ふくの映画ブログ

映画の紹介です

Re:「ロボコン」

2021年08月17日 | 再アップ
ブログ開設当初、日本映画のレビュー1作品目を手直ししています

2003年公開の日本映画の紹介です

監督は古厩智之。
高専ロボコンを題材にした青春映画です。
主演・出演は、長澤まさみ、小栗旬、伊藤淳史、塚本高史、荒川良々、須藤理彩、鈴木一真。


徳山高専に通う葉沢里美は、“市販のキットに顔を書いただけ”の課題ロボットのせいで、居残り授業を命じられます。
担任は回避する方法がひとつだけあり、ロボット部に入部し『ロボコン』に参加する事、と話します。
『ロボコン』を始めて聞いた里美は担任に連れられ、第2ロボット部に顔を出します。
その部は、弱気な部長・四谷と設計技術担当の相田の2人だけで、幽霊部員・竹内の代わりに里美は操縦担当になります。
間もなく地区大会が開催され、第2ロボット部も参加し、里美は『YAT‐11号』を操縦します。
『ロボコン』の大会には毎年決められた競技内容があり、3分間で競います。
その年は、四角い箱を3つの円柱に載せていき、ルールに沿って3つにどれだけたくさん積み上げるかを競うものでした。
大会にはいろいろな形のロボットがあり、かわいいペンギンのロボットに、里美の顔もほころびます。
初戦で破れたものの、技術が評価され全国大会に出場できることになりました。
相変わらずまとまりが無い4人に、担任は合宿を提案し、しかし旅館での手伝いが条件だった為、皆、へとへとになりながら全国大会の準備を始めるのです・・・

***********************************************
里美役は、このころまだ15歳ほどの長澤まさみ。
この映画で日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞しています。
デビューは「クロスファイア」(2000)です。
「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004)、「キングダム」(2019)の最優秀助演女優賞、
「MOTHER マザー」(2020)の最優秀主演女優賞、
他たくさんの優秀主演女優賞を受賞しています。

≪ 高専ロボコン とは ≫

正式名称は
『アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト』です。

大型の手動ロボットが、数メートルから10メートル四方程度のフィールド上で競技を繰り広げます。
トーナメント形式で2組対抗となり、競技内容は毎年変わります。
だいたいボールをゴールに入れる、箱を積み上げる、歩くなどで得点を稼ぐ事が多いようです。

この映画でも、対戦が進むうち、いろんな技や技術が出てきてアツ~くなります。
デザインも必見です。

※※ 全国大会の過去3年の受賞結果は、※※

2018年
大会名:Bottle-Flip Cafe
ロボコン大賞:熊本高等専門学校八代
技術賞:世保工業高等専門学校

2019年
大会名:らん♪ RUN Laundry
ロボコン大賞:奈良工業高等専門学校
技術賞:熊本高等専門学校八代

2020年 ※ オンラインで開催だったようです
大会名:はぴ☆ロボ自慢
※ 正式名称は『だれかをハッピーにするロボットを作ってキラリ輝くパフォーマンスを自慢しちゃおうコンテスト』
ロボコン大賞:沼津工業高等専門学校



演:長澤まさみ命名『ダックスフント』

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
ロボコンは、かな~~~り、面白いです!!!
コメント (2)
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