2010.9.2
今日も済州は雨です
しかも猛烈な雨です、雷も鳴ってます
山はダメです、お部屋でゆっくりしましょうか?
いえいえ、洞窟なら濡れません、ひとつ探検にまいりましょう~~
ということで話がまとまれば動きは早いです
早速バスターミナルへ、今日のバスはこちらの路線、行き先は{{萬丈窟}}
9:00 バスは出発して市街地から郊外へ出ます
目的地まではバス停からかなり歩かないと行けないのでタクシーを拾うように
案内所のお姉さまがおっしゃってました
バスに乗ってる間は土砂降りでしたが降りるときには小降りで助かりました
でもでも~~! タクシー通るんかいな~~???
待つこと5分、来ました~~~!
早速乗り込むと運転手さん気さくな方でSさんが話しかけるといろいろと話してくれます
ご自身も大阪、奈良、京都、神戸に行った事があるそうです
大阪の街は車が多くて大変だなぁと思われたとか、
そして食事が薄味でホテルの朝食にキムチが出た時は助かったそうです
ワタシが20数年前にソウルを旅した時に最終日の朝食で日本食が出たときの安堵感と同じかも
これからの予定を話すと次の済州石文化公園まで30,000ウォンで案内すると
でも、Sさんが考えています、そしてバス代に引き換えると時間の問題はありますが
割高と出たか断りました
10:30 萬丈窟に着きました、薄日がさしてやれやれと思ってトイレに行ってる間に雷雨です
入り口の食堂の軒先で雨宿りしていると店先のミネラルウォーターを買いに
日本のオジサンが来ました、3本欲しいようですが店の方は全然出てこようとしません
Sさんが応対して店の中に袋を持ってくるように声をかけるとやっと出てきました
どうやら準備中だったようでモップ片手でした
すると日本のオジサン5,000ウォンを出してやおら携帯を取り出し
Sさんに電話がつながらないんですと話し始め見せている、
親切な彼女は一生懸命に説明して教えているがオジサン、イマイチのようでした
彼女が店員からのお釣りを4,700ウォン確認してオジサンに手渡し
これからどちらへと訪ねると「海が割れるの~~♪の珍島道です」と
ありがとうの一言もなく去った、、、かのooo②リズムのバッジを付けていた!!
日本語の流暢な韓国人に映ったのかなぁ~??
雨宿りしながらお店の女将さんにこの萬丈窟を見て以降の話をしながら現地情報収集
どうやら先ほどのタクシーの運転手さん良心的だったようで30,000ウォンなら安いようです
バスはあるけど本数も少ないし乗り継いで行くしかないので時間がかかり面倒だと
地図を広げて丁寧に教えてくださいました
何にも買わないし食べもしなかったのに地図もくださいました
カムサハムニダ~~!!
雨が止みそうです、では洞窟へ入りましょう
この萬丈窟は世界最長の溶岩洞窟と言われています
幅約5m、高さ5~10m
洞窟奥までの総距離は13.4kmにも達するそうです
階段を降りて洞窟の探検が始まります、涼しくてとても気持ちいいです、寒いくらいになってきました
天井からピチョピチョと雫が落ちてきます
傘を差して歩きます、足元も水溜りを避けながら進みます、
なかなか最奥に到達できませんね~、、
ところどころに灯りが着いていますので
ヘッドランプは要りません
火山が終息して水が穿った自然の洞窟です
最奥に着きました~~~!!
背後にあるのが天井に突き抜ける節理なんですが何度試しても上手く写せませんでした
感動の余韻を残して来た道を戻ります
出口が開けました
外は途端に湿気と熱気でムンムンです
あれ!お日様が覗いてます、上がりましたね~~~
バス停を探して歩いていると、、、、、
先ほどのタクシーのおじさんがいるではありませんか!!
ここはもう一直線、手を上げてハ~イ!!です
早速の交渉開始
おじさん最初はSさんの提示額にダメ出しでしたが根負けしたのか
40,000ウォンでOKです
エッ?? 10,000ウォン増えてるでは??
そこはヌカリありませ~ん、最後の目的地が一つ追加になったのですよ!!
晴れになった済州島のおへそ辺りをおじさんのタクシーは飛ばして行きます
平原の中の駐車場に到着 12:30
済州石文化公園です
ここは石、土、木、鉄、水、そして済州島を創造した女神「ソルムンデハルマン」と「五百将軍」の
石に関する伝説をメインテーマにして造られた公園です
ついてるときはつきがつきを呼ぶんですね~~!!
公園の案内人のオジサマが12歳まで大阪の東淀川で生活したというお方で
日本語で案内してくださいました
もちろん解らないところはSさんが補足します
伝説の通路
露草も咲いてますよ
ハンラ山の火口湖をイメージした人工の広大な池、済州の水も象徴しているそうです
よし!!
明日はあの雲の彼方にある山に登ろう
心が弾んできます
韓国では珍しいお墓の石像です、
一体として同じお顔はありません
日本の五百羅漢の祖かなぁ?
壷もありましたよ、水瓶よりも焼酎を入れてたみたいです
綺麗なアゲハさんがようこそ
アンニョンハセヨ~~~!
この方にお会いしにきたのですよ~~~
この公園を訪ねるにあたって10人中10人が<何にもない石の公園ですがな>と呆れ顔で案内してくれました
逆光でお顔が影になってしまいました
トルハルバンこと石おじさん
日本でもあちこちで見かけます
家の災難を防いで家内安全の厄除け祭神さんてとこかな
あちこちと人の手が加えられたような頭部を乗っけた五百将軍のユニークな石像の中を進み
3時間くらいを要する公園内の一角を1時間ほど案内して戴き最後に
この石室にはとてもいいものがあるんですが多分扉が開いてないと思います
といいながらもドアに近づき確認される
開いていました!!ラッキー~~~!!
ガラス越しなのですが何と神々しいお姿!!
両の手を合わせ暫し無言です
自然が為しえた自然の力でしか為しえないお姿です
シルエットがまた格段に素晴らしいんです
何にも解らないけれど何故か理屈抜きで仏像に魅かれるわたしは外に出ても興奮覚めやらずでした
だけどもうすぐ(9/9)には隣の新施設で多勢の方にお披露目だとか
またこの石像を見て日本の資産家が1億だか10億だかで譲って欲しいと申し出たが
断ってここに鎮座しておられるのだと聞きました
静かにただ静かにここにいて欲しい永遠に・・・・・・
とっても素晴らしい感動も一時,
すぐに現実へと戻る哀れよ・・・
どうぞお元気でと案内のアボジさんに何度も何度もお礼を述べて
タクシーのおじさんが待ってくれている駐車場へ戻る前に1時間も待ってくれていたからと
おじさんの為の飲み物を自販機で買います
500ウォンのコーヒーか1,000ウォンのドリンクか??
もちろんおわかりですよね、、、、タクシー代けちってるワタシたちですから。。。。
自分達は無料のウォーターで済ませます。。。水はがぶ飲みしてもロハ~~~
さぁ~~最終目的地に向かいます
今までの感動とは場違いな場所です
現実ははかないなぁ、お腹が空きましたよね~~~
つづくーーーーーーm(--)m