へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

詐欺は、騙す方も悪いが、騙される方も悪い

2009年12月05日 03時34分35秒 | Weblog
「上手い話には気をつけろ」とよく言われるように、上手い話など早々あるわけがないのであるが、欲に目がくらんだ人は簡単に騙されてしまうようで、私に言わせれば、今回の民主党政権誕生は「その典型的な例」と言っても過言ではないだろう。
前の記事にも書いているように、家計が給与と言う収入の中でやり繰りしなければ、遅かれ早かれ「借金地獄」に陥るのは仕方のないことで、国の事業にしても、税収の範囲以内でやり繰りしなくては「国債の増発→借金大国→財政破綻・・・・」と言う事になるのは仕方ないであろう。
さて、タイトルの「詐欺は、騙す方も悪いが、騙される方も悪い」であるが、ここで民主党のマニュフェストを詐欺だと言うと問題が発生しかねないので敢えて言わないが、かなり早い段階から財源に問題があることが指摘されていた事と、世界的不況の中で「税収の落ち込み」と言う問題も取りざたされていた事を考えれば「騙される方も悪い」と言わざるを得ないだろうが、そのツケを払うのは「騙された本人ではない」と言うところが重大な問題なのである。
遺産相続であれば、親の作った借金は「相続放棄」と言う手段で免れる事も出来るだろうが、国の借金は相続放棄などという手段は使えず、増え続ける国債などの債務の償還が出来なくなり、「債務不履行」などと言う事にでもなれば「国際的な信用問題」になり大変な事になるのである。
このように厳しい財政事情の中で誕生した民主党を中心とする連立政権には、当然の事ではあるが、早くも亀裂が出来始めており、悪くすると「内部崩壊」と言う事態も有り得る状態になっているのではないだろうか。
しかしながら・・・・、である。
仮の話であるが、「民主党政権が崩壊」と言う事態になったとしても、「その後をどの政党が引き継ぐか」と言う問題も十分に考えておかねばならないのだが、非常に残念なことではあるが、「自分に都合の良い政策(私利私欲)を求める」と言う国民の意識が変わらなければ、自民党を始めてするどの政党が引き継いだとしても「大同小異」でしかないだろう。
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