ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「博士の愛した数式」

2021年10月21日 | 日本映画
006年公開の日本映画の紹介です

監督は、小泉堯史。
小川洋子の小説が原作の、ドラマ映画です。
主演・出演は、寺尾聰、深津絵里、齋藤隆成、吉岡秀隆、浅丘ルリ子。


初めて授業を受け持つ数学教師・“ルート”は、自己紹介の時になぜ“ルート”と呼ばれるようになったか生徒たちに語ります。
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“ルート”のシングルマザー・杏子はベテランの家政婦で、ある時依頼主の自宅を訪ねます。
未亡人である女性は、見て欲しいのは離れに住む弟・“博士”であると杏子に話します。
“博士”は間もなく数学の博士号を取れると言う時に事故に遭い、80分しか記憶が持たないと女性は話し、トラブルは離れの中で解決するよう言うのです。
翌日、“博士”を訪ねた杏子は玄関先で「靴のサイズ」を聞かれ「24」と答えます。
「4の階乗だね」
「階乗ってなんですか?」
そして、その日から毎日玄関先でのこの会話から始まるのです。
ある日“博士”は、杏子の誕生日「2月20日」と“博士”の腕時計に刻まれた数字「284」を黒板に離して書き、『友愛数』について語りました。
気持ちのこもった“博士”の講義に杏子はとても感心します。
その後、杏子に10歳の息子がいると知った“博士”は、1人にしてはいけないと怒りだし、体に貼ってある家政婦のメモの下に
『+10歳の息子』
と付け加え、翌日から学校帰りに“博士”のところ来た息子は頭をなでられ言われます。
「頭が平らだから、ルートだ」
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「その日から、僕はずっと“ルート”と呼ばれているんです」(生徒、笑)・・・

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劇中に登場する数学用語は、他にもたくさんあります。
「虚数」「素数」「完全数」「メルセンヌ素数」「オイラーの公式」などなど。

10歳の“ルート”役は、今年24歳の齋藤隆成。
映画では他に、「百万円と苦虫女」(2008)、「綱引いちゃった!」(2012)、「案山子とラケット~亜季と珠子の夏休み~」
(2015)などの出演があります。





お立ち寄りありがとうございます
鑑賞前に読んでいた原作は「素数」美しさの表現にとても感激しました
コメント
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