ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「複製された男」

2022年02月13日 | サスペンス映画
2014年公開の映画の紹介です

監督は、ドゥニ・ヴィルヌーヴ。
ジョゼ・サラマーゴの小説が原作の、カナダ製作、ミステリー映画です。
主演・出演は、ジェイク・ギレンホール、メラニー・ロラン、サラ・ガドン。


男性がある扉を開け中に入ると、すでに数人の男性がいて裸の女性を見ています。
間もなく銀の皿が運ばれてきて、ふたを開けると大きな蜘蛛が入っていたのです。
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大学で教鞭をとるアダムは、帰宅すると恋人のメアリーが訪ねてきて朝まで過ごしメアリーは帰っていきます。
アダムの日々は同じように繰り返され、ある日同僚から観たと言う映画の話をされます。
レンタル店でその映画を借りたアダムは、メアリーが寝てから観はじめます。
翌朝目を覚ましたアダムは気になってビデオを観直すと、自分と瓜二つの男性が映っているのを目にします。
キャストなど検索したアダムは、男性がダニエル・センクレアという俳優であると知ります。
その後事務所を訪ねたアダムはその俳優と間違われ、アダムは預かりの郵便物を受け取って住所も知ってしまうのです。
更に電話番号を調べたアダムが公衆電話からかけると女性が出て、「アンソニー?」と聞かれます。
『アンソニー』は役者の本名で、声もそっくりな事がわかりアダムは電話を置いてしまいます。
一方アンソニーの妻は今の電話を不思議に思い、帰宅後アンソニーに伝えます。
アンソニーは言葉を濁し、その後パソコンで調べ、アダムに行きつきます。
浮気を疑うアンソニーの妻は、メモを探し出しアダムの勤める大学に向かうのです・・・

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映画の原題は『Enemy』で、意味は「敵」
小説の原題は『The Double』、意味は文字通り「二重の、二様の、対の、など」
邦題・・ネタバレっぽいですぞ・・・

この映画は、“カナダ・スクリーン・アワード”で「最優秀作品賞」「監督賞」を受賞しているようです。

アダムとアンソニーの二役はジェイク・ギレンホール。
劇中でも様相があまり大差のない2人。
ジェイク曰く、
「二人の外見にはあまり差をつけず、態度や行動でそれとわかるように心掛けた。
二人は別々の人間だけど、でも“同じ動力源”で動いていると僕は理解している。」

≪ おまけ 1人ふた役演じている映画 ≫

「アイランド」(2005)
監督:マイケル・ベイ
二役の俳優:ユアン・マクレガー、スカーレット・ヨハンソン

「仮面の男」(1998)
監督:ランダル・ウォレス
二役の俳優:レオナルド・ディカプリオ

「クラウド アトラス」(2013)
監督:ラナ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァ、アンディ・ウォシャウスキー
二役以上:トム・ハンクス、ハル・ベリー、ヒュー・グラント、スーザン・サランドンなど

「レジェンド 狂気の美学」(2016)
監督:ブライアン・ヘルゲランド
二役の俳優:トム・ハーディ

「セブン・シスターズ」(2017)
監督:トミー・ウィルコラ
なんと、7役:ノオミ・ラパス

「スプリット」(2017)
監督:M・ナイト・シャマラン
多重人格者!!:ジェームズ・マカヴォイ

「サバービコン 仮面を被った街」(2018)
監督:ジョージ・クルーニー
二役の俳優:ジュリアン・ムーア

まだまだあります




お立ち寄りと応援、ありがとうございます
ワンシーンに、同じ人物が何人も映る技術って・・今は簡単なんでしょうね~
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