「エッセンシャル・キリング」

2011年公開の映画の紹介です

監督は、イエジー・スコリモフスキ。
ポーランド、ノルウェー、アイルランド、ハンガリー製作の、ジャンルはサバイバル・アクションのようです。
主演・出演は、ヴィンセント・ギャロ、エマニュエル・セニエ。

アフガニスタン。
上空では米軍の兵士が、数人の動きを観察します。
すると銃撃があり、兵士はアラブ人の“男”を爆撃します。
数人のアラブ人たちと捕えられた“男”は髪をそがれ尋問を受け、護送車で雪道を移送されます。
すると“男”が乗った護送車が横転し、手錠をかけられたまま“男”は木の陰に隠れます。
兵士たちは囚人の人数を数え、1人足りない事に気付き捜索に当たります。
“男”は一旦戻って、残っている車の兵士を撃ち車を運転します。
兵士からジャケットを奪い重ね着した“男”は車を走らせ、ヘリの追跡に気付いて車を降りて森に入ります。
“男”は1人の女性を思い浮かべ、自分のすべきことを思い出すのです。
地上でも捜索隊が犬を放し“男”に近づいてきます。
途中でけがをした“男”は、血のついた靴下を脱いで野良犬にくくりつけ反対方向に走らせるのです。
まんまと追ってから逃れた“男”ですが、崖を滑り落ち転落してしまうのです・・・

************************************************
題名の「エッセンシャル(essential)」の意味は、「不可欠な、 必須の」など
「キリング(killing)」は、「殺す、枯らす、 死にそうな、骨の折れる」
う～～ん、直訳なぞ。

この映画は、ヴェネツィア国際映画祭で「審査員特別賞」「ヴォルピ杯（男優賞）/ヴィンセント・ギャロ 」の受賞があります。

巷では『ムハンマド』と言う名前の表示になっている“男”役は、ヴィンセント・ギャロ。
｢アリゾナ・ドリーム｣(1994)、｢バッファロー'66｣(1999・兼監督)、｢ルーシーズ｣(2014)、｢人類資金｣(2013)などの出演、主演があります。

皆様、いつもお立ち寄りと応援ありがとうございます

・・・なのに、お勧めしていいかどうか、迷いの映画でございます　

(∩。∩;)ゞ