へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

自分勝手な高齢者たち

2012年02月17日 18時58分24秒 | Weblog
私自身もその一員なのだが、今の社会を住み難くしているのは、私も含めた「高齢者」たちではないだろうか。

この記事の内容は、本来ある人のブログにコメントとして書くつもりでいたのだが、少々過激?な部分もあり、何度もコメントするのがはばかれるので、ここに書くことにしたのです。

何度も同じ問題にコメントを繰り返すと「アラシ」と言われかねませんから。

事の発端は、原発建設に関する問題で、データーに嘘があることに触れています。

ところが・・・・・。

そのことを非難するようなことばかりが書かれていて、それを改善する事には触れていないのです。

国会議員や専門家たちに心を改めるように要求するのは良いのだが、そのような社会を作り上げたのはいったい誰なのであろうか。

私は、議員や専門家たちの考えを改めさせるには「国民自身」が変わる必要があると思っている。

しかし・・・・。

その人は「子供を教育する事から始めなくてはいけないので、時間がかかりすぎる」と言う趣旨の回答をしているのだが・・・・。

「子供を教育することから」と簡単に言うが、そのような教育ができる教師がいないではないか。

教師がいなければ教育が出来るはずもなく、永久に問題は解決しないのである。

それでは一体どうすればよいのかと言うと「我々高齢者が考えを改める」のが最もよい方法であると私は思っている。

今の社会を作った元凶?は我々高齢者で、後に続く若い世代は「その背中」を見て育ってきたので、高齢者が変わらなければ日本の社会も変わらないのである。

「子供は親の背中を見て育つ」と言うように、我々高齢者が手本を見せる必要があるのだ。

しかし・・・・。

現実の世界は全く逆で、高齢者は「既得権益」にしがみつくばかりで、若い世代の事など考えようともしない。

これで世の中が変われば「奇跡」だろう。

民主党政権になった当時、官僚などが「既得権益」にしがみついている事が問題になったが、最も既得権益にしがみついているのは「高齢者」の方ではないだろうか。

「人の振り見て我が振り直せ」と昔はよく言ったものだが、それを言っていた本人たちが出来ないのである。

自分が出来ない事を他人に要求する。

これは「身勝手」の典型ではないだろうか。

世の中を変えたいのなら「自分自身が手本を示す」と言うことが必要なのだが、高齢者たちは既得権益にしがみついて離そうとしない。

「消費税が引き上げられると暮らしてゆけない」と言う高齢者が多いが、自分たちだけが暮らしてゆけばそれでよいのだろうか。

我々高齢者は「若い世代に支えられている」と言うことに「全く気づいていない」と言うより、自らの既得権益を守るために「シカト」しているだけなのである。

一千兆円にも及ぶ国の借金にしても、我々高齢者が若い頃に作り始めたもので、そのツケを後の世代に押し付けている。

こんな身勝手な高齢者がいる限り、日本の将来は「お先真っ暗」だと思うがね。

「少子高齢化社会」と言うが、これは「高齢者が多数を占める」と言うことに他ならず、何事にも「多数決」で決めたがる日本社会では邪魔な存在でしかないだろう。

これは私が良く書くところの「数の暴力」にもつながるのだ。

数に物をお言わせるような社会ではどうしようもないだろう。
コメント (2)
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