カテゴリ別 ｢勇気ある追跡｣

　｢勇気ある追跡｣

1969年の西部劇ですが、

「比較レビュー」

のカテゴリに入っています

ご覧頂く時は移動頂くか、検索をお願いいたします

「イン・ハー・シューズ」

2005年公開の映画の紹介です

監督はカーティス・ハンソン。
ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はキャメロン・ディアス、トニ・コレット、シャーリー・マクレーン。

アメリカ・フィラデルフィア。
弁護士のローズは、あまり縁がなかった男性とやっと付き合い始め夜を過ごします。
その夜、ローズに電話があり、ローズは酔っぱらった妹のマギーを迎えに行きます。
マギーは美人でスタイルもいいのだけど、男癖は悪く仕事も長続きしませんでした。
更に、ローズの趣味の靴を黙って借りて、かかとを折ってしまった靴をそのまま戻してしまいます。
ある日、ローズの恋人が花束を抱えてアパートを訪ねると、ほぼ下着姿のマギーが出てきます。
そして、帰宅したローズは恋人とマギーがベッドにいるのを見てしまうのです。
ローズは怒りをあらわにし、マギーを追い出し、恋人と同じ職場へも行かなくなります。
お金のないマギーは継母と暮らしている父を訪ね、そこで疎遠の祖母の手紙を見つけます。
マギーはマイアミの祖母・エラを訪ねます。
エラはマギーにも会いたいと言いますが、呼ぶつもりが無いローズは言葉を濁すのでした。

*********************************************
原作はジェニファー・ウェイナーの同名ベストセラー小説です。
本人もカメオで出演しているんですね。

ローズ役はトニ・コレット。
18キロ増やしたと言う｢ミュリエルの結婚｣(1996)では、ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされています。
｢リトル・ミス・サンシャイン｣(2006)の出演、｢ヘレディタリー/継承｣(2018)の主演があります。

「フレンチ・コネクション」

1972年公開の映画の紹介です

監督はウィリアム・フリードキン。
ロビン・ムーアのノンフィクション小説が原作のクライム・アクション映画です。
主演・出演は、ジーン・ハックマン、ロイ・シャイダー、フェルナンド・レイ。

フランス・マルセイユ。
一見紳士的な初老のシャルニエは、刑事の見張りに気付いていて部下に殺害させます。
ニューヨーク・ブルックリン。
薬物対策課の刑事、ドイルとルソーは、変装しながら麻薬の取引があるとみている店の前に陣取っていました。
間もなく2人は店に踏み込み、逃げ出した売人を捕まえます。
その夜ドイルは、帰宅しようとしていたルソーを強引に誘って祝杯をあげる為ナイトクラブへ行きます。
ところがそこには麻薬関係がうようよしていて、見慣れない若い夫婦を怪しみ、2人は尾行を開始します。
調べると小さな店を経営している夫は、大物マフィアの手下でした。
盗聴でフランスからシャルニエがブルックリンに入る事を知り、ドイルとルソーは見張りを続けます。
そのうち気付いたシャルニエは、手下にドイルの殺害を命令します。
身代わりに女性が撃たれてしまい、ドイルは射撃手を追いかけます。
地下鉄で巻かれてしまったドイルは、車で次の駅まで暴走するのです。
ところが、列車は止まらず、ドイルはどこまでも追いかけて行きます。

**************************************************
アカデミー賞では、8部門のノミネートがあり、
「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ジーン・ハックマン」「脚色賞」「編集賞」受賞しています。 

ジーン・ハックマンはこのころ40歳ほど。
ロイ・シャイダーは2こ下です。
ドイルが“ポパイ”とアダ名されていることも有名です。

｢フレンチ・コネクション2｣(1975)が公開されています。
監督はジョン・フランケンハイマー。
主演・出演はジーン・ハックマン、フェルナンド・レイ。

≪　フレンチコネクション　とは　≫

トルコからフランスを経由して米国に輸出されていたヘロインの密売ルートや組織のことなんですね。

いつもお立ち寄りいただき有難うございます

ますます頑張ります！！

「ルイの9番目の人生」

2018年公開の映画の紹介です

監督はアレクサンドル・アジャ。
ジャンルはのスリラーなんですね。
主演・出演はジェイミー・ドーナン、サラ・ガドン、エイデン・ロングワース。

9歳の少年ルイは、生まれた時から自分に起こった不幸な出来事を回想します。
骨折や感電、食中毒などです。
そして9歳の誕生日に、崖から落ちてしまうのです。
ルイは病院に運ばれ、母・ナタリーの必死の祈りも届かず息を引き取ってしまいます。
ところが2時間後、ルイは奇跡的に呼吸を始めたのです。
ルイは昏睡状態になり、専門医のパスカルが担当になります。
事件当時、ルイはナタリーと別居状態の父・ピーターとピクニックをしていて、その後ピーターの姿が見えなくなったのです。
奇妙な感じを受け始めたナタリーは、ある日ピーターが様子をうかがっているとパスカルに相談します。
更に、ナタリーは
「パスカルとつきあうな」
と書かれた手紙を受け取ります。
しかしその手紙はルイが書いたかのような筆跡と文章だったのです。

*******************************************
原作はリズ・ジェンセンの小説『ルイの九番目の命』です。

公式HPからの引用です。

『少年の数奇な運命に隠された謎を解き明かす、極上の心理サスペンス』

ルイ役はエイダン・ロングワース。
何ヵ月にも渡るオーディションでルイ役に決まったんですね。
「X-ファイル 2016」で、モルダーとスカリーの息子役を演じています。

「コンフェッション」

2003年公開の映画の紹介です

ジョージ・クルーニーの監督デビュー作品です。
主演はサム・ロックウェル、他ドリュー・バリモア、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、ルトガー・ハウアー、カメオ出演にブラッド・ピット、マット・デイモンという凄すぎるキャストです。

少年時代から大の女好きのチャックは、1961年にABCの臨時職員として採用されます。
チャックは同僚のデビーと付き合っていますが、デビーのルームメイト・ペニーに惹かれていきます。
チャックが、思いついたアイデアをテレビ局に却下され消沈しているところへ、ジム・バードという男が現れます。
バードは、チャックをCIA秘密工作員としてスカウトして働くよう持ちかけます。
 半信半疑に訓練に参加したチャックですが、間もなく邪魔な人物の殺害が仕事と知る事になるのです。
アメリカに戻るとチャックのアイディアが採用され、テレビプロデューサーとして活躍します。
そんな時でもチャックは片手間で殺害任務を行いますが、KGBに拉致されてしまいます。
チャックは何とか解放されますが、うらぎり者がいて狙われている事を知り尋常でいられなくなっていくのです。

***************************************************
この映画は、テレビプロデューサーのチャック・バリスの伝記映画です。
 本人が描いた自叙伝を元に、ところどころインタビューを交えてのストーリー展開です。

自叙伝は奇想天外な内容の為、世間は驚くどころか相手にせず、あまり売れなかったんですねー。

初監督についてのインタビューでジョージ・クルーニーは、

「素晴らしい人材、素晴らしい俳優を雇って、素晴らしい台本を手に入れて、後はそれを台無しにしないように頑張るのみ」
「撮影中はいろいろあったけど、中でも、自分自身を監督するのが一番難しかった」
と語っています。

チャック役はサム・ロックウェル。
この映画でベルリン国際映画祭銀熊賞（男優賞）を受賞しています。
「スリー・ビルボード」(2018)ではアカデミー賞助演男優賞を受賞しています。

「空飛ぶタイヤ」

2018年公開の日本映画の紹介です

監督は本木克英。
池井戸潤の社会派小説が原作のドラマ映画です。
主演・出演は、長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生、佐々木蔵之介、深田恭子、寺脇康文、小池栄子、笹野高史、ムロツヨシ、中村蒼。

横浜、国道。
『赤松運送』の大型トレーラーを運転する若いドライバーは、ハンドルがぶれて立て直そうとします。
直後タイヤが外れて飛び、その先には子供を連れた若い女性がいたのです。
------------------------------------------------
中小企業の『赤松運送』の社長・赤松徳郎はその事故の知らせを受け、愕然とします。
赤松は整備課の担当に内容を確認し、呼ばれて警察に赴きます。
そこで赤松は母親が死亡した話を聞き、聴取を受けます。
『整備不良』の懸念がある赤松は、社に戻るなり整備担当・門田を解雇します。
ところが門田の整備記録簿は丁寧に付けられており、赤松は門田に謝りに行くのでした。
しかし、事故の部品は製造社の「ホープ自動車」に持ち込まれ、部品は問題がなく整備不良を示唆されてしまうのです。
赤松は部品を返却してもらう為、直接「ホープ自動車」の戦略課課長・沢田に面接を申し出ます。
ところが何度となく連絡をとるも、全く会う事が出来ない状態でした。
一方、沢田は既に終わった件と取り次ぎませんでしたが、自社の会議の話を聞き疑問を持ち始めるのです。

*********************************************************
赤松役は長瀬智也。
アイドルグループ・TOKIOのギターボーカリストでお馴染みですが、このころは既に30代後半の貫禄ある社長です。
テレビドラマ｢白線流し｣(1996-)、｢ムコ殿｣(2001-)、｢マイ★ボス マイ★ヒーロー｣(2006-)など主演作は多数。
映画では｢TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ｣(2016)の主演などがあります。

≪　テレビドラマ　情報です　≫

全5話。
キャストは、仲村トオル、田辺誠一、袴田吉彦、尾野真千子、遠藤憲一、大杉漣、戸田菜穂、柄本佑

「二重誘拐」

2004年公開の映画の紹介です

監督はピーター・ジャン・ブルージ。
オランダで実際にあった事件をもとにしたサスペンス映画です。
主演・出演は、ロバート・レッドフォード、ヘレン・ミレン、ウィレム・デフォー。

豪邸に住むウェインは出勤前、妻のアイリーンから友人との約束があるので6時までには帰宅するよう言われます。
車で家を出たウェインは道路の真ん中に新聞が落ちているのを見つけ、車を降りて拾います。
-------------------------------------------
6時になっても帰宅しないウェインの事を誤りながら、アイリーンは友人夫婦と会食を済ませます。
その後も帰らないウェインを心配し、アイリーンは警察に連絡します。
やがて放置されたウェインの車を発見したと警察から連絡が入り、2人の警官がアイリーンの自宅で犯人からの連絡を待ちます。
やがてウェインの「無事である」という声のメッセージだけが電話に届くのです。
------------------------------------------
数時間前、新聞を拾って車に乗りなおしたウェインは、突然男に車を止められ自分を知っているか聞かれます。
ウェインは名前を聞いても思い出せず、男は銃を持って車に乗り込みウェインを拘束します。
男はウェインを詳しく知り、しかしウェインは思い出せないでいるのです・・

******************************************
原題は『The Clearing』
直訳で清算、 〔不要な物を〕取り除く［片付ける］こと などなど。

アイリーン役はヘレン・ミレン。
｢キャル｣(1984製作)、｢英国万歳!｣(1997)でカンヌ国際映画祭女優賞、
｢クィーン｣(2007)ではアカデミー主演女優賞を受賞、
その他、エミー賞を4度、トニー賞も受賞していて演劇の三冠王を達成しています。
近年は「ワイルド・スピード9」が来年公開予定です。

「(500)日のサマー」

2010公開の映画の紹介です

監督は長編初デビューのマーク・ウェブ。
ラブ・コメディ映画です。
主演・出演は、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット、ズーイー・デシャネル、クロエ・グレース・モレッツ。

冒頭でトムは、「この映画は男女の出会いがあるが、恋愛ものではない」と断言します。
-----------------------------------------------
500日のうちの1日目。
メッセージカード会社で働くトムは、社長秘書として入社してきたサマーに一目惚れします。
ある日、エレベーターでサマーと偶然乗り合わせたトムは、聞いている曲が好きだと話しかけられます。
少しづつ話すようになってトムの友人交えての食事中、サマーは恋愛について
「恋愛関係は面倒、傷つくのもイヤ」
と話します。
ところがコピー室でサマーがトムにキスをしてから、2人はどんどん進展していきます。
それでも、2人の関係は『友達』と言い放つサマーですが、109日目。
初めてサマーの部屋に呼ばれたトムは2人を隔てている壁が低くなったと感じるのです。
そして、118日目。
2人がバーで飲んでいると、サマーの知り合いの男性が近付きちょっかいを出してきます。
我慢が出来なくなったトムは男性を殴り、殴り返されてしまいます。
トムは頬を冷やしながらサマーの部屋に戻ると、サマーは
「ぶざまだった」
と、とても不機嫌になるのです。

**********************************************************
500日はトムがサマーと出会ってからの日にちで、かなり前後しながらストーリーは進みます。
この映画はお薦め映画の中に時々登場します。

どこにでもいそうな、色んな事に夢を描くトム役は、ジョゼフ・ゴードン＝レヴィット。
「リバー・ランズ・スルー・イット」(1993)では、若き日のノーマンを演じています。
「インセプション」(2010)の出演、「ザ・ウォーク」(2016)・｢スノーデン｣(2017)の主演があります。

とってもチャーミングで、恋愛には困らないだろう、しかも女性にありがちな現実的なサマー役はズーイー・デシャネル。
｢イエスマン “YES”は人生のパスワード｣( 2009)で、ジム・キャリーふんするカールの運命の女性役が印象的です。

頑張ってます
とっても励みになります！
ぽちっと押しておくんなせい！

「ソラリス」

2003年公開の映画の紹介です

監督はスティーブン・ソダーバーグ。

ミステリーなSF映画です。
主演・出演はジョージ・クルーニー、ナターシャ・マケルホーン。

精神科医のクリス・ケルヴィンは、気だるい生活を送っていました。

ある日、クリスは宇宙局の役員からビデオレターを見せられます。

惑星ソラリスに向かっている友人のジバリアンが、「詳しく話せないが助けて欲しい」という内容です。

役員は、調査チームに何かがあって、救助に向かった保安要員の連絡も途絶えたと話します。

軌道上のステーションに着いたクリスは、あちこちの血のりを見つけながらジバリアンの遺体を発見します。

生きている2人のクルーはジバリアンは自殺と話しますが、他のことは濁すばかりです。

その夜クリスは、妻のレイアの夢を見て、目を覚ましてもそばにいる事に驚きます。

他のクルーも同じ体験をしていて、惑星ソラリスの仕業ではないかと話します。

レイアと過ごすうちに、クリスは出会いや辛い日々を思い出します。

ある日、クルーの一人が地球に帰ることを提案し、クリスはレイアを連れていくと話します。

しかし、それは人間ではないから連れて行くのは危険だと言われてしまうのです。

*****************************************************

原作はスタニスワフ・レムの『ソラリスの陽のもとに』

「惑星ソラリス」(1977)は旧ソ連の映画です。

クリス役はジョージ・クルーニー。

テレビシリーズ「ER緊急救命室」では109本の出演があります。

｢マイレージ、マイライフ｣(2010)など3本のアカデミー賞主演男優賞ノミネートがあり、｢シリアナ｣(2006)では助演男優賞を受賞しています。

「監督賞」で｢グッドナイト&グッドラック｣(2006)でノミネートがあります。

「ブラック・シー」

2015年公開の映画の紹介です

監督はケヴィン・マクドナルド。
実に狭いところでの、サスペンス・アクション映画です。
主演・出演は、ジュード・ロウ、スクート・マクネイリー、ベン・メンデルソーン。

潜水艦のプロとして11年も勤めた会社から、ロビンソンはある日突然解雇を告げられます。
その後の就職で途方に暮れる中、ロビンソンは元潜水仲間のカーストンから儲け話を聞かされます。
第二次世界大戦中、ドイツとロシアの取引でうやむやになった大量の金塊が潜水艦Uボートと共に黒海（ブラック・シー）に沈んでいるというのです。
ロビンソンは引き受け、ロシア人とイギリス人を集め、船長として古びた潜水艦に乗り込みます。
連絡が取れなくなったカーストンから言伝を頼まれたという、18歳の少年・トビンも仲間に加えます。
途中、ロシアの駆逐艦が上を通り、気付かれないように潜航させます。
ところが、当初からロシア人とイギリス人はいざこざが絶えず、ガス爆発が起きてしまいます。
衝撃で数時間気絶していたロビンソンが目を覚ますと、船内は酷い状態でした。
使用不可能になったドライブシャフトはUボートのものを使おうとなり、急いでUボートを探します。
3人が潜水し、物体の近くに行くも、丘があるのみでした。
一同が諦めかけた頃、トビンが丘の表面をさすると、船の外壁が現れたのです。

********************************************************
ロビンソン役はジュード・ロウ。
寡黙で理知的な役が多い中、珍しく荒んだ役どころです。
｢リプリー｣(2000)では、アカデミー助演男優賞にノミネートされています。
｢シャーロック・ホームズ｣(2010)シリーズ、｢ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生｣(2018)、｢キャプテン・マーベル｣(2019)など、話題作にも多数出演しています。

≪　Uボート　豆知識　≫

ドイツ海軍の保有する潜水艦の総称です。
ドイツ語ではU-Boot（ウーボート）というんですね。
英語ではU-boat（ユーボート）で、概ね第一次大戦・第二次大戦時期のドイツの潜水艦を意味します。

映画では「Uボート」(1982)「U-571」(2000)等の戦争物が有名です。

頑張ってます
とっても励みになります！

「奥さまは魔女」

2005年公開の映画の紹介です。

監督はノーラ・エフロン。
1964～1972年放送のテレビシリーズを題材にしたオリジナル・ストーリーのコメディ映画です。
主演・出演は、ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケイン。

魔女のイザベルは、貸家を買い付け、必要なものを買いにスーパーへ出かけます。
そこでいきなり父が現れ、何不自由なく暮らせるのに何故人間界にいるのかと尋ねます。
イザベルは恋をして誰かに必要とされる生活がしたいと言い張ります。
一方、俳優のジャックは、2本の主演映画がこけて、テレビ出演の交渉をしていました。
人気の『奥さまは魔女』のリメイクで、ジャックは主役を位置づける為サマンサには新人を依頼します。
間もなく、本屋で見かけたイザベルの鼻の動きが目にとまり、声をかけます。
「必要だ」と言われ、迷いつつ受けたイザベルは製作陣に好評でした。
ところが、自分を売り出す為にイザベルを利用しているというジャックとマネージャーの話をイザベルは耳にしてしまいます。
隣人で友人のニーナに相談すると、ニーナは、選択肢は3っ、
「辞めるか、我慢するか、復讐するか」
イザベルは『復讐』を選択したのでした。

************************************************
ドラマの魔法使い役に出演するイザベルが、実は本物の魔女だった、というややこしい展開ですが、魅力的なニコール・キッドマンの魔法にかけられて、面白おかしく見入ってしまいます。
な～～んて、ベタな紹介～～

ジャック役はコメディアンのウィル・フェレル。
当初はジム・キャリーが予定されていたようです。
「ズーランダー」(2002)シリーズ、「プロデューサーズ」(2000)ではゴールデングローブ賞 映画部門 助演男優賞にノミネートされています。

≪　『奥さまは魔女 (テレビドラマ)』　豆知識　≫

放送は、アメリカのABCテレビで、1964年から1972年まで全254話。
第74話まではモノクロで、第75話からはカラー放送となったんですね。
日本では1966年からTBSと毎日放送で放送されました。

サマンサ役：エリザベス・モンゴメリー
ダーリン役：ディック・ヨーク・後にディック・サージェント

※　因みに、バッグブランドの「サマンサ・タバサ」の命名にはこのドラマの登場人物はまったく関係ない、と社長が明言しているそうです。

おまけの画像

↓

「ハングマン」

2018年公開の映画の紹介です

監督はジョニー・マーティン 。

サイコスリラー映画です。
主演・出演はアル・パチーノ、カール・アーバン、ブリタニー・スノウ。

殺人課の刑事レイ・アーチャーは、ワゴン車に車を当てられ激怒して追跡し逮捕します。
1年後、退職したアーチャーの相棒だったルイニーは、ある女性と会います。
犯罪ジャーナリストのクリスティで、許可をもらいルイニーの捜査に同行します。
無線で呼ばれルイニーが到着した場所には、被害者の女性が首をつられ文字が刻まれていました。
現場には子どもの遊び「ハングマン」が描かれ、ある数字が2種類書かれていました。
気になったルイニーはアーチャーを訪ねます。
書かれていた数字は2人の警官バッジの番号だったのです。
3人は検視医から詳しく様子を聞き、犯罪の残酷さを知ることになります。
第二の殺人が起き、連続猟奇殺人事件となり、クリスティはある事に気付きます。

それは1年前に殺害されたルイニーの妻の事件でした。

*********************************************
ルイニー役はカール・アーバン。

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、「スター・トレック」シリーズ、｢マイティ・ソー バトルロイヤル｣(2017)の出演があります。

≪　ハングマン・ゲーム　とは　≫

相手の考えた単語を当てる2人用のゲームです。
紙に絞首台と、出題者が決めた単語の数を表すアンダーバーを書きます。
文字を当てる側が単語を一文字づつ言い、当たったら単語の位置のアンダーバーの上に記入します。
はずれたら、絞首台に首つりの絵を胴体一つづつ書いていきます。
どちらが完成するかで勝敗が決まるっていう、なんとも怖～いゲームなんですね。

ハングマン　ゲーム

↓

「WOOD JOB!～神去なあなあ日常～」

映画の最後に流れる、製作者やキャストなどのクレジットの後、映像が流れる事がしばしばあります。
マーベル映画はほとんどですが、この映画も流れます。
ご覧の方は、是非最後の最後まで観て下さいね。

2014年公開の日本映画の紹介です

監督は矢口史靖。
三浦しをん著『神去(かむさり)なあなあ日常』原作 の青春・ドラマ映画です。
主演・出演は、染谷将太、長澤まさみ、伊藤英明、優香、 光石研、西田尚美。

平野勇気は大学受験に失敗し、彼女にも振られ将来に迷っていました。
未来のある友人とのカラオケの帰りに、あるパンフレットが目にとまります。
魅力的な女性が載っている「緑の研修生」という、林業を目指すパンフレットです。
その女性に会う為に勇気は応募し、現地に行ってみると人里離れた山の奥だったのです。
帰ろうと思ってバス時刻を見ると、何と6時間に1本！
勇気は仕方なく参加する事にしますが、携帯の電波はつながらず、怖い指導者に目をつけられてしまいます。
やっぱりやめて帰ろうとする勇気は、偶然パンフレットの女性に会い、思いとどまります。
1か月の終了過程後、勇気は女性が来ていたジャケットの「中村林業」に実習を希望します。
なんと、最初から目を付けて叱られていた怖い指導者・与喜のところでお互いがっかりです。
ある日、勇気の彼女が大学の研究会のメンバーを連れてを連れて林業の現場を見に来ました。
大学生たちは写真撮影したりはしゃいだり、終いには「よくこんなところに住める」だの。
与喜が怒り頂点に達すると、それより先に勇気が怒りだしたのです。

********************************************************
日本アカデミー賞では「優秀助演男優賞/伊藤英明」の受賞があります。

平野勇気役は染谷将太。
｢ヒミズ｣(2012)では、共演の二階堂ふみとヴェネツィア国際映画祭でマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞にあたる)を受賞しています。
｢ヒミズ｣(2012)と｢悪の教典｣(2012)で、日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞しています。
2020年開始の大河ドラマ『麒麟がくる』では主人公の宿敵となる織田信長を演じるようです。
※　因みに主人公は明智光秀、演じるのは長谷川博己。

ロケ地は本作の舞台・神去村のモチーフとなった三重県・津市。
三浦しをんさんの、林業に従事していた父親の出身地なんですね。

「NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」

2017年公開の映画の紹介です

監督はヘンリー・ジュースト＆アリエル・シュルマン。
ゲームに挑戦し、動画に撮影する、いまどきの映画です。
主演・出演は、エマ・ロバーツ、デイヴ・フランコ、ジュリエット・ルイス。

アメリカ・ニューヨーク。
女学生のヴィーが住むスタテン島では、動画サイトでは『NERVE』という実演ゲームがはやっています。
『NERVE』は様々なゲームに参加して賞金を得る『挑戦』と、挑戦を見続ける『視聴』に分かれています。
ある日親友のシドニーから臆病呼ばわりされて喧嘩をしたヴィーは、思わず『挑戦』をクリックしてしまいます。
最初の『挑戦』は、
※　15分で指定されたレストランに到着しろ
というもので、ボーイフレンドの車で着くと、
※　他人と5秒キス
と携帯に表示され、実行すると100ドルが振り込まれました。
すると、キスされたイアンもチャレンジを完了したところだったのです。2人は
※　2人で中心街へ
という指令を受け取り、ヴィーは迷った末イアンのバイクで中心街へ向かいます。
そして2人の視聴率は、どんどん上がっていくのです・・

***************************************************
ヴィー役はエマ・ロバーツ。
父親は俳優のエリック・ロバーツ。、ジュリア・ロバーツが叔母なんですね！！
デビューは｢ブロウ｣(2001)の子役です。
｢バレンタインデー｣(2010)、｢フェブラリィ -悪霊館-｣(2017)の出演があります。

イアン役はデイヴ・フランコ。
兄がジェームズ・フランコです。
｢21ジャンプストリート ｣(2012製作)、｢グランド・イリュージョン｣(2013)の出演があります。

「第三の男」

1952年公開の映画の紹介です

監督はキャロル・リード。
アントーン・カラスの『ハリー・ライムのテーマ』曲がとても有名な、モノクロのクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ジョゼフ・コットン、オーソン・ウェルズ、アリダ・ヴァリ。

第二次世界大戦後、米英仏ソによる四分割統治下のオーストリアの首都ウィーン。
アメリカ人のホリー・マーチンスは、親友ハリー・ライムから仕事の依頼を受けてウィーンにやってきました。
さっそくホリーはハリーの家を訪ねドアをたたきますが、一向に出てくる気配がなく管理人がやってきます。
すると、ハリーは昨日自動車事故で死亡したと片言の英語でいうのです。
ホリーはハリーの葬儀に立ち会い、そこでイギリス軍のキャロウェイ少佐から、ハリーが密売人で会ったことを知らされるのです。
ホリーは信じる事が出来ず、事故を目撃した管理人から話を聞きます。
しかしほぼドイツ語の為、葬儀でも見かけたハリーの恋人・アンナが通訳してくれます。
ハリーは即死したとか、死ぬ間際に話をしたとかはっきりしない中、道路脇にハリーを運んだ人物の中に一人不明の、第三の人物がいることにホリーは気付きます。
ところがその後管理人が殺害されていることがわかり、人だかりが出来ていました。
ホリーがアンナに人々の言葉を通訳してもらうと、
「みんなあなたが犯人だと言っているわ」
慌ててホリーはアンナとその場を退散します。

**************************************************
アカデミー賞では「撮影賞（白黒部門）」を受賞しています。
他、「監督賞」「編集賞」にノミネートがあります。

ホリー役はジョゼフ・コットン。
｢市民ケーン｣(1966-製作はもっと前)がデビュー作。
オーソン・ウェルズ作品の常連として有名なんですね。
｢トラ・トラ・トラ!｣(1970)、｢ソイレント・グリーン｣(1973)などの出演があります。

頑張ってます！
クリック頂くと、とっても励みになります！！