ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「おみおくりの作法」

2021年05月18日 | ドラマ映画
2015年公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ウベルト・パゾリーニ。
イギリス・イタリア合作のドラマ映画です。
主演・出演は、エディ・マーサン、ジョアンヌ・フロガット、カレン・ドルーリー。


ロンドン、ケニントン地区。
民生係の身寄りのない44歳の独身男・ジョン・メイは、仕事として孤独死した人物の葬儀を1人で取り行っています。
心をこめて仕事をするジョンは、埋葬した人物のファイルに“調査終了”を記入し写真を自宅に持って帰ると丁寧にアルバムに挟みます。
遺品から家族や知り合いに連絡を取る事もありますが、たいてい葬儀には参加できないと断られてしまうのです。
ある日、孤独死の連絡が入り、ジョンが訪ねると自分のアパートの真向かいの住民でした。
死後数日たっていて酷い匂いの中遺品を探し、『ビリー・ストーク』と書かれた身分証を見つけてアルバムと共にビニールに入れます。
職場に戻ると、22年勤めたにもかかわらずジョンは時間がかかり過ぎるからと解雇を言い渡されてしまいます。
手がけている『ビリー・ストークは最後の仕事となり、ジョンは改めてビリーのレコードを数枚持ち寄り中から写真のフィルムを発見します。
写真には製造パンの会社のロゴがあり、ジョンはビリーの知る人物を訪ね歩いていくのです・・・

*********************************************************
原題は『Still Life』
直訳は、「静物,静物画」のようです。

この映画は、監督がガーディアン紙に掲載された「孤独死した人物の葬儀を行なう仕事」に関する記事から着想を得たとか。
ヴェネツィア国際映画祭では、「監督賞」など4部門の受賞があるようです。

ジョン・メイ役はエディ・マーサン。
脇役ではかなりの確率で目にする事が多い俳優さんの一人です。
「ミッション:インポッシブル3」(2006)、「ハンコック」(2008)、「ジャックと天空の巨人」(2013)、「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」(2019)などの出演、
「シャーロック・ホームズ」(2009)シリーズでは、レストレード警部役です。





お立ち寄りありがとうございます
スルーしていた映画ですが、
「奇跡的なラストシーンに感動!」
に惹かれて観たものの・・・
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング