2015/04/12 (日)
奈交バスハイクのツアーがとうとうポシャってしまいましたーー;
今回から一泊で距離を延ばせると期待してたのですが
20人の催行人員に申込者は9人
四月からツアー料金も跳ね上がり二の足を踏んだ人が多くなったようです
かくいうワタシも四日分のパート代をつぎ込んで覚悟の申込でした
仕方のないこと、それなら自力で繋いで行くしかありません
ツアー代金よりも格安で行ける方法をウェブ検索してみます
参考になるのは千里中央から青春18切符や近鉄まるとく切符を利用した男性の記事
しかし彼が踏破したのは2007年の事、それにまだ若いから頗る健脚
強力な助っ人のブロ友の「じぃじさん」にメールでアドバイスもらいながら天気と睨めっこ
来た~~~~~(^^;
晴れはこの日曜日しかない
しかし「じぃじさん」は所用で迎えに来れないとのーー;
さぁ~~~どうする?mannmaruogojyoことおタケさん!!
何をいまさら~川端柳~行くしかないのじゃ、飛ぶのは、いや歩くのは今しかないのだ((笑))
朝~~~5:20(始発には乗り遅れたが充分間に合うので)地下鉄に乗る
乗り換えて近鉄鶴橋駅を6:06発の名古屋行きアーバンライナーに乗り込む
8:08 名古屋駅に到着、トイレは特急だから済ませていたけどまた行く^^;
名鉄線の切符を買ってそのまま改札を入ろうとするとピンポンパン
な~ぜ?、駅員さんに持って行くと近鉄と連絡改札だからどっちも入れてねだって
大阪から名古屋へのお登りさんでした、先月は上手く乗り継いだのにちっとも学ばないワタシ
モタモタして快速特急に乗って犬山駅へ8:50頃に到着
東口改札を出て岐阜コミニュティバス9:00発で明治村に9:25到着
ツアーならここから入鹿池を半周することなく先月の繋ぎのスタート地点、入鹿大橋に即到着なんだけど
個人ツアーの哀れ、繋ぎの地点までのアクセスが長い~
明治村の開園を待つ人の列が長くなりだした、日曜日で久々の晴れだものね
身支度をして9:30 歩き始めます
歩いて行くのにちっとも入鹿池に到達しないと思ったら逆方向に歩いてしまっていた
どんだけのロスタイムやねん、気づいた時はもう25分経過していたわ
何とかショートカット出来る方法はないか散歩中のオジサンに聞いたがないとのことでショボクレて引き返す
幸先悪いスタートじゃ~、カァ~ツを入れ直し戻り入鹿池に着いた
10:15 ここまで余分に4㎞は歩いてしまった
だが直ぐにこんな風景を見るとそんなことは忘れるのだ
しかし池の最奥まで少なくともこれから40分は歩かないとならないよ
暑くなってきたので上着を脱いでリュックにくくりつけて行く
リュックの中身は相変わらずカッパ、着替え、水筒、傘、応急処置品etc、絶対に忘れない行動食
一番大事なのは、おにぎり、スープの素だ、重いのよ、もっと身軽にしたいけどこれだけはね(^^;
釣りを楽しむ人々のボートを見乍ら歩いていると左足裏に違和感
あ==; きっとマメが出来てるな~、足裏が熱い、アスファルト道を軽登山靴で歩くのはダメだわ><;
10:55 赤い鉄のアーチ橋、入鹿大橋にやっと到着
本来はここに40分前に着くはずだった、何やってんだか
橋を渡り入鹿池にそそぐ五条川に沿って歩く
奥入鹿橋を渡り左に八曽キャンプ場への道を進む
キャンプ場への舗装路の路傍にショウジョウバカマやニリンソウが咲いていて楽しませてくれる
11:20 八曽モミノキキャンプ場に到着
ここからは車は通行止めのようだ
売店がありお店のオバチャンに頭を下げて行ってきますと手を振り先へと侵入
次の目的地の丸山橋まで45分ですね(^^)
林道は気持ち良い土道で五条川の流れが爽やかだ
スミレが何種類か咲き乱れていたが特別素晴らしいのを一枚
ニリンソウも負けじと続く
左へ小さな山道、岩見山1100mの表示、登ってみようかなと思いながら通過
キャンプ場から10分くらい歩いた所で道標が進行方向の広い道よりやや斜めに向いている
小道が続いているのでそちらへ進むと五条川の川原に降りた
先日からの雨で水量が増してるのか4m幅くらいの渡渉になりそうだ
ここは足のクールダウンにもってこい
裸足になって渡る
向う脛くらいまでの水位だもんね
川向うへと道が続いている
渡り切ってから入念に足元をチェック、OK
また靴下履いて歩きだす
とても素晴らしい山道、どんどん進む
こんな沢なら一っ跳び~~~ジャンプ!!
緩やかに登りが始まって竹林を抜ける
しかし20分経過しても道標が無い
これはルートミスですなぁ
戻りますか、いやいやあまりにも気持ち良い自然林、もう少し道に従って行きましょうや
するとなんとまぁミツバツツジの咲き乱れる尾根が続きます
道はバイクの轍がくっきりとしてます
このまま轍の後を追いましょう
へぇ~~~~~ここはもしかしたら秘密の花園か
ショウジョウバカマがもう旬を終えて色変わりしてますが見事な群生
そしてそしてハルリンドウが大きく花を開いて皆で大合唱
そしてまだ先へと歩を進めると
春の女神、ギフチョウさんもお出迎え
お花はこちらの記事でね
暫く夢見心地の時間を過ごし我に返って下山路を探します
探さなくても自然に道は下ってますが~
どうやら歩く感覚で道は来た方向とは逆に向かってます
飛び出したら、あらま、さっき八曽モミノキキャンプ場へと通った道に着地でした(^^;
ここさっき気になってた山道なんですよね~
気になっていた道は繋がりましたがまたくるかは???
そして歩行中禁煙かい
山は全山禁煙じゃぁ~と突っ込みした看板
12:30 仕方ないので同じ道を歩きます
キャンプ場のゲートを再び通過、お店のオバチャンにまた手を振って行きます
さっきは気づかなかったハハコグサやマムシグサ
12:55 問題の道標まで戻ってきました
一時間半くらいのロスタイム
朝一のロスタイムも含めて二時間近くもタイムオーバー
これじゃ~今日の目的は完遂不可能だ~~><;
取りあえず丸山橋目指して行く
登って見ようかと思った岩見山からはここへ下って来れたようだ
こっちへ行ってれば大したロスタイムでもなかったかも
でもここからも1100mとなっているよなぁ
12:45 八曽オートキャンプ場にやって来た
ファミリーがベンチで昼食中だった
八曽滝なんてあるのに2時間あったら行けたろうなぁ
丸山橋の手前にトイレ
パスして橋を渡る
13:20 橋を渡ると
もうお腹空いて歩けないわ、靴脱いで岩に腰かけて休憩
おにぎりとレーズンパン、カップスープでお腹を満たしアミノバイタルを飲み
15分休憩する
この間に逆方向からの二人の高年のオジサマと挨拶
そして同じ方向に進むダブルストック、ノルディックの男性にも挨拶
ここで自問自答
この時刻13:30 来た道を戻る⇒ 嫌や~~あの入鹿池の畔の車道歩きはもうごめんや~~で×
この先行けるところまで行く⇒ 限界は内津垰までやけど、バスあったと思う・・・・で○
と言うことで歩きだします
内津神社まで6.9㎞ 2:15分 よっしゃ行こう!!
とまたここで道が山道と林道に別れ
道標は真っ直ぐになってるので今度は素直に林道を進む
お!!今年お初のヤマルリソウじゃん
すると前方から先ほど追い越して行ったダブルストックの男性が戻ってきた
行き止まりです
さっきの山道が正解だったようです
とのことで一緒に戻ることにしました
今度は往復で10分のロスで済みました
登り口で暫く話していると
とんでもないワタシのいい加減な計画に呆れつつ
頑張ればこの先の内津垰を越えて内々神社から高蔵寺行きのバス
16:10に間に合いますよ
と、ご自分のスマホに登録してあった情報を調べてくださった
お~~それならなお更頑張ります
俄然張り切るのでした
まだまだ色鮮やかなショウジョウバカマの道をルンルンと登って行きます
男性は名古屋在住の方で後日このルートを縦走する為に今日は入鹿大橋のところに車を置いて
少し下見に来られたとのことでした
午前中しっくりしない空だったので午後から出てこられたようです
もう渡りに蝶とばかり?(^^;
おしゃべりしながら歩くとどんどん調子よく歩けます
途中で3人の男女のパーティさんと行き合いお話したり
バイクの一団に道を譲ったり(なんでやねん)しながらいつの間にか広い尾根道に上がり
殆どスキップ同然での歩きです
当然道の両脇はミツバツツジ満開
展望所やベンチに腰掛けることなくズンズン進みます
14:20 小牧市境も過ぎ行きましてどうやら内津垰への分岐までやってきました
そろそろ男性に引き返さなくて大丈夫ですか?
と言うと
15:00までを目安に一緒しますと仰って下さった
なんとありがたいことでしょう
北山橋の表示が出てきました
北山橋は歩行者のみの中央自動車道を横切る橋なんですって
そこまで行けば俄かの今日のゴール地点は直ぐ近くとのこと
15:55 広い舗装道路に出たところでここからは迷うことなく下れますよ
と男性は不安そうにワタシを見送って引き返して行かれました
お礼の一枚
本当にお世話になりました
ありがとうございました
またどこかで!!
名古屋のKさん一方ならぬお世話になりありがとうございました
お互い大好きな熊野古道歩きも頑張りましょうね~
左に大きな何かのプラント工場を見てフラットな広い道を歩きます
前方に素晴らしい山が見えてきました
桜満開の山ですね~、もしかしたら欲張りな計画で今日中に登ろうとした弥勒山かも??
うん??また道が二手に分かれます
案内板は文字が消えて読めません、道標は真っ直ぐ?案内板は左へ??
う~~んもう真っ直ぐ下ることにします
でも失敗、道標なんぞありません、採石場の立派な道は中央自動車道の下を潜るではありませんか
北山橋は何処へ???
潜ると道は右へ高速の側道、真っ直ぐは何やら集落の気配
ここも真っ直ぐを行くしかないようです
ほらほらこんな場所に出ましたよ
すると、桜の樹の下に何と立派な社殿の屋根が見えて来ました
間違いなし!! 内々神社(内津神社)
到着は15:20
頑張りましたよ~~、さてバス停は?
神社の駐車場のオジサンに訪ねると少し下った車道の左手にバスの回転場があるとのこと
時間に余裕はありますがどうにも足が痛くてもうお詣りどころではありません
赤い鳥居の前から今日の無事のお礼を申し上げて
また次回のスタート時に必ずお参りいたしますので今日はご勘弁をとバス停へとトボトボ歩く
時間を確認したら15時台はバスは無く予定の16:10の次はもう18:00台
良かったね~~
Kさん本当に救いの神様でした
もしかしたら内々神社様のお使いかな(^^)
ベンチもないのでコンクリートの丸いワッカに腰かけて入念にアシマメの処置して
50分の待ち時間、残りのパンとカップスープを食して
初めてスマホを開いて見た
やがてバスが来て乗り込む、一人きりの乗客かと思っていたら出発間際に
リュックを背負って一人の男性が駈け込んで来た
運転手さんがワタシに質問したのと同じく
ず~っと歩いてきたんですかと聞いている
少しワタシもお話させて頂くと
新鵜沼からここまで30キロほどを朝7時過ぎにスタートしてきたとのこと‘‘@@’’
これからの歩きの状況をお尋ねすると
一日30㎞は覚悟しないと~~と言われた
まぁ~だこれから先が長いよ~、寧比曾岳まで最低四日かかるよ~
交通機関が限られるからチャレンジが難しいよといろいろ話してくれた
彼は95%はもう歩き終えていてあと丹沢コースを残すのみだとか
行く季節が限られるとのこと、夏場はヒルドンがおるそうな~><;
冬は雪が多いので無理~
テント担いで行かないと、ととととほほ・・・
かくして今日の東海自然歩道歩き<入鹿大橋~内津垰>コースの行程は何とかクリア
本当はこの先<弥勒山~定光寺>までもう10㎞ 3時間半の計画だったんだわーー;
しょぼくれると痛みも増してJR中央線の高蔵寺駅から名古屋に出て
またまた近鉄特急アーバンライナーを奮発して帰ったのでした
次回は新幹線のぞみで行きましょうかね~~((^^;))
私は道間違いや靴で足の具合いが悪くなったりしたら、
耐えられないのに、おタケさんはメンタルが強いねぇ~
こんにちは~、今日は雨で続きの歩きに行けませんでしたーー;
メンタル=面たるでして~~ちっとも足と頭の意見が折り合わずにいつも足に負担を掛けています(笑!)
教えて下さる方もいて、良かったですね(*^_^*)
ナイス
本当に救いの神様がいらっしゃいました
東海の東海自然歩道に感謝でした
東海地方の男性優しいでしょ、私を含めて(笑)ギャハハ
救いの神はどこにでもいるもんですね、次回はぜひ音もしたいです姫の為に露払いなど・・・猫軍団長さんも来れるといいなぁ~~~
向う脛までとはギリギリかあ!澄んでいるからもっと浅く見えるよ
やはり良いご縁がありますね~というより、神の遣いですね♪
迷った分だけ足りなかった時間と足・・
でも秘密の花園に出くわしたから良かったのだ!!ん?彼は花の精かも?
「これぞおタケさん!」というお四国まわりを彷彿とさせますね!!
ここからが単独では難しいということ、よく分かりました
こんな凄い距離はとてもとても・・アスファルトは絶対にもちません
団長は、おタケさんに譲って会長職に落ちつくことにします
あそこの道標にここは広い道なりにススメ~!!と書いておいてください(笑!)
どうしてあそこへ入って行ったかは今以てオバカとしか言いようがありません
本当に東海地方の方はご親切です、感謝です~うっふっふ♪
次回は頑張って奈交の二日分を歩こうと思っていますが中途半端な場所ではエスケープも出来ないので覚悟の一日になりそうです
みけ軍団長もリハビリに励んでおられますので是非ご一緒願いたいと思っております
靴ね~家から履いて行くからもうスタート地点で蒸れて暑くなってるからヤバイね~、しかし替えの靴で行って登山靴背負って行くのは大荷物になるもんな~
川は渇水だったら靴のままジャブジャブ出来そうだったけど濡らすのは後々が面倒だったもんでね~
ホンマにあの場所へと何かに導かれたような不思議な感覚だった
まぁ、今こうしてコメント出来てるのも妙な塩梅だ(^^;
あそこで休憩してなければKさんと同じく突き当りまで行って引き返してこないとならなかったし内津垰まで行く気力も無くしたかも知れない、これも縁なのかな~?
そうそうこの日は四国歩きを思い出していたよ
じゃぁ次回はショートコースにして内津垰~定光寺の10㎞だけにするから弥勒山、道樹山の二登りの楽しいコース、一緒に歩こうよ(^^;