へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

さすがの私も食欲がありません

2012年03月13日 21時00分27秒 | Weblog
1週間ほど前から食欲が減退していて、食べるのに苦労をしています。
しかし、何とか体重は維持できていますが・・・・。
主治医によると、薬の副作用で体重が減る人が多いとのことで、そのことが一番心配だと言っていました。
取り敢えずは現状維持で推移しているが、どうしても栄養的に偏ってしまい、ビタミン剤などのサプリメントで補うように心がけています。
最近は食べられるものが増えて喜んでいたのだが、思わぬ落とし穴です。
手術による後遺症(味覚異常)も大きく関係しているようで、少し食べると味覚が変わり、数口で食べる気がなくなってしまうのです。
そんな中で唯一美味しいと感じる物があります。
それは「コカコーラ」なのです。
私が始めてコカコーラを飲んだのは60年近くも前のことです。
その当時は殆ど売られておらず、初めて飲んだのは「米軍横田基地」だったのです。
5月だったと思うが、米軍の「三軍記念日」で基地が開放され、そこで売っているものを飲んだのです。
しかし、コカコーラの話はすでに中学の同級生に聞かされていました。
彼は横須賀に住んでいて、米軍の放出品として小学生になる前から飲んでいたそうです。
彼から「美味しいよーーッ!」と聞かせれていたので、一緒に行った親友と思い切って飲んでみたのです。
そこときの感想は「薬くせーーーッ!」としか感じなかったのですが・・・・。
「こんなものの何処が美味しいんだ!」と言う気持ちも強かったですね。
その頃からあちこちで売られるようになり、気がつくと虜になっていました。
20代後半になると正に「中毒」と言っても良い状態になりましたが、今はそれほどでもありませんがね。
当時は1日に3リットルも飲んだことがあるほどでした。
会社の車が自由に使えたので休みの日はよく釣りに行ったもので、その時は500ミリリットルの瓶を4本持って行くのですが、釣り場に着く前に1本は飲んでしまい、帰る頃には4本とも空になっていました。
帰る途中でも一本買い、家に帰ってから更に1本飲んでいたのです。
今考えると「よく糖尿病にならなかったものだ」と言う気持ちが強いです。
糖尿病はかなり遺伝的な要素が強いようで、同じ家系に偏る傾向が強いようです。
私は女の子が驚くほどの甘党なのだが、先日のPETの事前検査でも「血糖値は非常に良いです」と言われました。
合わせて測定した血圧でも「下が60は男の人にはめずらしい」と言われ、動脈硬化とも縁がなさそうだと言われたのですが・・・・。
食欲減退は過去にも殆どなく、以前とは正反対の「体重の減少」に悩まされそうです。
しかし、それでも唯一の救いはあります。
「エンシュアリキッド」と言う缶入りの飲み物があるのです。
これはほぼ完全な栄養食品で、メーカーは違いますが、これと同等の物で2ヵ月半過ごしましたからね。
鼻からチューブを入れていたので味はわからなかったのだが、いざ飲むと不味かったです。
医師の処方箋がないと買えないもので、1日分の栄養の30%くらいはこれで補っています。
忙しいときは「50%以上」と言う日もあります。
始めは不味いと思っていたのだが、慣れるとそれほどでもなく、今では手放せない存在になっています。
多くの人は「不味くて飲めない」と言って断念する人が多いそうで、私は珍しい存在と言っても過言ではないかも・・・・。
コメント (2)
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