ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ホテルローヤル」

2021年05月21日 | 日本映画
2020年11月公開の日本映画の紹介です

監督は、武正晴。
桜木紫乃の同名小説が原作の、PG12指定のドラマ映画です。
主演・出演は、波瑠、松山ケンイチ、余貴美子、夏川結衣、安田顕。


北海道札幌市と釧路市。
男女のカップルが『ホテルローヤル』をやっとみつけ、廃業中のロープをくぐって中に入ります。
中は蜘蛛の巣だらけでしたが、一室はおしゃれな部屋のままで、男性は女性にポーズを取らせ写真を撮りまくります。
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ラブホテル『ホテルローヤル』の経営者のひとり娘・雅代は、その年の美術大学の受験に失敗してしまいます。
ある日雅代が帰宅すると、母がアダルトグッズ販売業の宮川からグッズの説明されていました。
母に感想を聞かれた雅代は、言葉もなく部屋に行ってしまいます。
その後雅代がベッドメイクの能代ミコ達の休憩場所で一緒にとおやつを食べていると、その場所には一室の男女の声が流れてくるのでした。
ある日、ミコの息子が事件の犯人として逮捕されたニュースがテレビで流れます。
雅代の母はミコを元気づけて帰宅させますが、間もなくミコの夫が帰宅していないと言いに来て皆ミコを探し回るのです。
やっと見つかったミコは夫におんぶされ、睦まじく帰途する姿を雅代は見つめます。
その後家庭の事情から、雅代は『ホテルローヤル』の手伝いをすることになり、客から聞かれる質問に淡々と答えます。
数日して、ホテルに来た学生服姿の女性が事務所をうろうろして騒ぎを起こします。
連れの男性が慌てて部屋に引き込むと、休憩場所に流れる会話から雨宿り程度の教師と生徒である事を雅代は知ります。
その後うたた寝をしていた雅代は、ベッドメイクの女性に「2人の様子がおかしい」と起こされ、鍵を回して部屋に入るのです・・・

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原作は第149回直木賞を受賞しています。
7つの物語からなる短編小説です。

≪ 付録 直木賞作品 映画化 抜粋 ≫

第159回 島本理生「ファーストラヴ」
監督:堤幸彦
出演:北川景子、中村倫也

第156回 恩田陸「蜜蜂と遠雷」
監督:石川慶
出演:松岡茉優、松坂桃李

第148回 朝井リョウ「何者」
監督:三浦大輔
出演:佐藤健、有村架純

第146回 葉室麟「蜩ノ記」
監督:小泉堯史
出演:役所広司、 岡田准一

第143回 中島京子「小さいおうち」
監督:山田洋次
出演:松たか子、黒木華

第138回 桜庭一樹「私の男」
監督:熊切和嘉
出演:浅野忠信、二階堂ふみ

第134回 東野圭吾「容疑者Xの献身」
監督:西谷弘
出演:福山雅治、柴咲コウ

第117回 浅田次郎「鉄道員(ぽっぽや)」
監督:降旗康男
出演:高倉健、大竹しのぶ

第109回 高村薫「マークスの山」
監督:崔洋一
出演:中井貴一、萩原聖人

第86回 つかこうへい「蒲田行進曲」
監督:深作欣二
出演:松坂慶子、風間杜夫、平田満






皆さま、お立ち寄りありがとうございます
映画もさることながら、素晴らしい小説がたくさん書かれていることに,
嬉しい驚きです

コメント (6)
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