小琴のしっぽ

うれしいことみーつけた。

どうしても

2011年08月14日 | 日記
またまた 私好みの帯

  ヤフオクで見つけてしまった.....


  船に龍ときたら どうしてもうちの子になって欲しい。


アンティークもので 多少何某かあるのは納得の上。


幸いなことに
ライバル出現せず

格安の設定価格のまんまで落札できました。


商品説明にあった長さと 柄の置かれ方が気になっていたので

 手元に届いて 早速確認しました。



昔の帯で短いのはよくあるのですが

こちらは
中途半端な長さで 
しかも 船や龍に刺繍されている場をお太鼓にもってこようとしたら
胴に巻く分が足りない..


逆さ柄ではないので引き抜き結びもできません。


かといって刺繍されていない船柄をお太鼓にしてもつまらない。

画像ではわかりづらいですが
右側の塩瀬の帯と並べてみて ちょうどお太鼓の位置にきている船柄には 刺繍がないのです。
その上方に見えている船柄には刺繍があります。






  ええぃっ
    思い切って   切っちゃえっ
 



 刺繍のない柄部分を長めに切り取って (必然的に 刺繍アリのお船さんが下におりてくる)
 その一部を胴部分の締めれば隠れるあたりにはめ込んで 
 胴巻き分も確保しました。

    あれをこっちへ  これをあっちへ、 と ややこしいことでした。

  20㌢くらい端布が出て、 
    トータルで  ちょうど締めやすい長さに仕上げました。


  裏地は黒繻子地なので 弱ったら嫌なので 接着芯の布製のを貼り付けました。
    (うまい具合に黒地のが買い置きでありました。)

    すんごい がんばりましたっ

  完成です。
 
   
    あちこち縫ったところは 締めてしまえば見えません。