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あなたの想いを描く吉田肖像美術”四方山話”

肖像画家のたわごと・日常便り

肖像画の贈り物はウイングエレガンスへ!

2011年06月25日 | 肖像画

詳細はクリック吉田肖像美術

今日は肖像画教室の日でした。それにしても暑い日が続いていますね。(実際はアトリエでエアコンのお世話になっています。省エネとやらで右ならへ、設定温度を28度にしているせいか蒸し暑さを感じます。)昨夜の続きで肖像画のお顔部分を描き進めています。少し乾燥を待って、次回は洋服と背景を描きたいと思います。

時々聞かれる事に、”肖像画”と”人物画”の違いとは、というものがあります。両者には制作過程にも歴然と違いが現れます。肖像画は描かれる方固有の骨格や顔の造形を的確に表現、あるいはキープしなくてはなりません。デッサンした時点で、作家の都合で誇張や整形は厳禁となります。しかし唯一表情の部類では作家の技量が介入します。人物画は制約なく表現できる事で大胆な表現も許されますが、肖像画ではそうはいきません。肖像画は描かれた方、あるいはご依頼された方の御承認が必要となります。ご承認いただけなければ肖像画の価値は全くのゼロといっていいかもしれません。これって大きな違いでは有りませんか?肖像画は気に入って頂いてこそ価値が存在します。従って、きっちり順番を追っている制作過程は、美術を勉強して人物を描いている方から見ればまるでイラストを描いているように見えるはずです。一度でもご兄弟や身近な方の肖像画を描いてみて、描いた方ご本人の評価をもらってください。その反応で肖像画を描くという事の難しさが分かるはずです。(吉田肖像画教室ではそのことから体験してもらっています。)人物画はご自分の表現ですから作品もご自分のもの、従ってよほどのことがない限り、お部屋の在庫となって行きます。(お自宅の一部屋が倉庫と化してしまう結構大変な想いをされている方が多くいらっしゃることはよく耳にします。)肖像画は描いた方の手元に引き取られ、大切に各家庭や会社に飾って頂けます。ここはとても大切で、見逃せない結果です。結論、肖像画はご自分の満足で描くのではなく、多くの人々に喜んで頂くためのものではないでしょうか。仕事の場合は対価が発生し、それはいろいろな社会ルールに基づいてきっちり還元されていきます。肖像画について少しでもご理解して頂ければ嬉しいです。

・・・肖像画教室制作風景・・・

肖像画教室に三名の方に参加して頂きましたが、例によってデジカメのCSカードの入れ忘れで掲載できませんでした。気がついて取り直しの一枚でした。なかなか魅力的な構図になっています。

「吉田肖像画教室」

肖像画のお問い合わせは フリーコール  0120-945-655 

 

詳細はクリック吉田肖像美術 

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