あっちこっち歩いて楽しむおタケさん

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山に登ったかと思えばメタボな食事、お花、キノコ、いろいろ~

南奥駈道を涅槃岳へ (奈良県下北山村)

2015-11-09 22:22:00 | 大峰 奥駈道を歩く

2015/11/03 (火)

昨夜、3日間の猫軍団秋の合同訓練から帰ったばかり
ザックは不要な物を放り出してそのまま今日の必要な物だけを詰め込んで
あたふたと5時半の地下鉄に乗って居眠り乗換に慌てながら集合地の橿原神宮前駅に着いた

7:35 橿原神宮駅を出発
169号線を南下
毎度の休憩地、道の駅かみきたを経て
下北山村の白谷池郷林道一般車通行止めゲートへ

途中の奇岩屏風の石ヤ塔の色彩を期待したが
あれ~?、黄色や赤が目立たない、ちょっと期待外れ
それでも数人のカメラマンさんが撮影に余念がない


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10:15 頃 歩きのスタート

今日はぐずぐずしてたら日暮れになってヘッデン点けて戻ってくることになるかも?
急いで急いで苦痛な林道歩きが始まる
往路は緩やかながら登りなので1時間半、復路は1時間を見込んでの今日の登山
前回、転法輪岳に登った時と全く同じ林道を経由して行く

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登るに従って自然林の色彩が素敵になって視界に入る斜面が綺麗だ
だが今日は先頭につけて先を急ぐ(笑)

11:40 持経宿への分岐に上がってきた
左へ行けば前回の転法輪岳、今日は右へ行く

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持経宿で早めのお昼を済ませる
屋根の上の真っ赤な紅葉が一際見事だ

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12:15 小屋の横からいきなりの登りが始まる

靡きの経板は近江の三井寺さんのが多い


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榧の木の大木が目立つ


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食べたばかりでの急登は足どころか体全体が重い

標識が出てくると何故だか嬉しくなる

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奥駈道の文字は古くはこう書いていたのだろうか

駈ける、馳せる、

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12:40 先ずは本日一つ目のピーク


阿須迦利岳(あすかりだけ) 

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奥駈道はこの「新宮山彦ぐるーぷ」の方々の
並々ならぬ道普請と宿と呼ばれる山小屋の管理で安心して歩ける
世界遺産の道(紀伊山地の霊場と参詣道)

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汗をかいて登ってきた山頂に
ぽつんとスミレが咲いているのに心がほんわかになる

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前方に見えているピークは二つ目の山頂

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そこから右へ目をやると遥か向こうに見えるピーク
あそこまで行きます

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一つ目のピークを下って行くと鞍部に見事な赤

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左側の稜線も素晴らしい
大木が持ちつ持たれつ
いやあれは持たれつだけだよ(笑)


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尾根歩きでちょっと呼吸を整えると今度は急な下り
鎖場は足が短くて下りも登りも難儀します(--;

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何度も小さなアップダウンと軽快な尾根歩きが続きます

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やっぱり素敵な左側稜線の彼方は中八人山かも?
と勝手に想像しながら歩くとまた格別楽しい

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すっかり葉を落としたヒメシャラが青空にシャンと立っています


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13:35 二つ目のピーク

証誠無漏岳(しょうじょうむろうだけ)


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本日の最終目的地のピーク
まだまだ先です

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その先に左前方
姿を見せたのはどうやら釈迦ケ岳


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旭登山口のある山並みが見えてます

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ヒメシャラのトンネルを抜けて登って登って行きます

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14:15 やっと到着

涅槃岳(ねはんだけ) 1375.9m

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ヤッホー~~~~♪
お釈迦様、今日はお立ち遊ばしてますね~(^^)


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釈迦ケ岳からやってくる方角を確認しておきます

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展望はあまり望めないし風が冷たい

やまりんご(オオウラジロの木の実)

完走させてスライスして煎じて飲めば喉の薬、つまりは咳、声、喉にいいらしい?
ほんとうかな?
試してみましょうかね(^^)

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14:20 来た道をズンズン帰ります
先頭グループを今日は譲りません(笑)


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往路で難儀した鎖場
下りは危険だから迂回すると示された方向に目をやると急斜面
道は無い!!
落ち葉でずるずる~~と下まで行きそう

ヤ~メタ!登った鎖場を下ります
迂回組と二手に分かれて時間短縮


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はい、二手に分かれたお蔭で往路でかなりの時間を要して登った難所も半分の時間で下れました



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下る時に気付いたが立ち止まれなかった
けれど今度は登り

キッコウハグマのカワイイ姿を今日の一枚に納めておきましょう

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15:45 何とか16:00前に持経宿まで帰ってきました

小屋の東の景色がなんとも素晴らしい

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小屋の周囲は紅葉が素敵だ

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さぁここからはダッシュで林道を下ります
スピードアップ

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16:40 バスの待つ林道ゲートに到着

1時間かからずにゴール~~
惜しかった!! 3位入賞を逃し4位でしたって競争した訳ではありませんが~(^^;

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夕陽が射している石ヤ塔を期待したが
あららん、これじゃバス降りて眺めても時間がもったいないので車窓からの見物です


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バスの車内で日没となり、きなりの湯に着いた時にはもう真っ暗

18:20 温泉を後にノンストップ橿原神宮駅まで戻った
眠りこけていたので意外に早く着いた気がした

20:20 ぼう~っとしていて大和八木から一本電車乗り遅れて30分も待ちぼうけ

結局、くったくたで22:00前に帰り着いた


何とか今日頑張って涅槃岳へと奥駈道を繋いだのだ


残るは釈迦ケ岳から涅槃岳


そして前回ほんの少し届かなかった転法輪岳から倶利伽羅岳


あきらめないで願えば叶うだろうか




持経の宿~転法輪岳へと南奥駈道を歩く (奈良県下北山村)

2015-08-03 14:20:30 | 大峰 奥駈道を歩く

2015/08/01 (土)

久しぶりに奈良大峰山系の奥駈道を歩いてきました

以前は奈交バスハイクがあって気楽に行けたんですが廃止になって行きあぐねていました

新たに山の会が立ち上がりメンバーに加えてもらい初めての参加です

みけさんとコッコさんは折悪しく都合着かずワタシ一人参加となりました

橿原神宮駅集合は以前通り
7:35 マイクロバスに乗って出発
荷物は膝の上に乗っけて座席も狭いですがワクワク気分です
通い慣れたルート169を道の駅かみきたでトイレ休憩して下北山村へ

池原ダムを左に見て池原集落の信号を右に石ヤ塔の表示に導かれて林道に入ります

嬉しいです~~、帰りに石ヤ塔も見物できるそうです

池郷林道の狭いこと!!
マイクロバスは出っ張ったり垂れ下がったりしている枝をゴンゴンなぎ倒して登って行きます
もちろん先導車が案内してるんですけどね(^^;

9:50 林道の車止めゲートに到着

10:05にスタートします
女性はお花摘みに先に進んで待っていてくださいの指令にズンズンと先へと進みます

参加者22名、スタッフ4名の総勢26名
男女半々くらいかな

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先ずはウオーミングアップの林道歩き
と思いきや長い!!
何気にゆるやかな登り
早くも息が上がって木陰ばっかり探して歩きます

2.5㎞地点でまだ半分 10:45 

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ようやく奥駈道を真上に見る地点までたどり着きました


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持経の宿への分岐です

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11:25 先ずは100m程右に下って(道が舗装されてますよ~)
持経の宿に立ち寄りトイレをお借りします

自家用車が止まっていてお一人の男性が作業中でした
リーダーの話では「新宮山彦グループ」の代表の方で
世界遺産になった奥駆道の妨げにならないように薪や木材の片づけをなさっているようでした

ワタシ達が安心して安全に奥駈道を歩けるのは
この方たちの献身的な奉仕による道の普請や避難小屋(宿)の整備があるからこそです
感謝の気持ちを忘れずに謙虚な心で歩かせていただきましょう

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小屋の中はとても綺麗に片付き広々としてしています
20人くらいは肩寄せ合えば休めると思います

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隣には不動様も祀られています
おトイレの志納金としてお賽銭を入れさせていただきました

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奥駈道を縦走する人の為に水場の案内もきっちりとなされています


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10分程のトイレ休憩後、再び先ほどの林道分岐へと戻ります

いよいよ奥駈道を歩きますよ~
久しぶりで少し道が繋がる喜びが込み上げてきます

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左下に登って来た長い林道が見え右手には先に歩いた笠捨山、行仙岳あたりも望めます


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11:35 千年桧と呼ばれる巨樹の下にて昼食です

今日からの山の会の代金にはお弁当は付いてません
うっかりするところでして近鉄阿倍野駅構内のコンビニで
赤飯とシャケのおむすびを買ってきておりセーフ(^^;

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何方かが千年桧と書かれてるのに説明書きには
推定樹齢200年だって、ちょっとがっかりなんて言う

きっと推定で200年であって確認は難しいし千年先までも元気に居て欲しいという願いでしょ

森の巨人たち100選とありました


30分程ランチタイム取って午後の歩き

これからはアップダウンを繰り返しながらの奥駈道が始まるとのこと

巨樹の根っこを回ってゆっくりお願いとリーダーの真後ろに付けて登ります

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これも立派な木です
折れた枝も中は空洞

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12:35 こちらはナラの巨木

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とても清々しい巨樹群の道を行きます

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風が通らなくても癒される空間です

一旦下ってまた木の根道を登る

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中又尾根分岐
道などない様に思えます
地図読み間違うと危ないですね!!

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13:05 平治の宿が見えてきた

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こじんまりとしているがこちらも小屋の中は綺麗だ

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今西錦司氏のお手植えの桜もあった

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指標や水場案内もしっかりと立っている

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休憩したらさぁあと30分程で今日の目的地です


13:30 やっとこせ~で到着

錫杖が倒れて下見に来た時に立てかけようとしたが重くてこれが精いっぱいだったそうです


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右へあと60分行けば既に登った倶利伽羅岳~~

この区間がまたまた途切れて残された(><;


繋ぐのは至難の技だ


とにかくにも転法輪岳 1281mに登ったぞ~~~~(^^)/v~~

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暫く感慨に浸ったら未練残しつつ来た道を引き返す

釈迦ケ岳もうっすらと望めた


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仲良しのご挨拶は何処のお国流(^^)

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新宮山彦グループの方々のご奉仕の証し

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来るときにメッコ入れてたキノコを撮り撮り最後尾から遅れては走る
前の方で中八人山やで~と声がする

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誰のオケツと一緒やて??
言うたなぁ~(笑!)

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大峰の巨樹ナラの大木まで戻ってきました


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登る時こんな急坂やったかいな~
滑らんように気ぃつけや~~


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行って来たのはあの稜線?
いや隠れてしもうてるわ~
今日は朝からぼんやり霞んでたね~~

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とっとっと
ほらもう林道が見えてきたよ

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飛び降りたら早いね
足折っても知らんし(^^;

15:05 
はい登山口に無事帰着



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下りの林道は早いなんてもんじゃない

途中で雷がまだ遠いけどゴロゴロ

急げ、ここで雨になんぞ遭いたくはない

ノリウツギかなぁ?

高くて確認できないよ




あ、置いてかれる~~
遅れてなるものか
3人組女子、先頭は譲らないのだ(笑!)



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歩いた林道の名称

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バラスの悪路をものともせず結果時速6kmで駆け下った

15:55 バスがいた~~~♪



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ふう~~~~暑い!!
用意されたサンダルに履き替えて足が解放され喜んでいる~~♪


凍らせてきたQUUオレンジが半解状態で一気飲み
喉に浸みる、脳が生き返る~~♪

ではきなりの湯へとGo~~♪



その前に
あの奇岩立ち並ぶ「石ヤ塔」で撮影タイムです




石ヤ塔の写真はまた別にUPしましょう






大峰奥駈道縦走 (仏生ケ岳~釈迦ケ岳)奈良県

2014-05-19 13:40:51 | 大峰 奥駈道を歩く
 
2014.05.11 (日)
 
弥山小屋~仏生ケ岳まで,
まぁ何とか元気に歩いてきました
シャリバテ寸前で昼食になりホッとしたら後半の縦走のスタートです
 
前方に見えてきた釈迦ケ岳目指しての歩きが始まりました 11:50頃
 
 
 
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来し方を振り返っています
 
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直ぐに鳥の水(孔雀の隠し水かな?)
ちょろちょろとしか出ていませんので何人もの人のペットボトルを満タンにするには時間がかかります
水が残り少ない人だけがもらい水です
 
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仏生ケ岳60分、釈迦ケ岳110分の標識のある 
孔雀の覗きにやってきました 12:10
 
オ~~コワコワ~!!
 
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でもね、みけさんたら @@!!
ワタシはへっぴり腰で~~><;
 
 
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五百羅漢さんだぁ~~!!
と感動していたら否や違うよと言われたがどうやら後で確認したらそのようです
 
 
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孔雀岳には当初、登る予定はなかったが
意外に足がしっかりしているのと時間に余裕が出来たので
行って見たい人だけが往復40分の予定で来た道を戻って登って来ることになった
 
諦めていた孔雀岳にも登頂出来てゴキゲンのガッツポーズ (^^)v
 
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眼下に池原ダム                             北東の方向に大普賢岳
 
 
 
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南の方角には八人山                       
                                    稜線が南東へ伸びて笠捨山(南奥駈道・歩きました)
 
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見飽きない山、山、
待ってる人もあります、縦走を続けないとなりません
急ぎ戻って再び南へと歩きます
 
ロープ場が続きます
 
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下れば前方に随分と近くなってきましたね
 
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前が随分急いで行ったので後ろとも離れてまるで二人だけの縦走の気分で
素晴らしい稜線歩きを楽しみます
 
 
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ボチボチ最後の難所にやって来たようです
ここから難所と危険個所の連続
気を抜かずにしっかりと歩きましょう
 
先ずは貝摺りと呼ばれる行者さんも法螺貝を摺り乍ら通過したという岩場の下り
鎖をしっかと持って下ります
 
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金胎両部分けの岩の亀裂部分を無事通過すると
畳二畳ほどの岩盤の回廊を左から巻きます、右下は崖です
 
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蔵王権現様が見守ってくれています
 
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阿吽の狛犬と言われる大岩の間から見える
七面山の馬ノ背は見事ですね~
林道がいつになったら復旧するのかな~?
行って見たい山です
 
 
 
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峯中第一の絶景とまで言われる橡ノ鼻(えんのはな)
 
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回り込んで振り向く
 
 
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行く手に大岩が立ちはだかる
 
あれも登るの~~!!?
 
 
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みけさんが
ウフフ、巻いて登るからダイジョウブ~~♪
と言ってくれる
 
しかし急登の巻き道だ
 

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風の抜ける尾根に出て一呼吸
絶景が広がる
 
今朝スタートした弥山、八経ケ岳が随分遠くなった
 
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遠くにしか見えなかったツツジがやっと登山道に花を添えた
、これはミツバツツジの様だが??
 
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これで最後の鎖場だから
もうひと踏ん張り~~!!
 
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マンサクがまだ咲いてるね~~
青空を見上げて顔もほころぶ
 
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だがまだ鎖場を登る羽目に~
なかなか終わらない試練!!
 
 
 
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よし!続け!
とばかりに登るも最初の第一歩が届かない
ここでメタボは泣くのであるーー;
 
 
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何とかクリアして岩場に上がる
 
と今度は狭い岩の上を慎重に越えねばならない
 
越えると最後の登り
 
2012.05.24 のぶさんの案内で
 
 
 
オオミネコザクラを見にここまでは下ったなぁ
 
と思い出しながら急峻な崖をキョロキョロしてみる
でもお花は見当たらない
今年はまだ早いのか、咲かないのか?
 
ヘロヘロになりながらもなんとかお釈迦様のお姿が見えた!!
 
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ヤッタネ~~~♪
 
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お~~御慈愛の笑みで迎えて下さってます~~~♪
 って、まだ後姿ですが(^^)
 
 

 
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見よ!! この腕!! (笑)
14:05 釈迦ケ岳についに到着
 
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錫杖の先に金剛山、葛城山も見えています
 
 
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ここまで休憩も含めて8時間
良くぞ歩けたものです
 
振り返る稜線
 
弥山、1895m
八経ケ岳、1915m
明星ケ岳、1894m
仏生ケ岳、1805m
孔雀岳、1779m
釈迦ケ岳、1800m
 
修験の道、奥駈道を歩いてきましたね~~♡
 
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皆で感動の記念撮影を済ませたら
バスの待つ登山口までまだ2時間下らねばなりません
前鬼へと下るには疲れた足では危険ですので旭口の登山口へと下ります
 
残り少なくなった水に不安をもらして途中で
みけさんにスポーツドリンクを一本もらいました
重たい二日間の思いの詰まった味です
お釈迦様の前で飲んだ味は一生忘れないと思います(^^)
 
 
お釈迦様に丁重にお礼を述べてまたお詣りに来させてくださいと申し上げて下ります 14:20
 
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行者のカクシ水の水場で空になったペットボトルを満たして帰ります
 
 
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ここからの帰りは一気だ!!
と初めは意気揚々でしたが
何と長い帰路なのか
千丈平を過ぎて
 
大日山の姿が見えると元気を取り戻し
 
 
 
少しの登りにヒィヒィと声を上げ
 
 
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今一度と釈迦ケ岳を振り返り
 
 
 
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古田ノ森を抜け
 
懐かしい分岐を過ぎ
 
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あと登山口まで25分
 
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3年前に比べるとここからの登山道は荒れてきたように思います
疲れ切って足が痛み出して急坂はより慎重に下る
 
すると目の前や登山道脇に見事なアケボノツツジが!!
萎えかけた気持ちも何のその
でも遥か頭上であったり登山道の斜面であったりと遠目にしかできません
残念なことに石楠花はもうこの登山道に咲いている姿は見られませんでした
 
 
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16:05 長かった縦走もようやくピリオド
 
バスがいました~~~♪
 
 
 
 
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一目散に走り寄り
先ず登山靴を脱ぎ捨てて用意されたスリッパに履き替える
お~~~足が蘇る~~~!!
 
お弁当の空を回収袋に入れて
 
立派なトイレも混み合ってるので温泉まで我慢しましょう
 
 
さぁさぁ~~無事に全員下山できました
 
温泉へGO~~♪
 
疲れ切っているはずなのに
車窓に広がる風景にまだまだ歓声を上げる女性陣
 
なんとアケボノツツジが満開で見送ってくれるのです
 
 
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大塔、夢の湯さんに立ち寄り
いつもより短めの入浴時間ですが二日間の汗を流して
バスは168号線をひた走り橿原神宮駅19:30着へと急いだのでした
 
 
二日間に渡る
大峰奥道縦走も無事に終えることが出来ました
 
主催くださった奈交のスタッフさん
ご一緒に参加くださった皆さん
 
そして何より経験者のみけさんがいてくれたことが随分励みになりました
 
 
 
皆皆さま
本当にお世話になりました
 
ありがとうございました!!
 
 
そして終わりに
こんな拙い記事にお付き合いくださった方々にもお礼申し上げます
 
 
 
 
 
 
 
                <<完>>
 
 
 
 

大峰奥駈道縦走 (弥山小屋~仏生ケ岳)奈良県

2014-05-16 23:52:20 | 大峰 奥駈道を歩く
 
2014.05.11 (日)
 
昨夜は天川弁財天様の奥宮の護摩焚き供養に参加させて頂き
とても気分よく眠りにつけた
隣のみけさんや他のかたとおしゃべりしているうちにいつの間にか寝入ってしまった
滅多に口にしない泡をみけさんと半分こした上に食後にも差し入れで紙カップ一杯の振る舞いビール
 
 
調子にのってしまったなぁ・・・・反省
 
効果てき面 !!
消灯時間よりも早くに目覚めてしまったーー;
 
トイレに行って帰ってくると異様な音が隣から聞こえる
動物の唸り声か~??
 
直ぐ隣の隣だ
 
隣のTさんがどないしょう、起こそうかと相談してくる
 
そうやね、ちょっと体をゆすってみる~
 
あかん!! 全くダメや!! 
 
さぁ~~~二人はもう眠れません><;
みけさんは睡眠導入剤を2回飲んで眠りについてます
軽い頭痛がしてきました
漢方薬の痛み止めで誤魔化してみます
 
布団を被って耳を塞いでも、ンゴゴ~~~~~!!
 
暫し聞えなくなると却って心配になります、ちゃんと呼吸しているかしらと
 
真夜中25時頃、頭痛がひどくなりついに吐き気まで催してきました
ロキソニンを服用して暫くして何とかうつらうつらと眠り
3:30頃、腹痛がして寒いトイレに駆け込みます
 
部屋に戻り布団にもぐりこんで少し横になって落ち着いたらもう
誰かが廊下をどやどやと歩いています
 
もうなお更に眠れやしません
 
ついに4:00 起きましょう
 
しかしあの ンゴゴ~~~~~!!の
オバサマはまだびくりともせずに相変わらずの勢いで眠っておられます
 
隣のTさんと今日は途中でへばるかもね、殆ど寝てないものねと嘆きます
 
身支度済ませたら 4:45くらいから御来光が見られるよ~
と声がかかり外に出て国見八方覗きへと向かいます
 
ひんやりとしていますが吐く息が白くなるほどの冷え込みではありません
じっと陽が登るのを見ていると足先が冷たくなる程度
 
うわぁ~~~~~~~♪
 
素晴らしい朝の到来です
 
夜中の不幸な出来事はこれでいっぺんに吹き飛びました
 
天地の神々よありがとう~~~~♪
 
 
あ!!富士山も見える~~♪ (^^)v
 
 
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5:30 御来光のありがたさに酔いしれて朝食です (笑)
 
 
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朝食を済ませて 6:00 いよいよ長丁場の二日目のスタートです
 
冷気に身を置き弥山小屋を後に今日の最初のピーク
近畿最高峰の八経ケ岳目指します
 
 
 
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一旦少し下って登りに差し掛かるオオヤマレンゲの自生地
まだまだ小さな芽が出たばかり
六月の終わりから七月の初旬にかけて大賑わいの場所です
 
 
 
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残雪を踏みしめて登って行きます
 
 
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振り返ると大普賢が見えます
 
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6:35 八経ケ岳に到着
 
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ここまでは吉野からのワタシの奥駈道歩きはは繋がっています
みけさんは何度も申しますが既に完歩しています
 
いつもこの看板を眺めてはいつか行きたいなぁと思い焦がれて来た道
今日は念願かなって釈迦ケ岳まで繋ぐことが出来ます
 
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快晴の下、これから歩いて行く稜線がくっきりと見えています
 
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殆ど眠れてないことも忘れて興奮冷めやらず
 
 
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あれ?
皆んな行っちゃたよ~
 
みけさんが騒いでいます、何でもいいから皆んな早く行ってちょうだい~~(^^;
 
少し待っていよいよワタシの未踏の奥駈道歩きのスタートです
 
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右手に頂仙岳とその向こうに金剛山、葛城山もくっきりと見えます
 
 
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高崎横手・狼平・栃尾辻・川合・坪内方面との分岐(ここも一度歩きたい!!)
 
 
 
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7:00 明星ケ岳
 
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下る前方には幾重にも重なる上北山村から三重の山々
 
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トウヒの林を抜けて
 
 
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ウフフ・・我等が(=^・・^=)の山~ 七面山
 
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誰か落し物ですよ~~(^^;
 
 
 
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リーダーが口を酸っぱくしていた危険な崩壊地とはここかな
 
 
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なかなか隊列が動きません
最後尾に近いワタシたちはアブナイ斜面で足を踏ん張って順番を待ちます
 
 
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ここが停滞している現場だったんですね
 
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岩と岩の間をロープ頼りに下ります
 
待ってる間に
ア! オオミネコザクラ~♪
 

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みけさんが下って行きます
良く見ておいてワタシも見様見真似で下ります
 
 
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へ!あの岩場を下ったのね!!
 
五鈷ノ嶺だったのかなぁ?
 
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先の人は広場で待っていますが後続が着くとスタートして行きます
 
みけさんがニャンコのお尻が火傷の後になってるって、わかるかな?
 
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少しまた登りになり幾つかアップダウンを繰り返し
バイケイソウ畑をステップ良く歩いて行く
 
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気分上々、ちょっと一休み
 
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やがて舟ノ峠を通過 9:10
 
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見上げる空はあくまでも青!!
 
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見ハルカスは緑!!
高野辻も見えてます
 
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靡と呼ばれる行場もいくつか過ぎて
左の谷への斜面にはアケボノツツジかシャクナゲか?満開だ
 
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ちょいとタケコプターで一っ飛び~~で見てくるね~~(^^)v
 
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七面山遥拝所は木立で展望はない
 
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左後方にまだまだ姿良しの大普賢岳
 
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あれあれ道標もあまりの良い天気に早くもお昼寝か
 
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バイケイソウは続くよ~~♪
 
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そろそろ次なるピークが見えてきたようです 
水分補給~~ 9:45
 
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回り込んでくると七面山ががらりと山容を変える
(=^・^=)の本性だよ~(笑)
 
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気を抜いたらダメダヨ
右下は崩れ落ちてるからちょっと這い上がれないからね!!
 
 
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お~~これが楊子ノ宿避難小屋なんだ!!
綺麗な小屋ですよ
 
 
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テントを張るにはもってこいの広場です
 
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最終目的地の釈迦ケ岳も木立の向こうに近くなってきました
 
 
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10:45 です
朝 5:30に朝食でしたからシャリバテになりそうです
 
では仏生ケ岳に登ってお昼にしましょう
奥駈道から少し左に登って行きます
 
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こんなに天気も良く気温も上がったのにまだ残雪がありますよ
 
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やったね!!
10:55 やっとお昼だよ
 
 
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弥山小屋のお弁当
これが結構あっさりと食べやすかった
でも流石にご飯は食べきれなかったよ
 
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11:25 仏生ケ岳を後にします
 
さよなら~~元気でね~~~♪
 
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さぁ~~縦走も後半に差し掛かりました
 
まだまだこれからが気を抜けない場所の連続
 
いかがなりましょうや
 
              *****つづく*****