「クライシス」

2021年製作の映画の紹介です

監督は、ニコラス・ジャレッキー。
麻薬問題『オピオイド』危機を背景にした、犯罪・スリラー映画です。
主演・出演は、ゲイリー・オールドマン、エヴァンジェリン・リリー、グレッグ・キニア、ミシェル・ロドリゲス、ルーク・エヴァンズ、リリー＝ローズ・デップ。

アメリカ、カナダ国境、モントリオールの65キロ南。
冬の森の中、そりを引いている男性・セドリックはヘリとスノーモービルに気付き逃げますが追いつかれてしまいます。
捕まったセドリックのリュックからは大量のクスリがのぞいています。
セドリックが捕まったと聞いたおとり捜査をしている麻薬捜査官のジェイク達は、密告者がいるのではないかと懸念します。
その後ジェイクはヤク中で施設に入所している妹を訪ね、看護師から治療薬の影響で耳の聞こえが悪くなっていると話されます。
1人で息子を育てるクレアは、クラブの帰りに買い物を頼んだ後息子がなかなか帰らずスーパーの監視カメラで足取りを調べてもらいます。
ところが帰宅すると警察が息子の死を伝え、死因は薬物の多量摂取と言われるのです。
大学教授で科学者でもあるブラウアーは、資金援助をもらっている大手会社から新開発の治療薬『クララロン』の実験結果を急かされていました。
ところが、当初の予定数を増やした日数でマウスに異常が見られ、ブラウアーは担当のビルに伝えます。
しかしビルは間もなく『クララロン』が販売予定である事を強調し、検査しなおすようブラウアーに言うのです。
一方、クレアが息子の携帯からたどり着いたバーで、セドリックという男性と知り合いだったと知ります・・・

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この映画は「インディペンデント映画」のようです。
※　ハリウッドのメジャースタジオ以外で製作された、比較的低予算の映画。

題名『crisis』の意味は「危機」です。

クレア役はエヴァンジェリン・リリー。
｢フレディVSジェイソン｣(2003)では、クレジットなしの高校生役だったようです。
｢リアル・スティール｣(2011)、｢ホビット 竜に奪われた王国｣(2014)、｢アントマン｣(2015)シリーズなどの出演があります。

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