広い県道も蔵田の集落を抜けるとうんと幅員が狭くなる
標高４００ｍ地帯の山腹を朝日を受けて歩く
１０分少々歩くと宇嶺の滝への下り口
滝壺への遊歩道は崩落で通行止め
落差７０ｍの
宇嶺の滝 （うとうげのたき）
東海地方でも指折りの滝の様です
朝日を受けて虹が輝いています
なかなか全容は小さなカメラには収まりません
朝日が強烈過ぎて白くぼやけてしまいます
９：０５
県道に登り返して歩きを進めます
トイレや案内板も充実しています
道は滝の上の沢沿いに続きます
宇嶺橋を渡って山深く道が続きます
写真撮り損ねましたが左に木橋で沢を渡り登って行くと
昨日、高根山から分岐したマルカシへのハイキングルート
う～ん植林の山道とは」いえ全て舗装されています
しかも徐々に高度を上げる
幾つものヘアピンカーブは次第に私の頭の中で 無限大マーク（∞）になる
清笹峠まであと１００分
久能尾までだと２３０分
ちょっとした峠を越える
道はどんどん下る
もう頑張るしかないね～
舟ケ久保の集落の向こうの山を登るなんて言わないでね
下りで気を良くしていたらまたまた登り
誰も通らないことを良いことに大きくはぁはぁと息をしながら喘いで登るヘアピン
そして下り
下りになるとシメシメと小走り（＾＾；
赤い車がビューンと追い抜いて直ぐにカーブで見えなくなる
一瞬だけ奥の山並みが見えた
どこだろう
島田市より深部の山に違いないだろうがさっぱりだ
歩いている道路は県道３２号線
道の分岐にはお地蔵様
変哲の無い山の中の舗装路
静岡市に入りました～～！
１０：４５
藤枝市と静岡市の境界
清笹峠に着きました
標高 ６２１ｍ
ちょっと一休み～～（＾＾；
高台の見晴らしの良い茶畑に出る
左の山塊のそのまた向こうにひと際高く少し雪を抱いた峰々が見える
これより北側は静岡の最深部の山々
もしかしたら南アルプスの一端かもね？
高根山への表示が出てきた
まだ３㎞ ７０分もかかるのかぁ
急なザレた道を登っているとカンアオイが沢山目を出している
花も咲いてる
ギフチョウもきっといるね
しばらく歩いて雑木林を抜けると東屋のある見晴らしの良い開けた場所に着く
陽気に誘われて蝶々がひらひら
相変わらず左手（北方向）の山並みが素敵だ
暫くしていよいよ高根山への登山道になると景色は封じられてしまった
登りがきついよ～～
少し目の前が明るくなったので山頂かと思えば甘いぜーー；
でも右手に広がるのは浜名湖から駿河湾方面かしらね～
いい眺めだ
もう少し空気が澄んでるといいのにね
何とか登り切った
けど気になるマルカシの案内表示
行ってみますか
しかしどんどん下るのでやんぴ～～
コースに戻って進むと
行かなくて良かった、また登り返すか本コースをショーカットして蔵田から先の
宇嶺の滝へと行く道だった！！
こんな巨木も見たし良しとしましょう
１２：２５
どうにかこうにか高根山山頂に到着！！
標高８７１m
家山から標高差７００mはあったね～～
もうお昼にするしかないでしょ
切り株に腰かけて浜名湖駿河湾方面の眺めを楽しみながら
おにぎりとパンとコーヒーでゆっくりくつろぎましょう
２５分も休憩してるとポカポカ陽気で眠くなるので
記念写真を撮って出発～～（＾＾；
高根白山神社奥の院に立ち寄って
奥にはNTT中継所の立派な電波塔がありました
ちょっと足元注意の急なジグザグ道を下ります
１３：１０
程なく高根白山神社に到着
１０月に行われる古代神楽がこの地では有名らしい
大杉に囲まれた標高７００mに位置する静かなたたずまい
さぁここからは一気に３００mほどを下りますよ
それもクネクネの車道です
途中にトイレがあり広場になっている場所は
藤枝市の富士山ビューポイント
確かに見えました～～（笑！）
もう何回右に左にカーブを切ったかしら
膝に堪えるよといいつつ殆ど勝手に足が先に行く
やっと里が見えてきた
下り着く頃に目の前に巨木が見えてきた
でっかいわ～！！
鼻先の大杉
圧倒されて暫しぽか～んと口を開けて見物
そうそう蔵田からのバス便、夕方到着予定だったからこの時間帯は調べてないのよね
ただいまの時間は１３：５０
昼間の便あるかしらね
急ごうと言いながらこんな登山口に興味津々
これが東京の高尾山ならゴールだぁ（爆）
お～見えてきた蔵田の交差点
次のコースの道標を確認してバス停を探しに行く
この日、家山を出てから久しぶりのお店だ
下ってきたのよねあの山から
バス停を通り越して
バイパスルートのびく石登山口へと歩いてしまって途中で引き返し無事にバス停に着いた
１４：００
１４：３０ 過ぎのバスがある
良かった
午前中、藤枝駅からここへ今日くることにしてたらたいへんだったね
マラソン大会で運休
やってきたバスは藤枝市自主運行のマイクロバス
乗客はワタシ一人
瀬戸谷ゆらく温泉で路線を乗り継ぐとマイクロバスは満席
藤枝駅前まで
１６：００近くになっていた
三連休確保してきたので今日はここ藤枝駅前のビジネスホテルに泊まることにします
予約なしだったけど無事にバス停のすぐ前の東△インにチェックイン
足がもう少し軽ければ明日のコースまで歩くつもりだったのだけど
～～～ 続きます ～～～
川根温泉への車道を交差点まで進む
交差点を右折して登りが始まる
大きく東海自然歩道は左へカーブして登って行く
やがて車も殆ど通らない静かな山の中の車道
平坦な道がゆるくカーブを繰り返しながら続く
一台の車が止り「東京まで行くのですか「と問われて
「ハイそのつもりです」と笑って応える
「がんばってやぁ」の言葉に励まされて気分よく足を進める
まだ歩きだして３０分
目的地の蔵田まで ３９５分だよ～
先ずは上河内へ向かいましょう
変化に乏しい山の中
時折出現する小滝を写しながら進む
足もとの花はジロボウエンゴサクかな？
一色の小さな集落を通り
８：２５ 上河内の集落に入った
ちょっとした集落の中心部に着く
また一台車が止まった
どこから来たんですか、今日はどこまで？
この先に橋を渡って山に入ると獣除けの柵がありますから開閉して進んでくださいね
気を付けて
この辺りの人はたまに歩く人を見かけるのだろう
女一人とはとやっぱり言われる（＾＾；
苔むした小さな橋が見えてきた
流れる川は身成川
更に木橋を渡って急坂を登ると出てきましたね獣除けの柵
親切な言葉が並んでます
見事な茶畑に出ました
急斜面に広がる茶畑の中を登って行きます
かなりの高度まで登る
今日は素晴らしい天気、薄着で登っても汗をかきます
振り返ると遠く蒼く連なる山並み
もしかして先週西へと歩いた大日山～鳥居沢山～春埜山かも知れないなぁ
標高 ８００m～９３０m の山並みだ
更に汗かきかき茶畑の急登を山道へと進む
９：２５ 茶畑を眺めながら一呼吸してまた獣除けの柵を開閉して山道へと突入
あるある～苦手な木階段
なんとか尾根に乗っかり快適な尾根歩き
が直ぐに下って登りとなる（－－；
１０：０５ 笑い仏
小さな小さな笑い仏様
秋葉街道であり昔は馬も通っていたようで
何故かこのお地蔵様の前にくると馬も人も笑い転げたとか？
西方向に展望が開けベンチもあるので水分しっかり補給し行動食で小休止
確かに見える山並みは大日山コースの稜線だ
谷間に小さく見え隠れする集落は上河内辺りだろう
あそこから登って来たのだ
まだ家山からここ笑い仏さんまで来たばかり
この先のコースを思い描けば笑い転げる訳には行かない
腰が重たくならないうちに出発だ
植林地を登って下り始めると伐採現場
今日は日曜日なので作業は休み
植林地に陽が射して明るくて助かる
道が急な下りになった頃に小さなお地蔵さん
右やまのみち
左秋葉山・・
と読める
秋葉街道を行く人々を見守ってきたのだね
急坂を下って暫く平坦な道に降りまた少し登ると
着いたのが西向きの吊り橋
地図表示からもう少し大きな吊り橋かと想像していた
しかも下は林道だ （＾＾；
１０：４０
少し進むとベンチもあり休憩にはもってこいの場所に到着
茶畑の上を霧が流れるようにスギ花粉が飛んでいる！！
１０：５０
そうのんびりもしておられないので
歩を進めよう
今日の予定の半分くらいまで歩いてきたかな
～～～～～～続く～～～～～
程なく犬居の城下町
古刹、瑞雲院の山門が立派だ
時間はたっぷりあるが雨降りでは見物もままならないので通過
車道をそのまま進む
雨脚がきつくなってきた
ザックカバーをするのも合羽を着るのも面倒
傘差し歩行
犬居城址への登り口は車道の上の跨線橋
山手に向かって登り始めると更に山に入る様に指導票
山道を登り始める、もう少しかなと軽い気持ちで登るがなかなかに急坂が続く
結構きついよ～と言ってると犬居城址まで登ってきた
天守には展望台があった
雨の中では写真も見物もままならないので歴史を感じて通過
何故か役行者様もお座りになっておられる
山城らしき雰囲気の急な下りの山中を行く
天気なら犬居の街並みも見下ろせるであろうが僅かに学校らしき建物が見えるだけ
もう街へと下るだろうと歩くが思ったより下りが長い
登らなくてもいいのに～（笑）
やっと赤い鳥居をくぐって人里へ降りてきた
転げそうな舗装の坂道を下って車道に出る
車道を少し歩いて秋葉橋を左に見て見覚えのある灯篭
秋葉神社下社に到着
前回はここから西へと秋葉神社上社へ登り静岡・愛知県境へと歩いた
これで今回の歩きの予定は終了
お詣りの方もない雨の月曜日
バスの本数も少なくちょっと前に西加島駅行は出たばかり
お土産屋さん兼旅館の門前屋さんがとても親切に二時間近い時間を過ごさせて下すった
１１時過ぎのバスに揺られて西加島駅で遠州鉄道で新浜松へ
浜松駅から新幹線で帰路についた
もちろんジパングです（＾＾；
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さてさて続いて歩いた大井川鉄道家山駅から東へ蔵田～久能尾まで
端折ってでも書きましょうかね （笑！）
