NTT労組退職者の会広島県支部協議会

NTT労組退職者の会広島県支部協議会の仲間とコミュニケーションを図るツールとして開設

福山むつみ俳句会

2023年03月21日 22時45分46秒 | 俳句
福山むつみ俳句会         2023.03.20   NO.360               
  3月 定例句会の結果 (出席者 互選)  
雛の笑みそっと真似してみたりして 藤原 泰江
さまざまな鳥の寛ぐ汐干潟 藤井冨士子
マスクとれ胸はる行進甲子園 作田 嘉弘
春日傘たたみて船に乗る少女 浜谷 義和
強東風や踏みしペダルに力入れ 林  久晴
永き日や畦の端まで野良仕事 大平 康子
常夜燈の影はっきりと春隣 多木 伸一
生きること読む書く楽し吾の春 横山ノブコ
風やさしほのかに香る黄水仙 倉田 里子
ひきこもる天気いいのに花粉症 高木 光子
 
   福山むつみ俳句会 360号  2023年3月発行  
                               PC編集  浜谷義和    
   次回の句会は 4月17日(月)の予定です  
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福山むつみ俳句会

2023年02月21日 21時57分42秒 | 俳句
福山むつみ俳句会         2023.02.20   NO.359               
  2月 定例句会の結果 (出席者 互選)  
春浅し木立と遊ぶ風の音 藤原 泰江
子らの声なき鬼やらひいと寂し 多木 伸一
梅ふふむ友と語らふ朝の庭 浜谷 義和
凍解(いてどけ)の音を聞きつつ畦道を 林  久晴
いそいそと四温日和の畑に行く 藤井冨士子
春の海遠く浮く船いずこより 大平 康子
笹子鳴く自慢の庭の梅の花 作田 嘉弘
明日帰る娘の部屋に春日さす 高木 光子
姿見に赤き重ね着古りにけり 横山ノブコ
 
 福山むつみ俳句会 359号  2023年2月発行    
          PC編集  浜谷義和   
  次回の句会は 3月20日(月)の予定です                                
   
   
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令和5年2月定例句会 第34回「花衣会」

2023年02月20日 16時34分23秒 | 俳句

 

 ~今月の特選句

  とんど燃ゆ破竹めらめら天空へ・・・順子

  

    プーチンのウクライナ侵攻を受けて、岸田内閣は安全保障関連3文

   章を改定し、国会にも諮らず閣議議決定した。 防衛費はGDP比2%

   まで増額され5年間で43兆円となり、世界で4番目の軍事大国にな

   ると言う。

    また反撃能力も保有し、ミサイルを撃たれたら撃ち返し、撃たれそ

   うになったら先に撃つのだそうだ。 専守防衛のこれまでの自衛隊に

   この能力を持たせると言う。 

    そもそも戦車と大砲と爆弾で、国際紛争を解決することなどあり得

   ないこと。 双方が冷静に議論し、納得できる結論を得るための外

   交的な努力こそが必要である。 平和憲法を持つ日本が目指すのは、

   武力による威嚇ではなく、人道的な支援ではなかろうか・・。

            

    さて皆様、こんな厳しい情勢の日々、いかがお過ごしでしょか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささやかなが

   ら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

    その作品集の発行数は、今月で131号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

  第34回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和5年 2月14日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    深山入る寒波襲来無音の滝・・・沖本 惠子

     切干の少し黄ばみて網ゆれる・・勝島 千波

     しぐれ降る空を仰げば鉛色・・・小林 順子

    街灯に雪降りそそぐ夜明けかな・・・立川 良臣

    雪の朝色なき世界山河黙・・・土居 旭

    朝茶立てすする静かさ寒に入る・・・長岡 和子  

    しんしんと雪降る庭に梅の花・・・浜本 文雄 

     腰痛で始めた体操膝痛め(川柳)・・・松本 健三

 

     今回も力作ありがとうございました。

   勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではない

   でしょうか。

    次回も健吟をお待ちしております。

 

      

    次回の勉強会は、月11日 (火)午後2時から

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を月5迄に濱本さんまでお願いします。

 

 

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福山むつみ俳句会

2023年01月20日 13時57分52秒 | 俳句
   福山むつみ俳句会         2023.01.16   NO.358               
      1月定例句会の結果 (出席者 互選)  
今日を生き未来(あす)を夢みて日記買ふ 多木 伸一
録画見て深夜に一人初笑 林  久晴
元旦は振る舞ひ酒の世話係 浜谷 義和
夜更しの堪(こた)うる老の年籠 藤原 泰江
座り込み波よけに待つ初日の出 藤井冨士子
久しぶり腹から笑った福笑 大平 康子
パチパチのとんどに群れる街の児ら 作田 嘉弘
除夜の鐘息子とついて年明ける 高木 光子
寒椿夜廻りの人にほほえんで 倉田 里子
デイケアの七種粥に舌つづみ 横山ノブコ

  寒中お見舞い申し上げます💖

 
 
   福山むつみ俳句会 358号  2023年1月発行  
                               PC編集  浜谷義和    
   次回の句会は 2月20日(月)の予定です!!  
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令和4年12月定例句会 第33回「花衣会」

2022年12月22日 12時41分43秒 | 俳句

 

 ~今月の特選句

  木洩れ日の深き谷間の冬もみじ・・・和子

  

    コロナ禍もプーチンのウクライナ侵攻も、終焉のめどがつかない。

   これによって世界中の人々が苦しむこととなった。

    一年を締め括る漢字の一文字は「戦」。 悲しいかな、いつでもど

   こでも戦いが起きても不思議のない国際情勢になりつつある。 日本

   も然り・・。 しかし、軍事大国になってもらっては困る。 武力で

   は何も解決しないことは推して知るべきだ。 軍事費を積み上げるよ

   り、平和外交を積み上げて欲しい。 核兵器の保有の競争は際限がな

   い。 この競争に、我が国は絶対に加担してはならない。 平和都市

   ヒロシマの一市民として強く叫びたい・・・。

         

    さて皆様、こんな厳しい情勢に合わせたような寒波の襲来、厳しい

   日々、いかがお過ごしでしょか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささやかなが

   ら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

    その作品集の発行数は、今月で129号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

  第33回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和4年 12月6日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    皆既食秋の夜空のワンマンショー・・・沖本 惠子

     木洩れ日や紅葉の葉先の雫赤・・勝島 千波

     在りし日の母偲びつつ冬紅葉・・・小林 順子

    カルガモや河口に戯れ冬迎う・・・立川 良臣

    北の地の凍てつく空にミサイル弾・・・土居 旭

    古里の言葉で話す夜長かな・・・長岡 和子  

    枯葉舞う境内歩く暮の刻・・浜本 文雄 

     二時間も待って病名加齢です・・・松本 健三

 

     今回も力作ありがとうございました。

   勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではない

   でしょうか。

    次回も健吟をお待ちしております。

 

      

    次回の勉強会は、月14日 (火)午後2時から

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を月7迄に濱本さんまでお願いします。

 

 

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福山むつみ俳句会 2022.12.19  357

2022年12月21日 18時12分59秒 | 俳句
福山むつみ俳句会                 2022.12.19   NO.357               
  定例句会の結果 (出席者 互選)  
着ぶくれて襷食い込む警備員 藤原 泰江
老ひとりあれもこれもの年用意 多木 伸一
自販機に故障の紙や片時雨 藤井冨士子
老骨の背中に懐炉ひと仕事 浜谷 義和
吊し柿ゆれる坂道妻籠宿 作田 嘉弘
雑炊のぬくもる身体ぬぐう口 横山ノブコ
日向ぼこ昨日も今日も同じ場所 林  久晴
見えにくい眼鏡を磨く大晦日 倉田 里子
雪花の円舞すテラス暖かし 大平 康子
雪情報いそいでさがす防寒着 高木 光子
 

 福山むつみ俳句会 357号  2022年12月発行  

       PC編集  浜谷義和       

 *次回句会は 2023.1.16 です   

 
   
   
   
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福山むつみ俳句会

2022年11月24日 18時47分15秒 | 俳句
福山むつみ俳句会         2022.11.21   NO.356               
  定例句会の結果 (出席者 互選)  
罰点の椅子のテープに散紅葉 藤原 泰江
傘寿未だ余生にあらず吾亦紅 多木 伸一
渋柿をむきつつ想う遠き孫 大平 康子
山里に灯ともる帰路や秋の暮  浜谷 義和
豊作の自慢の甘藷児らの手に 作田 嘉弘
銀杏並木黄色が続く通学路 倉田 里子
小走りに取り入れおくれ初時雨 林  久晴
園児行く歩道色どる落葉かな 藤井冨士子
白色の山茶花咲いて夕の道 高木 光子
   
 
   福山むつみ俳句会 356号 2022年11月発行  
                   PC編集  浜谷義和  
       次回定例句会は12月19日です  
   
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令和4年10月定例句会 第32回「花衣会」

2022年10月25日 11時52分27秒 | 俳句

 

  ~今月の特選句

  朝露や光る沿線電車道・・・惠子

  日溜りを求め飛び交う秋の蝶・・・順子

    故郷の季節が届く梨甘し・・・文雄

 

 

    倫理なき殺戮と、際限のない破壊を繰り返す狂気のプーチン。エネ

   ルギー施設を徹底破壊して、ウクライナ人を凍え死させる戦略。

    一方、中国の習近平は独裁者の体制作りに奔走し、台湾等の国々に

   プーチンと同じような侵略を企てている。

    ロシアも中国も指導者の思考は、一体どのような構造になっている

   のか問いたい・・。 

      

    さて皆様、コロナ禍や異常気象、核戦争の気配等々、人類の生存が

   問われるような厳しい情勢の日々、いかがお過ごしでしょか。 

 

       俳句・川柳などの短詩型文芸同好会「花衣会」では、ささやかなが

   ら、毎月各自3句の作品を会報に投句し発行しています。

    その作品集の発行数は、今月で127号になりました。

    また、平成29年から勉強会として、句会を2ヶ月毎に開催しています。

   今回は、その内容を報告いたします。

 

  第32回「花衣会」句会開催!!

 

        と き  令和4年 10月11日(火) 午後2時から

    ところ  広島市中区基町 NTT基町ビル7階会議室

    出句数  各自3句

    リーダー 立川 良臣

    事務局  土居 旭・濱本 文雄

   

    今回は、その中から1句ずつ選句した作品を掲載いたします。

 

    長き夜思い書き込む自由帳・・・沖本 惠子

     雨風に倒れし鶏頭壺に生け・・勝島 千波

     台風の過ぎて大空澄み渡る・・・小林 順子

    秋風がそっと寄り添い目を覚ます・・・立川 良臣

    手を合わす霊気清々良夜かな・・・土居 旭

    戦火などなきが如しの十三夜・・・長岡 和子  

    秋めくや台風一過朝の風・・浜本 文雄 

     岸田さん長男任官場を読まず・・・松本 健三

 

     今回も力作ありがとうございました。

   勉強会での研鑽の成果が、少しずつ現れているのではない

   でしょうか。

    次回も健吟をお待ちしております。

 

      

    次回の勉強会は、12月6日 (火)午後2時から

      (会場の都合により6日に変更です)

   会場は、NTT基町ビル7階 会議室です。

    投句は、3句を12月1迄に濱本さんまでお願いします。

 

 

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福山むつみ俳句会  2022.10

2022年10月22日 10時13分30秒 | 俳句
福山むつみ俳句会        2022.10.17 NO.355            
  定例句会の結果 (出席者 互選)  
大根蒔く一粒ずつに老いの夢 藤原泰江
冬支度今日か明日かと老い二人 林 久晴
積読(つんどく)の中より選ぶ夜長かな 多木伸一
深みゆくものに桔梗と空の青 倉田里子
満開のコスモスの花風が湧く 高木光子
涼快やデイケアの皆首廻し 横山ノブコ
鐘太鼓心躍るや秋祭り 浜谷義和
水面に深さを見せて秋の空 作田嘉弘
やっときた暑き日々さり木犀香 大平康子
傘付けて地蔵顔なる吊し柿 藤井富志子
 
   福山むつみ俳句会 355号  
     令和4年(2022年)10月発行  
        PC編集  浜谷義和  
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福山むつみ俳句会 2022.09.26 NO.354

2022年09月27日 19時02分49秒 | 俳句
福山むつみ俳句会                NO.354               
  定例句会の結果 (出席者 互選)  
たわいなく語る夜長の老夫婦 藤原泰江
挨拶は決まり文句の暑さかな 多木伸一
コスモスのしなやかな揺れ風さやか 大平康子
裏山の木の実しぐれや獣道 浜谷義和
靴ひもに留まりし秋の蝶みつけ 林 久晴
秋時雨心の中にぱらぱらと 倉田里子
大玉の秋の味覚はとげの中 作田嘉弘
秋澄むやペンギン歩きする夫と 藤井富志子
白鷺のヒナ独り立ち旅立ちぬ 高木光子
   
 
   福山むつみ俳句会 354号  R4年(2022年)9月発行  
                       PC編集  浜谷義和  
        10月定例句会は10月17日予定  
   
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