小琴のしっぽ

うれしいことみーつけた。

忘備のために

2014年01月10日 | 食べること


ここ数年はおせちをお店で頼んでいたのですが、

今年はちょっとがんばりました。


それでこのお重をお初でおろしました。
漆塗ですが、優しい白です。


拵えたのは、
黒豆、おなます、お煮しめ、だし巻き、竹の子炊いたの、小芋の炊いたの、豚の角煮、カナッペ、

それからロースロビーフ



サーモンマリネ



以下は既製のもの。
栗きんとん、たらこの昆布巻き、テリーヌ2種、かまぼこ、

お決まりの数の子とか、有頭エビとか、うちはないです。田作りも今年は用意しませんでした。


そして、
元旦の夜には
お餅(しゃぶしゃぶ用)をラザニアの代わりに。

これは好評でしたので、来年も。


私の生家では金時人参の胡麻よごし、たたきごぼう、くわいの炊いたの、どんこの干しシイタケの炊いたの、高野豆腐の炊いたの、こんにゃくの結び煮、等々
単品の煮物やあえ物が用意されていましたが、

結婚してからは ひっくるめてお煮しめにしています。
(単に金時人参が嫌いだったり、くわいは恐る恐る食べるのがいややったりするわけで....)

でも、今年のお箸の進み具合から、この次からはお煮しめをどうしようかなぁ、と思っています。

家族の好むものに力を入れていこうかな、これからは。



主人の家ではとうにそのような習慣になっていたようでした。
従来のおせちに加えて、
“みんなの好物で、前もって用意しておけて、なおかつ日持ちのするお料理”という条件を満たした品々が揃っていました。

そういえば、義母の“蟹の巻き揚げ”は絶品でした。
義母が現役でおうちを切り盛りされていた頃は、同居ではなく、
私は遠慮がちな嫁やったので、ご馳走になかなか手を伸ばせずにいたことが、

あぁ、今思えば......