2017/03/05 (日)
おでんでランチを済ませ
夏沢鉱泉の宿泊のチェックインを済ませ
12:15
根石岳へ向けて登山の開始
天気は上々、気温も風も問題無し
雪と氷の芸術を楽しみながら緩やかな登山道を登ります
6本爪アイゼンでスノーシューは要りません
樹林帯の雪の中を軽やかに進みます
左の急斜面
尻すべりしたそうな仲間もいます
沢の風景が素敵です
この樹林帯を抜けるとオーレン小屋が近い
2015年の7月に訪れた時はこの倒木の下を余裕で潜りました
ジグザグとトレースに乗って登って行きます
ワタシ、少し頭が重くて痛いような感覚
なんだかな~
生あくびも出てきました
朝、ちょっっと頭痛の前兆があったので鎮痛剤を飲んで
一旦、薄れていたのに
枝に積もった雪は中が凍ってストックでつついても落ちてきません
膝まで埋もれて揺さぶってもビクともしません
皆んな元気に揚々と進んでいます
見えてきたのは雪を被った硫黄岳
13:30
オーレン小屋に到着
聳える硫黄岳~~♪
オーレン小屋の前の案内板が深く埋もれてます
小屋の右手、硫黄岳への登り口に橋を渡って少し行くと仮設トイレ
少しずつ体調が変な具合になってきた
胃が膨らんだような不快な気持ち
トイレに走る
皆んなに心配をかけてる
空を見上げる
急がないと天気は崩れる!!
明日ではダメだ
皆んなが無理しないでと言う
いろんな思いが交錯する
せめて箕冠山の先の根石岳や天狗岳が望めるところまで行って
夏沢峠から硫黄岳の爆裂火口を見て降りてこよう
2015/07/12の猫にとっては本格的な登山をした
あの時の風景が今は雪景色なのだ
14:05
大丈夫!!
登ろう!!
と気合いを入れてスタートしてみたが5分も行かずにストップ
ゴメンよ~~
ゴメン
直ぐに夏沢峠分岐へ下り
峰の松目を眼前に
無念のリタイア下山開始
すぐ後ろにピッタリくっついて
オタケさん、スピード落としてゆっくりゆっくり慌てないで
と常に声をかけてくれる
大丈夫だよ、何ならオーレン小屋の避難小屋で待ってるから皆んな登って来て
一人で夏沢鉱泉までくらいなら下山できるよ~
などとふざけている
緊張感とその場の雰囲気を読めない救いようのないワタシである
14:45
きっちりとサポートを受けて夏沢鉱泉に帰ってきた
15:00
アイゼンも靴も脱ぎっぱなしで部屋に上がり
布団を敷いて直ぐに横になった
夕方、湯たんぽを入れて下すった
この宿のサービスで一人に一つサービスなのだ
何度か様子を伺いに仲間がきてくれる
夕食は胃が違和感強くて受け付けないのでお宿にも申し訳ないがお断りして
ひたすら睡眠をむさぼった
19:30頃
気分も少し良くなり起きて部屋に運んでくれたお茶を飲んだ
20:30頃
お風呂に入れそうなくらいに回復してきた
熱い温泉(冷泉を沸かした温泉)に浸かり
さっぱり
21:00
消灯時間
各部屋にスイッチがあって好きな時に消灯できる
自家発電で24時間通電しているので充電も心配ない
夜中にトイレに行くのもヘッデンは不要だ
便座も暖かい!!
湯たんぽで足元がホカホカ
みんな~おやすみなさい
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ブログ記事にしてはならないほどの失態をやらかした身ですが
やっぱり書いています
ご意見をたっぷり頂戴したい所ですが
コメント欄は閉じさせていただきます