へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

あれから5年

2016年03月11日 18時19分49秒 | 舌癌手術後の経過
今日は3.11大震災から丸5年になるため、「あれから5年」と言うワードが飛び交っているだろう。

「5年」と言う言葉は、癌に関しても良く使われる言葉である。


「5年経てば再発や転移のリスクが低くなる」と言われ、5年経つと「完治した」と思っている人も居るようだが、5年と言うのは一つの「目安」にしか過ぎず、癌の種類によっては5年経っても安心できない場合も多い。



で、私の場合は、術後5年まではまだ7ヶ月ある。

先月行なった「PET検査」では異常は見つからなかったが、だからと言って、「これで大丈夫」と言う保障はない。




さて・・・・。

今日は3.11に関する報道が多く、復興の遅れも問題になっているが・・・・。


正直「5年経ってもまだまだ」と言った間は否めないが、これはある意味仕方ないことではないだろうか。



私は舌癌の手術により、舌の半分近くを失った。

リンパ節の1つにも転移の可能性があり、それも摘出された。


が・・・・。

それ以外の体の部分にもかなりの影響は出ていたが、その多くは元通りに近い回復を遂げている。


そのことを視点を変えて考えると、私の体と日本列島が重なっているようにも思える。



今の私は、外見上はそれ程ダメージが残っているようには見えないが、手術によって失った部分は永久に元には戻らないのである。





食べること。

手術前を10とすれば、1か2と言ったところか。

おそらく、3まで回復するのがやっとかも。


食事を簡単に済ませようと思えば1時間以内で済ませることは可能だが、そうすると栄養面で大きくバランスが崩れる。

栄養面のバランスを考えると・・・・。

今でも2時間近くかかる「重労働」と言いたくなるような有様である。


なので、当然のこと、言葉の不自由さも大きく残っている。

ただ単に話をするのであれば、70%くらいは何とか通じるが、それ以上何処まで回復できるのか。


なので、気心の知れた相手であれば話しもかなり通じるが、そうでないと話しがかみ合わないことも多い。



電話では特にそうである。




「プロ並」と言われていた歌も、もう歌えない。


お金を払って、最新の再生治療を施してもらえばもう少し良くなるだろうが、それは無理な相談であろう。






リハビリにしても、大都市であればそれ相応に受けることも可能だろうが、過疎化している小さな町では、これもまた無理な相談である。


が・・・・。


私は3.11大震災の被害を殆んど受けていないので、それを考えればまだ幸せだと思わなければいけないであろう。



それに、もっとひどい状態で頑張っている人も居るのだから・・・・。
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体重計がおかしい?

2016年03月11日 04時06分05秒 | とりとめのない話



これは体重計に設定した私の数字です。


73歳で身長は153.5センチ。







これはお風呂から出た少し後に計った数値。


5年前は、体重は62キロ近くあり、体脂肪率も22%くらいであった。



それが、11年の10月に舌癌の手術(2ヶ月で3回)をして以来、ほぼこのくらいの状態を維持している。


で、一体どこがおかしいのか。




それは、次の画像を見ればわかるかも。


この体重計は「体内年齢」も計れるのだが・・・・。













下の数字が体内年齢です。


後3ヶ月で74になる私の体内年齢が・・・・。





25歳も若い「48歳」と表示される。

それも、今回だけではない。


殆んど毎回この数字が出る。




ちなみに・・・・。







これはほぼ4年前(12年2月)の記録。







体重も体脂肪率もほぼ同じ。



体内年齢はいつもこの数字になるので、これが設定の限界なのかも。


69歳の時も25歳若く表示される。





体重計がおかしいのでなければよいのだが・・・・。
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