろ・・・」
自分の声だとわかり曽根はなごみますが、手帳には『GIMAN』『MANDO』と文字が書かれていて、ネットで調べます。
当時の事件には3人の子供の声が脅迫に使われていて、音声を流してみると先ほどの自分の声と同じで曽根は愕然とします。
その後曾根は父の兄・達雄が関係していると確信し、父の知り合いや幼なじみに会ってよく行っていたという『居酒屋し乃』へ向かいます。
一方、新聞社に勤める阿久津はこの未解決事件を任され、ロンドンに行って怪しいと言われていた人物を調査していました。
帰国した阿久津はギンガ株の外人買いが進んでいるという情報を得、写真にキツネ目の男を発見するのです。
そして、男が知り合いだったという『居酒屋し乃』の女将を訪ねるのです・・・

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原作の『罪の声』は、“グリコ・森永事件”がモチーフにされています。
2016年度週刊文春ミステリーベスト10国内部門第1位、第7回山田風太郎賞を受賞しています。

この映画は日本アカデミー賞で、「最優秀脚本賞」を受賞、
「優秀作品賞」「優秀主演男優賞/小栗旬」「秀助演男優賞/宇野祥平・星野源」「優秀監督賞」などの受賞があります





お立ち寄り、ありがとうございます
先日の日本アカデミー賞で、ちょー気になってとっても観たくなってました~
コメント (4)
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