「マーサ、あるいはマーシー・メイ」

2013年公開の映画の紹介です

監督・脚本は、ショーン・ダーキン。
カルト団体から逃げてきた女性の葛藤を描く、サスペンス調のドラマ映画です。
主演・出演は、エリザベス・オルセン、ジョン・ホークス、サラ・ポールソン、ヒュー・ダンシー。

共同生活の中で女性達は食事の支度をし、数人の男性達が食べ終えると女性達が食べ始めます。
その中の一人、マーサが人目を気にしながら荷物を持ってそばの森に入ると、呼ぶ声が聞こえ数人が追ってきます。
何とか逃げのび、マーサは震えながら姉・ルーシーに電話をかけます。
2年間連絡が取れず心配していたルーシーは驚き、3時間かけて迎えに行き姉妹は抱き合います。
しかし、ルーシーが夫と来ている別荘で生活をさせますが、マーサは素裸で泳いだりおかしな行動を取り始めるのです。
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「マーサ？ “マーシー・メイ”が似合うからそう呼ぼう」
そこでは着る物も共同で、畑仕事をしながら「役割を得る」ようマーサは言われます。
楽しく過ごしていたある日、マーサはリーダーから凌辱を受け、教育係の女性からは「虐待ではなく、良い事」だと教えこまれるのです。
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いつまでも何もしようとしないマーサは、ついにルーシーと口論になります。
マーサのある言葉に、「それはどういうこと？」とルーシーは訝ります。
マーサは、共同生活での許せない出来事を思い出すのです・・・

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この映画は、サンダンス映画祭で「監督賞」を受賞しています。

マーサ役はエリザベス・オルセン。
テレビドラマ「フルハウス」のミシェル・タナー役、双子のアシュレー・フラー・オルセンとメアリー＝ケイト・オルセンは姉だったんですね。
｢キル・ユア・ダーリン｣(2013年製作)、｢GODZILLA ゴジラ｣(2014)、｢ウインド・リバー｣(2018)、
マーベルの「アベンジャーズ」シリーズでは、スカーレット・ウィッチの役どころです。

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「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の一場面を、な～るほど、と再確認しましたです