2012.05.06(日)
今日は急ぎ足の六ケ寺参拝です
ですが、昨日、番外霊場の石鎚山へ登り久万高原のバスターミナルへ戻ったのが18:00過ぎ
そこから4キロの道のりはお宿のご主人のご好意で車で迎えにきて戴いて歩いていません
ワタシの気持ちをいち早く察してくださった宿のご主人が
これまた朝早くその地点まで車で送ってくださいました
朝4:45に車で宿を出て5:00にはバスターミナルに到着
まだ明けやらぬ久万高原を朝飯前の4キロウオーキング
荷物はウエストポーチだけです
40歳を過ぎて思い立ち四国八十八ヶ所を巡りその後も幾度か巡って
6年前にこの地にとうとう遍路宿を営むこととなったと語って下さるご主人
まだワタシよりも歳はお若いです
若くて可愛らしい奥様と二人、真心でのおもてなし
お宿の名前は‘‘桃李庵’’(とうりあん)
ご主人の信念と四国への思いがいっぱい詰まった癒しのお宿です
玄関を入ればストーブが炊かれ木の温もりを感じます
1時間のウオーキングを終えて戻るのを待ちかねてくださってたのか
朝食が用意されていました
他の同宿の三人の方も待っていてくださいました
皆さんお待たせしてすみませ~ん
それではいただきましょう
今日の27キロの歩きの源、しっかりいただきます
ご主人の持ち山に作られた遍路道への繋ぎの山道を登り手を振って出発です 6:25
前々日にお宿が一緒だったSさんと暫く一緒に歩くことにしました
三坂峠のアスファルト道をゆるゆると登って行きます
これが荷物の多いワタシには結構堪えます
この久万高原には四国ながらスキー場が2,3あるようです
Sさんはスタスタと先に行きます
遍路道へと入ると楽な山道
峠のピークを過ぎ下りになりました
ここからは松山市内へとただひたすら下るのみです
下って下って40分
休日のみ地元のお年寄りが寄ってお接待をしてくださるという「坂本屋」でトイレと小休止 7:40
反対から逆打ちの歩き遍路の男性がやってこられます
これから登りは大変です
なんだかパラパラしてきました
空も一変に暗くなりました
網掛石に到着
不思議な石ですよ、石には網の目の跡ががくっきりとついています
さぁーっと通り雨だったようですが幸い一粒二粒、頬を濡らしただけで済みました
山間の田園地帯を川沿いに下って行けばもう松山市内へと入りました
ウツギの花が色鮮やかで遍路道が華やぎました
遍路表示に従ってSさんと話しながら歩いて着いたのが46番札所浄瑠璃時 8:50
道路の向かいにひょこっと現れた山門
本堂で御真言、大師堂で勤行を済ませ境内を少し散策
樹齢千年の御霊木
なんだか不思議な気がする雰囲気の良い札所でした
のんびりすることもせず次の札所へと向かいます
10分も歩かずに47番札所八坂寺
だんだん気温が上がりすっかり汗をかいてきました
遍路の祖と言われる衛門三郎の生まれ在所にある文殊院に立ち寄ります
札始大師堂でリュックを下ろして一息入れることにします
Sさんはほとんど休憩せずに水分もあまり口にせず、ずんずん歩きます
先に行ってもらうことにしました
すると近くのお墓で手を合わせておられたおばぁちゃんが電動の車椅子で寄ってこられ
現金二千円を差し出され
「ご一緒の方とお二人にお接待です」とおしゃる
初めは辞退したが白い納め札でもありがたいと受け取って頂きワタシもありがたくお接待を受ける
さぁて、Sさんはもう前に見えないがどうしたものか
いずれかで追いつけるか判らない
お大師様に試練を賜ったなぁ~~
とにかく暑さとリュックの重さが肩に食い込み情けない歩きで進む
重信川の上は風が強く帽子は脱いで駆け足だ
48番札所西林寺に到着 11:10
Sさんは見当たらない
お参りを済ませとにかく後を追う
昨日、石鎚の土小屋の駐車場で話した男性のお宅はこの近くだと仰っていたが
もうそれどころではない
道中で白装束のビシッと決まったイケメン遍路さんが
「荷物大きいですね~通しですか?」と声をかけてきてくださり
へこたれそうな気分が一度に吹っ飛ぶ~^^
暫く話しながら歩く
が、彼の歩幅はとてもゆったりしているようだが大きくて早い!!
どうぞ先に行ってくださいね~、と見送りマイペースで歩く
49番札所浄土寺に到着 12:15
あ、いました~
Sさんに追いつきました
お参りを済ませて待っていてくれました
先ほどのおばぁちゃんから戴いたお接待の千円を渡すことができました
またこの先一緒に歩いてもらえそうです
お墓の間を通って行きます
お昼になってますのでどこか適当に食事をしましょうね
と言いながら歩けど店も見当たらず
なんだかだとおしゃべりしているうちに着きました
50番札所繁多寺 13:05
お参りを済ませ見晴らしの良い境内のベンチで休憩
昨日、土小屋で買ってきたお団子を分けて食べます
すると先ほどのイケメン君もやってきました
道中お知り合いになった山ボーイ風の遍路さんも一緒です
皆でお団子や草もちを分けて食べワタシのリュックが幾分軽くなりました
お腹もこれでなんとか持ちこたえそうです
イケメン君たちより一足先にSさんと二人で出立です
山門の入り口でアイスキャンディーを売ってたおじさんが手招きしてヤクルトをお接待してくれました
早速、グビッと飲み干して空容器はリュックに入れて先へと足取り軽く歩きます
小高い丘を下って賑やかな街中へと下りてくるともう松山市内中心部のようです
ようやく着きました 14:20
54番札所石手寺
山門に辿り着く前に土産物屋さんの軒並みを潜って行きます
山門にある大きな藁草履を撫でながら一礼してお参りです
三重の塔の向こうのお山にお大師様がこちらを向いて迎えてくださいました
イケメン君も到着して三人で暫くおしゃべりです
イケメン君は別格も全て今回の歩き遍路で通して巡拝するそうです
基本的に遍路小屋での野宿をして歩くようです
しかし今夜の遍路小屋はあまりにも街中で却って休まらないので
境内の物知りのオジサンに教えていただいてこのお寺(石手寺)で泊めていただけるようです
良かったです
1時間余り三人で話してそろそろ今日のお宿へとそれぞれ別れます
ここで初めてSさんとメルアドの交換をしました
流石にイケメン君とは一期一会
お寺から数分でお宿に着き
道後温泉まで自転車をお借りしてひとっ走り
昨日までなら連休中で宿もなければ温泉も満員だったようです
今日はゴールデンウイークも最終日とあってひっそりとしたものです
神の湯階下入浴券¥400で今日の汗を流して頑張った足を労いました
さっぱりして少し商店街や駅前をぶらりしてみます
カラクリ時計や足湯なんかあったかなぁ?
もう随分と昔に来たきりだもんね
今晩は夕食をお願いしてないのでコンビニでパスタ買って行きましょ
お宿にただいま~~と帰るとお部屋にはもうお布団が用意してありました
今宵はこのお宿、ワタシ一人の貸切だそうな
部屋の前の伊予柑の花の香りが心地よい眠りを誘ってくれる
明日はもう今回の歩き遍路区切り打ちの最終日、どこまで歩けるやら
今日は急ぎ足の六ケ寺参拝です
ですが、昨日、番外霊場の石鎚山へ登り久万高原のバスターミナルへ戻ったのが18:00過ぎ
そこから4キロの道のりはお宿のご主人のご好意で車で迎えにきて戴いて歩いていません
ワタシの気持ちをいち早く察してくださった宿のご主人が
これまた朝早くその地点まで車で送ってくださいました
朝4:45に車で宿を出て5:00にはバスターミナルに到着
まだ明けやらぬ久万高原を朝飯前の4キロウオーキング
荷物はウエストポーチだけです
40歳を過ぎて思い立ち四国八十八ヶ所を巡りその後も幾度か巡って
6年前にこの地にとうとう遍路宿を営むこととなったと語って下さるご主人
まだワタシよりも歳はお若いです
若くて可愛らしい奥様と二人、真心でのおもてなし
お宿の名前は‘‘桃李庵’’(とうりあん)
ご主人の信念と四国への思いがいっぱい詰まった癒しのお宿です
玄関を入ればストーブが炊かれ木の温もりを感じます
1時間のウオーキングを終えて戻るのを待ちかねてくださってたのか
朝食が用意されていました
他の同宿の三人の方も待っていてくださいました
皆さんお待たせしてすみませ~ん
それではいただきましょう
今日の27キロの歩きの源、しっかりいただきます
ご主人の持ち山に作られた遍路道への繋ぎの山道を登り手を振って出発です 6:25
前々日にお宿が一緒だったSさんと暫く一緒に歩くことにしました
三坂峠のアスファルト道をゆるゆると登って行きます
これが荷物の多いワタシには結構堪えます
この久万高原には四国ながらスキー場が2,3あるようです
Sさんはスタスタと先に行きます
遍路道へと入ると楽な山道
峠のピークを過ぎ下りになりました
ここからは松山市内へとただひたすら下るのみです
下って下って40分
休日のみ地元のお年寄りが寄ってお接待をしてくださるという「坂本屋」でトイレと小休止 7:40
反対から逆打ちの歩き遍路の男性がやってこられます
これから登りは大変です
なんだかパラパラしてきました
空も一変に暗くなりました
網掛石に到着
不思議な石ですよ、石には網の目の跡ががくっきりとついています
さぁーっと通り雨だったようですが幸い一粒二粒、頬を濡らしただけで済みました
山間の田園地帯を川沿いに下って行けばもう松山市内へと入りました
ウツギの花が色鮮やかで遍路道が華やぎました
遍路表示に従ってSさんと話しながら歩いて着いたのが46番札所浄瑠璃時 8:50
道路の向かいにひょこっと現れた山門
本堂で御真言、大師堂で勤行を済ませ境内を少し散策
樹齢千年の御霊木
なんだか不思議な気がする雰囲気の良い札所でした
のんびりすることもせず次の札所へと向かいます
10分も歩かずに47番札所八坂寺
だんだん気温が上がりすっかり汗をかいてきました
遍路の祖と言われる衛門三郎の生まれ在所にある文殊院に立ち寄ります
札始大師堂でリュックを下ろして一息入れることにします
Sさんはほとんど休憩せずに水分もあまり口にせず、ずんずん歩きます
先に行ってもらうことにしました
すると近くのお墓で手を合わせておられたおばぁちゃんが電動の車椅子で寄ってこられ
現金二千円を差し出され
「ご一緒の方とお二人にお接待です」とおしゃる
初めは辞退したが白い納め札でもありがたいと受け取って頂きワタシもありがたくお接待を受ける
さぁて、Sさんはもう前に見えないがどうしたものか
いずれかで追いつけるか判らない
お大師様に試練を賜ったなぁ~~
とにかく暑さとリュックの重さが肩に食い込み情けない歩きで進む
重信川の上は風が強く帽子は脱いで駆け足だ
48番札所西林寺に到着 11:10
Sさんは見当たらない
お参りを済ませとにかく後を追う
昨日、石鎚の土小屋の駐車場で話した男性のお宅はこの近くだと仰っていたが
もうそれどころではない
道中で白装束のビシッと決まったイケメン遍路さんが
「荷物大きいですね~通しですか?」と声をかけてきてくださり
へこたれそうな気分が一度に吹っ飛ぶ~^^
暫く話しながら歩く
が、彼の歩幅はとてもゆったりしているようだが大きくて早い!!
どうぞ先に行ってくださいね~、と見送りマイペースで歩く
49番札所浄土寺に到着 12:15
あ、いました~
Sさんに追いつきました
お参りを済ませて待っていてくれました
先ほどのおばぁちゃんから戴いたお接待の千円を渡すことができました
またこの先一緒に歩いてもらえそうです
お墓の間を通って行きます
お昼になってますのでどこか適当に食事をしましょうね
と言いながら歩けど店も見当たらず
なんだかだとおしゃべりしているうちに着きました
50番札所繁多寺 13:05
お参りを済ませ見晴らしの良い境内のベンチで休憩
昨日、土小屋で買ってきたお団子を分けて食べます
すると先ほどのイケメン君もやってきました
道中お知り合いになった山ボーイ風の遍路さんも一緒です
皆でお団子や草もちを分けて食べワタシのリュックが幾分軽くなりました
お腹もこれでなんとか持ちこたえそうです
イケメン君たちより一足先にSさんと二人で出立です
山門の入り口でアイスキャンディーを売ってたおじさんが手招きしてヤクルトをお接待してくれました
早速、グビッと飲み干して空容器はリュックに入れて先へと足取り軽く歩きます
小高い丘を下って賑やかな街中へと下りてくるともう松山市内中心部のようです
ようやく着きました 14:20
54番札所石手寺
山門に辿り着く前に土産物屋さんの軒並みを潜って行きます
山門にある大きな藁草履を撫でながら一礼してお参りです
三重の塔の向こうのお山にお大師様がこちらを向いて迎えてくださいました
イケメン君も到着して三人で暫くおしゃべりです
イケメン君は別格も全て今回の歩き遍路で通して巡拝するそうです
基本的に遍路小屋での野宿をして歩くようです
しかし今夜の遍路小屋はあまりにも街中で却って休まらないので
境内の物知りのオジサンに教えていただいてこのお寺(石手寺)で泊めていただけるようです
良かったです
1時間余り三人で話してそろそろ今日のお宿へとそれぞれ別れます
ここで初めてSさんとメルアドの交換をしました
流石にイケメン君とは一期一会
お寺から数分でお宿に着き
道後温泉まで自転車をお借りしてひとっ走り
昨日までなら連休中で宿もなければ温泉も満員だったようです
今日はゴールデンウイークも最終日とあってひっそりとしたものです
神の湯階下入浴券¥400で今日の汗を流して頑張った足を労いました
さっぱりして少し商店街や駅前をぶらりしてみます
カラクリ時計や足湯なんかあったかなぁ?
もう随分と昔に来たきりだもんね
今晩は夕食をお願いしてないのでコンビニでパスタ買って行きましょ
お宿にただいま~~と帰るとお部屋にはもうお布団が用意してありました
今宵はこのお宿、ワタシ一人の貸切だそうな
部屋の前の伊予柑の花の香りが心地よい眠りを誘ってくれる
明日はもう今回の歩き遍路区切り打ちの最終日、どこまで歩けるやら
道後温泉につかるとホッとしますね。
私はビジネスホテルに泊まりましたので他の遍路の方とは道中で一緒になった方だけでしたので次回は民宿にしようかと思っています。
納経帳が有ると、宿泊代が30%引きとのことで
得した気分になりました。お大師さんの
御利益だったのかな。
お宿を選ばないのならお遍路宿や民宿の方が歩きの遍路には良いでしょうね
30%offとはラッキーでしたね
ご利益はまた違うことで感じてくださいね~(^^;
松山空港からそう遠くないので関東からでも近いと思いますよ
是非、坊ちゃんの時代を堪能して俳句を一句ひねってお帰り下さいね
(〃^∇^)o彡☆ポチ
ここへ行くのはいつかな?
思い出されましたか(^^;
さてお孫さんとの区切り打ちなら夏休みになりましょうか~