2018/04/10 (火)
<<<続き~>>>
見事な富士山に見とれている場合ではありません
まだ11:40 エスケープしません!
佐野峠から更に下って行きます
ゲートをすり抜けてガードレールの横ちょからいきなり急斜面を鉄階段で下る
伐採された跡地に苗を植えたのか動物除けの柵があり開閉して下る
ニリンソウとジロボウエンゴサクが出迎えてくれた
これは初めて見たような?
もしかしてルイヨウボタン?
まだ富士山が見える~~
ヤマシャクヤクの葉っぱに似てるなぁ?
ガラガラのジグザグ斜面を転ばないように且つ速足で下る
直角に下るので鎖が付けられていた
天子ケ岳表示が出た!
涸れ沢を鉄の橋を渡る
見上げるともう富士山は見えない
ガレた斜面下りが一段落し
小さな沢を渡る
歩き易い植林帯になった
下って行くと茶畑の中に小さな集落が見えてきた
バス停が見えたので上佐野かと思い行ってみたら
あら違いました~
ちょっと方向を間違って逆へと進みかけたが地図を確認して直ぐに方向転換
すると、くーさんに借りている東海自然歩道30選に書かれている
マムシの養殖場が目の前に><;
走って行きすぎます(^^;
今日のコース上で唯一の宿泊可能な清涼荘
先にここで宿泊して歩かれた先輩ブロガーさんが推奨してくださった
自炊だが格安で宿泊できる
が、事前に南部町役場に書類申し込みをしないとならないので
私のように決まった休みしか出て来れない者には雨でも降ろうものならキャンセル面倒
今日の天気なら申し分なく宿泊せずに何とか歩けそうだ
一泊して歩けば余裕の道のりなのだが
行くしかござらぬ~~!!
天使ならぬ天子ケ岳
東海自然歩道の古い案内板は倒れて字も消えてしまっている
12:45 やっと上佐野バス停
ここが今日の最後のエスケープ地点
今なら13:00 過ぎのバスが内船駅へ向けてある
渓流釣りを終えた方とご挨拶
静岡県さんに頂戴した地図には井出駅からここ上佐野まで270分とサラッっと記入されているのみ
実際に亀足の私は7:45~12:45 休憩しながら5時間もかかった!
お腹が減ってきた~~
どこか休憩場所ないかなぁ
しかし静かな集落、誰もいません
道が二手に分岐、でも案内板はありません
まぁここは右下でしょう
橋を渡り直ぐに東海自然歩道は右へ曲がる
どうやら登山口の様です
遭難事故多発
クマ注意!!(--;
気が滅入るよな "(-""-)"
不安定な急ごしらえのパイプ橋を渡って山へ入る
もうここでエネルギー補給しておかないとこの先急登りが続く
12:55 明るい場所で石に腰を下ろしてランチタイム~~
カップ麺とビスケット
汁も一滴残さずに完食(笑)
さぁもう戻れませんよおタケさん!!
13:10 気合いを入れなおして出発だ!!
少しずつジグザグと登りになるころ前方から男性お二人下ってこられた
少しお話をさせていただくと朝8時に田貫湖を出発してこられたとのこと
今ならあの鬱陶しいヒルが居ないので快適に歩けますよと
この先の道の様子をお聞きすると少し手は入ってますが荒れてます
くれぐれも気を付けて無理はしないで
私の持っている細い竹杖にそれではおぼつかないなぁと笑っておられる
あ、大丈夫ですちゃんと一本ストック持ってますから~~(^^;
時計を見てやはり不安そうなお顔
お二人は先ほどの上佐野に車を置いておられてもう間もなく歩きも終わりなのだとか
ご忠告ありがとうございます
でもここで引き返すわけにはまいりません
重々気を付けて行きます
男性方と別れて上を目指す
道が消え沢の石に赤ペンキで矢印
苔むした沢のごろ石地帯を抜ける
いかにもこれからの季節は出そうだ><;
急登が続きだし七曲りに気持ちが凹む
小さな花に励まされる
ユリワサビ?
天子ケ岳の案内板に今どのあたりだろうかとヤマップを見ればまだまだ~
植林帯のきつい登りが続く
もう時間を忘れてただひたすら歩く
まだ分岐まで3.7kmもある
きつい登り
エンレイソウだ♪
自然林になって明るくなった
岩が苔むして雰囲気がいい
喜びは束の間
皆さんの記事に出てきた写真の場面が現れた!!
斜面に木桟橋が設えてあるがかなり古い
緊張しながら渡る
踏み外せば這い上がれないほどの谷間へ真っ逆さま~@@
桟橋を凌げば細いトラバース
まだこれくらいなら大丈夫
出会ったお二人が仰ってたのがこれだろうか?
確かに危険過ぎる!!
ロープに頼る訳には行かないがバランス崩したらアウト!!
足元のザレた石と共に滑落だ ☢
進むに従ってザレザレ、斜面に手を着いて一歩一歩慎重に冷や汗かきながら前進
時間かかる
やっと平行に歩ける場所に出ると見事なミツバツツジ
足元の登山道の石の間にフデリンドウ
あまり俯くと転げ落ちるよ~~メメ;
まだ天子ケ岳とだけの表示
なかなか着きません
足元の石にご親切な携帯電波状況が書かれてます
え~~~~まだ2.4㎞もあるの~~あ~あ~
緊張のガレザレ場を過ぎたらなんと!
信じられない~!! 下ります、しかもまたもザレザレの急下り(泣)
もうヤケクソで乗り越えて行きます
やっと青空が近くなりました
何とか尾根に上がれそうです
浮石に乗らないように足場を探りながらジグザグと登り樹林帯に入る
やっと安全地帯へ乗り上げました
15:45 天子ケ岳と長者ケ岳分岐に到着~~
はぁ~~疲れた
もう二度と歩けないなと思えるほどの崩れ様
これは今後も風雨に荒れ行くばかり
ルートの再整備が必要ですね~~
さてどうしますかおタケさん
<<<続くのです>>>
ヤツらがいないけど、日暮れが早いので、おっかないです。
がんばれ~
花も風景も登山道もと欲張って長い記事に早朝から膝の痛みを増長させたみたいで誠にすみません😢⤵⤵
まぁ呆れながら読み流してくださいね~😅
応援ありがとうございます
オタケさんなら大丈夫かな(笑)
東海自然歩道は凄い所を通りますね。
な・・なんと!!これは恐ろしいトラバース!!
完全に通れなくなるのは時間の問題ですね
養殖場ってあるんですね!このフェンスの中?そんなことないよね、出てこれるもんね?どうなっているんだろう?酒や強壮剤にするのかな?
流石に慎重にザレ場のトラバース一歩一歩の通過でした!
これからの山は危険がいっぱい><;
山梨県さんは東海自然歩道は富士五湖付近は全くのハイキングなんですけど南部町は山岳コース、しかも荒れて危険!
思親山の登りがちょっときつかったけど山頂からの富士山と佐野峠からの富士山に気を良くしていたら~上佐野に下って、マムシ!クマ! 表示はなかったけれどヒルだ~~~~~><;
マムシの養殖場は随分昔からあるようだ、とても金網に近づくなんてできやしない、全速力で走った~~(笑)
上佐野から天子ケ岳への登山道は道のつけ替えが必要だね、しかしあの標高差を登るためにはどこを通しても直ぐに崩壊するような地形だった
田貫湖からの富士山は、千円札に印刷されている場所として有名です。是非その場所で撮影してください。
ほんとに年に何度もない好天の一日だったと歩き終えた今、感謝しております、皆さんの記事では伝わらなかった危険なトラバース実際に歩いてその酷さが判りました
田貫湖からの逆さ富士のあの場所ですね~、2016年に周回した時立ち寄りましたが時間が少し遅くて絵になりませんでした