あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

「第56回全日肖展」近し!

2009年06月05日 | 肖像画

肖像画を本格的に描いてみたいと思われる方、将来肖像画家を目指す方、現在肖像画のお仕事をされておられる方も、ご自分にチャレンジです。

独学の弊害を身を持って体験したからこそのお勧めです。特に肖像画においては、人物画を描くようなスタンスでは、お描きになる方にとっては大変迷惑なことになってしまいますし、自己満足の世界を突き進み、裸の王様になってしまいます。肖像画の出来不出来は子供でさえ見極めます。すべてあからさまに映ってしまうのが肖像画です。そのことの怖さは大変なものがります。
カラオケで自分だけいい気分で歌っているようなもので、周りの人のことはお構いなし状態です。(もちろんお上手であれば問題ありません。)だからこそそのことさえ気付かずに描き続けることの無意味さは、あとで後悔しても余りありすぎます。味わう恥ずかしさ、自己嫌悪は相当なものがあります。
私にとっては年齢的に遅くなってからの全日本肖像美術協会への入会でしたが、それ以前の独学で勉強しましたと言って胸を張って!?いたのは、いったい何だったのだろうという心境です。以前の肖像画は、肖像画ではなくわがままな自分勝手の絵だったと気付かされました。最初に自分の至らないことを素直な気持ちで認め、素直な向学心を持つことに尽きます。強い口調になってしまいますが、これは肖像画をお仕事にされる方にとっての登竜門だと、ご自分を見誤らない為にも、着実な歩みの材料を提供してくれます。元々肖像画という特殊なジャンルですが、狭い世界の中でありながらも、大きな大海を感じさせてくれるものと確信致しております。

肖像画教室の皆さんには、肖像画家、芸術家という以前に職人の気持ちで地道に手先の感覚で覚えるようにとお話します。大工さんの気持ちで、どせなら目指すは宮大工です。大聖堂を創り出す気持ちを持つようにやってほしいと思います。日曜大工で終わらないように指導していることはもちろんです。筆先の感触から、眼からの情報が着実に右脳に回路を設けていきます。意欲や、やる気がどんどん上達を早めます。もちろん結論、答えの出ない世界ですが・・・あえて言えば、答えは周囲(多くの肖像画に携わる方たちも含めた)の評価です。
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肖像画のお問い合わせは        

0120-94555    

詳細はクリック吉田肖像美術  

肖像画が初めてといった方 HPで内容を分かりやすく掲載しております。

 

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