ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「対峙」

2024年10月08日 | ドラマ映画
昨年2月公開の映画の紹介です

監督は、フラン・クランツ。
対面する2組の両親、重い雰囲気のドラマ映画です。
主演・出演は、リード・バーニー、アン・ダウド、ジェイソン・アイザックス、
マーサ・プリンプトン、ブリーダ・ウール。


(あらすじ)
教会に到着したジュディはその日来る2組の夫婦の為に準備を勧めます。
食べ物や飲み物など用意するも、間もなく到着した担当のケンドラにはテーブルに乗せないよう言われます。
車で先に着いたゲイルは決心が鈍り、夫のジェイに言います。
「私から言うことはできない。」
落ち着いた頃用意された部屋に入ると、間もなくリチャードとリンダの夫婦が入室しました。
「ここを出るとき、話してよかったと思えるように。」
そう言うとケンドラは部屋を出、4人だけになります。
リンダはアレンジした花をゲイルに渡しますが、ゲイルはそれとなく押し返します。
6年前に高校で銃乱射して自決したリチャード達の息子、
ジェイ達の息子はその被害者でした。
ぎこちなく話しが進み、次第に淡々と話すリチャードにジェイが声を大きくして非難します。
更に、ずっと腕組みをして聞いているゲイルは、詰問のように言います。
「息子さんについて何が心配だったか話して。」
「なぜ?」
リチャードの問いにゲイブが声を荒げます。
「うちの息子を殺したからよ!!」

***********************************************
どちらが加害者で被害者の親か、わからないところから始まります。
常に平常心のリチャードには、やはりイラつきました。
リチャード役のリード・バーニーと、ゲイル役のマーサ・プリンプトンは初めて観ましたが、
4人とも鬼気迫り、真に迫る素晴らしい演技でした。
決着がつくわけではないですが、話し合うことが大切だったと納得です。

原題は『Mass』。
「質量、密集,集団,集まり」などのようです。

余談ですが、劇中に「ここは“聖公会”なので」と言ってました。
“聖公会”とは、イングランド国教会(Church of England)の系統に属するキリスト教の教派なんですね。

ジェイ役は、ジェイソン・アイザックス。
俳優名は覚えていませんでしたが、よく見かけます。
「アルマゲドン」(1998)、「ことの終わり」(1999)、「パトリオット」(2000)、
「ブラックホーク・ダウン」(2001)、「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(2002)
シリーズ、
「キュア ~禁断の隔離病棟~」(2016)、「オペレーション・ミンスミート -ナチを欺いた死体-」(2021)など、ホント脇役なんですね。




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