
スズメバチの巣。
初夏に見つけたときはホントにびっくりで、
どう対処するか頭を痛めていたのですが...。
結局そのままにしておいて、
姫シャラの樹には近づかないように気をつけていました。
それでも
三つ葉を摘みに、ニラを摘みに、小芋の様子を見に、
どうしてもそばまで行かないとできない作業もありました。
その度に ぶんぶんと蜂が出迎えてくれていました。
向こうは向こうで警戒していたんでしょうね。
庭に出る時は黒い服は着ない。
香るものを付けない。
樹を揺らさない。
.....などなどに留意して
しずか~に 土いじり。
気を遣いましたが、
お互いに、それぞれの生活の場に侵入し、脅かす態度に出なければ、
何事もなく共生することができたのです。
寒くなり始めたころには蜂の姿も見かけなくなり
そこに巣があったことさえうっかりしてしまうようになったある日、
ふと見上げたら
巣が真っ二つに割れていて、下から覗きこんだら綺麗な六角の穴が....。
見計らって(蜂たち、だぁれもいない)枝を切り落としました。
女王蜂もはたらき蜂も自分たちのお役目をしっかりと終えたのでしょうね。
こんなふうなら、来年も巣をつくってもかまわないワ、と思っています。